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吾輩は/が猫デアル

2023-01-14 | まさごと

主辞 賓辞 繋辞また連辞
論理学で言う命題  
論理学で真であるとか偽であるとかいいうる言語的に表明された判断をいう。
文法学で取り入れて、主語、目的語、述語の一部になるもの。
文またセンテンスを構成するもの。
 
わがはい ねこ
わがはいが ねこ

わがはいが ネコである
わがはいは 猫である。

世界大百科事典内の主辞の言及
【主語・述語】より
>[形式論理学と文法]
 そもそも主語・述語とは,形式論理学における命題〈AはBである〉のA(それについて語るところのもの)およびB(Aについて語る事がら)に当たるものを,アリストテレスがそれぞれギリシア語でhypokeimenon,katēgoroumenonと表現したことにさかのぼるという。これが,その後ラテン語でそれぞれsubjectum,praedictumと表現され,論理学および文法の用語としてしだいに定着,今日のヨーロッパ諸言語でも継承され(たとえば英語subject,predicate),また他の言語でも用いられるようになり,日本でも主語・述語と訳してきたものである(形式論理学では主辞・賓辞とも,文法では主部・述部とも訳す)。当初のヨーロッパでは論理学と文法は密接な(元来は未分化ともいえる)関係にあり,共通の用語となったのだが,しかし,両者は目標も対象も異なる学問である(文法は今日では言語学の一部として位置づけられている)。

copula

精選版 日本国語大辞典「繋辞」の解説
けい‐じ【繋辞】
>(copula の訳語) 論理学、言語学の用語。命題の主辞と賓辞とを連結して否定または肯定を表わす語。英語の be 動詞や、「吾輩は猫である」の「である」の類。連辞。コピュラ。

ひん‐じ【賓辞】
〘名〙
① 論理学で、命題の主辞について述べる語。一般には述語から繋辞を除いた名辞。賓位。賓概念。



コピュラ または繋辞とは、文の主語と述語を結ぶための補助的な品詞をいう。コピュラによって主語と結ばれる語は名詞など、動詞以外の品詞が多い。 ウィキペディア

http://unicorn.ike.tottori-u.ac.jp/2008/s052018/paper/graduation-thesis/node59.html
コピュラ(繋辞)
>「です」や「で ある」のような文の主語とその後に置かれる後を結ぶための補助的な品詞であるコピュラ(繋辞)には,存在の意味を表すものが存在する.
日本語文法構造変換の問題点
認識されない動詞の問題点
主語の候補における問題点



日本語論66 コピュラ
2018-07-30 | 現代日本語百科

日本語のコピュラは何か。繋辞という。文法用語であるから、そのものを指す。すなわち、~ハ~ダ となる。コピュラに着目をした明治期の文法学者の慧眼による。論理学が言語形式に合わせて分析をする。分析を受けるのは、日本語では意味的に当てはめているから、コピュラ構文という呼称ができる。この日本語構文は形式をとることを指すので、その繋辞なるものは、主辞、賓辞、繋辞の語順の位置にあって、用語の解釈に揺れを起こすことになる。さらにそれだけでなく、議論が日本語にあわせたものと、日本語そのものの現象の部分を切り出したものとなる。コピュラは、形式上、AハBデアル とする限り、意味上の存在動詞にだけ、合わせて、議論するのは不可解なことになる。A、Bデアル と表現して等置することがあり、AガBデアル という形式もあって、無助詞とすること、主格を明示することと、同様に議論して、辞書義において誤解を起こさせている。日本語文法の根幹を捉えることがない。



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