現代日本語「誤」百科 814 毎日話題をされている を、例題にしている。
ひもとく 日本「誤」百科 というコラムに、日本語新百科をこしらえようとして、日本語はどうなっているかと、日本語百科を書いてしまいました。コラムの著者には解説を簡潔に書いていくという制約があるでしょう。ご苦労を思いつつ、このようなブログを書くきっかけをくださって謝いたします。
「誤」百科 814 毎日話題をされている を、例題にしている。
毎日話題にされている というのだろう。コラムの例題はいつもこのような誤用を挙げてくるので、これは例を見つけてくるのが大変だろうと思う。これもふつうに規範で思えばまず間違えようがないところであるから、どこにこの例があるかが気になるところだ。まずこのような誤用はないので、あるという前提でコラムを書くなら、その文脈などをもとになぜそうなっているかをとらえなければならないだろう。解説では 話題をする という語法で説明するので、話題になっている 話題に上っている というふうにするのは、それはそれでよい。そのうえで、この用例は する のところを、される としているので、受け身をさらに敬語の用法かと類推すると、それは文脈がないと当たらないとされるだろうけれど、Wカップの話題に興味があり、その話題を毎日される、という場面が日本語ではあり得るのである。
ひもとく 日本「誤」百科 というコラムに、日本語新百科をこしらえようとして、日本語はどうなっているかと、日本語百科を書いてしまいました。コラムの著者には解説を簡潔に書いていくという制約があるでしょう。ご苦労を思いつつ、このようなブログを書くきっかけをくださって謝いたします。
「誤」百科 814 毎日話題をされている を、例題にしている。
毎日話題にされている というのだろう。コラムの例題はいつもこのような誤用を挙げてくるので、これは例を見つけてくるのが大変だろうと思う。これもふつうに規範で思えばまず間違えようがないところであるから、どこにこの例があるかが気になるところだ。まずこのような誤用はないので、あるという前提でコラムを書くなら、その文脈などをもとになぜそうなっているかをとらえなければならないだろう。解説では 話題をする という語法で説明するので、話題になっている 話題に上っている というふうにするのは、それはそれでよい。そのうえで、この用例は する のところを、される としているので、受け身をさらに敬語の用法かと類推すると、それは文脈がないと当たらないとされるだろうけれど、Wカップの話題に興味があり、その話題を毎日される、という場面が日本語ではあり得るのである。