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SSW

2015-12-11 | 日本語百科
ローマ字の略語である。school social worker である。SSW  エス‐エス‐ダブリュー として、辞書にも採用されている。


http://educare.web.fc2.com/1115.pdf
スクールソーシャルワーカーの専門性とは何か アメリカの職能団体
>NASW Standards for School Social Work Services
<スタンダードの目的>
これらのスタンダードは、スクールソーシャルワーカーが行う支援、学校管理職員からのサポート、
そして児童、生徒とその家族が受けられる支援について大まかに定義するために作られた。
スタンダードは、スクールソーシャルワーカーが学校組織の中で効果的に仕事をするために必要な技
術、知識、価値、方法、感受性に関する意識を高めることを目的としている。
理想的には、ソーシャルワーク実践、研究、政策、教育を進める中で、これらのスタンダードが、
クールソーシャルワーク支援についてのガイドライン、目標、達成課題を明確にするきっかけになるこ
とを願っている。 (訳抜粋)
11 のスタンダード
Standard 1 Ethics and Values 倫理と価値
Standard 2 Qualifications 資格
Standard 3 Assessment アセスメント
Standard 4 Intervention 介入
Standard 5 Decision Making and Practice Evaluation 意思決定と実践評価
Standard 6 Record Keeping 記録の管理
Standard 7 Workload Management 仕事量の管理
Standard 8 Professional Development 専門性の開発・向上
Standard 9 Cultural Competence 文化的適応
Standard 10 Interdisciplinary Leadership and Collaboration
多職種の関わる学際的リーダーシップと連携
Standard 11 Advocacy アドボカシ―、権利擁護

SSWAA“National Evaluation Framework for School Social Work Practice”
「学校組織、団体が、各学校特有のニーズに合ったスクールソーシャルワークプログラムや支援を評価
するために、この評価枠組みを適用することを推奨する。」 (訳抜粋)



デジタル大辞泉
エス‐エス‐ダブリュー【SSW】
T《school social work》スクールソーシャルワーク。訪問教育相談。非行、登校拒否などの問題に直面する子供たちを、学校と家庭のパイプ役になって支えるシステム。1900年代初めに米国で誕生し、日本でも導入が進められている。そのような支援に携わる専門家のことをスクールソーシャルワーカー(SSW)という。



朝日新聞掲載「キーワード」の解説
スクールソーシャルワーカー(SSW)
「子どもを取り巻く環境」に注目して問題解決を図る。児童相談所など関係機関との役割分担を調整。社会福祉的な立場から家庭訪問をして保護者のケアをしたり、教職員への指導や助言をしたりする。県内には県教委と3政令指定都市の教委に計24人いる。文部科学省はいじめ対策として、全国に約800人いるSSWを倍増する方針を打ち出している。
(2012-09-12 朝日新聞

朝刊 神奈川全県 2地方)


Weblio英和対訳辞書
School social worker
スクールカウンセラー(SC)とは、教育機関において心理相談業務に従事する心理職専門家の職業名、および当該の任に就く者のことである。



ウイキペディア 曖昧さ回避
SSWとは

南南西の方位の略
Singer Song Writer:DTMソフトウェアの一種
スワジ語のISO 639言語コード
パキスタン空軍の特殊部隊Special Service Wingの略称
成層圏突然昇温 (Sudden stratospheric warming)



日本大百科全書(ニッポニカ)の解説
> スクールソーシャルワーカーは1900年代初頭のアメリカで、貧困地区における社会事業の一つとして誕生した。アメリカでは、1913年に学校制度として正式に採用され、訪問教師として活動が始まって以来、制度の基本は変わっていない。一方、日本での歴史はまだ浅く、教育現場においては、文部科学省が2008年度(平成20)より「スクールソーシャルワーカー活用事業」を開始したのが始まりといえる。現代の児童・生徒は、いじめや不登校などの従来の問題行動だけでなく、発達障害、虐待、家庭の貧困など、福祉的な視点を必要とする問題を抱えているケースが多くみられる。そのため、活用事業が始まると、地方では積極的な導入がみられ、短期間で成果をあげた事例も多い。しかし、スクールソーシャルワーカーの活動内容が学校内部に浸透していないため、学校内部で十分な連携がはかれなかったり、スクールカウンセラーに比べて身分や報酬面での評価があいまいだったりと、定着のためにはさまざまな問題がある。専門職としての国家資格化や、人材育成のための専門教育体制などが必要とされる。


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