現代日本語百科   けふも  お元気ですか

gooブログはじめました!日本語百科です。
現代日本語百科 ⓒ2013gooksky

ことばの語源

2024-05-23 | まさごと


言語の起源ではなくて、ことばの起源とすると日本語にふさわしいか。 240523

長い時間とさまざまな状況と条件が重なり合って、生活と脳の働きが関係して、生命の維持のために人間にとって工夫開発してきた、とすれば、それはなにあろう、道具であろうか。それに加えて言語はどう発生し人間に必要なものとなったか。言語道具説という考え方がある。

その一方で生まれてから成長する過程で言語習得できるのは、その言語の起源に合わせてみれば興味深いことである。そのシンプルな学習にも言葉の起源の謎が解明される手掛かりがあるだろう。歌起源とオノマトペによる言語本質の解説は、そこに提出されている見方である。

それでは日本語はどうなのかと、歴史時代に入ってからのことに、固有の言語に借用する語彙とその習得にはもう少し言語の起源からすすめて、ことばの起源となるようなとらえ方もできるようである。言語の起源、ことばの起源と言ってみた。それではどちらも同じかということになってくるので、ややこしくならないように、言葉の語源として、これも表記上では「ことば」の語源とすrべきで、ことばについてのそのものの語源である。

説によれば、言の葉とまで分解するが、これはどうも歌人の言葉を元のように分解して見せる用法らしく、今もってそういうふうに使いたがるのであるけれど、ことば という音結合で、音韻としての濁音化はそれで一語と見ることができるので、ことのは か、ことをは かという、対立をつくることになる。




https://imidas.jp/jijikaitai/k-40-087-14-01-g517
「言葉」はどのようにして生まれたのか
小鳥のさえずりから起源を考える
岡ノ谷一夫 東京大学大学院総合文化研究科教授)
2014/01/31
> 言語の歌起源説の概略は次のとおりだ。人間の祖先は、言葉を話す前から、歌で求愛する類人猿の一種だった。彼らは人間になる以前から、いろいろな事物を鳴き声や手の動きで示していたから、彼らの世界はたくさんの意味にあふれていた(「意味」の進化)。彼らは異性を誘うときにいろいろな歌をうたった。先に述べた小鳥のさえずりと同様に、たくさんの音を上手に組み合わせるひとは、異性から人気があった。だから、人間の歌はどんどん複雑になっていった(「歌」の進化)。


https://ocw.u-tokyo.ac.jp/daifuku_2015a_asahi_okanoya/
言葉は歌から生まれた?ヒトの言葉の起源に迫る!
2023/04/19
>これらの形質をどのように結びつけて、私たちは言葉というものを成立させたのかということです。
岡ノ谷先生はその説明として、「相互分節化仮説」という仮説を提唱します。
>音列分節化の能力と文法能力をつなぐもの


言語についてその本質を問うとき認知科学からのとらえ方を説明する考え方がある。
オノマトペから、実は今、言語学、心理学を含む認知科学という分野でその本質を観ようとする。

https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784788517820
オノマトペの認知科学 秋田 喜美 著
日本認知科学会 監修 内村 直之 解説
新曜社 2022/08発売
>内容説明
言語の起源は、オノマトペにあり!?私たちの言語活動を豊かにしてくれるオノマトペ。その表現のシックリ感の源や、語彙・文への溶け込み方を探ってみると、言語の本質までもが見えてくる。オノマトペを手がかりに言語のルーツへと迫る、明快で刺激的な入門書。
目次
1章 オノマトペは役に立つ(書き言葉のオノマトペ;話し言葉のオノマトペ)
2章 オノマトペはシックリくる(恣意性とアイコン性;音象徴 ほか)
3章 オノマトペは言葉に溶け込む(オノマトペの定義;文に溶け込む ほか)
4章 オノマトペは言語を生む?(言語オノマトペ起源説;アイコン性は言語獲得を助ける ほか)








最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。