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漢語の分類

2015-05-22 | 現代日本語百科
漢語は熟語であって、それは発音のみならず熟合する故を以て単語扱いをする日本語である。2字からなる語句を一語扱いする。もとは漢語であるから文字が語であり、それが2字で語が熟したというものである。漢語を分類してその語構成を考えることは、文字と文字とがどう関係し合うかということをとらえる。漢語は文字で語となるとその熟語は文字の語である。漢字の数は異体字を数えて110,000字に及ぶから、その二字を組み合わせて漢語とするようなものであるが、現代中国語は現代漢語常用として、国家語言文字工作委員会と国家教育委員会によって1988年に発布した漢字があり、常用字2500字、次常用字1000字、計3500字となっているから、その数は常用として2013年、通用漢字規範表となった。そうすると、日本語になった漢語は漢字熟語であり、歴史的経緯による借用があることになる。



中国語の漢字

年 辞書名     漢字数
100 説文解字 9,353
543? 玉篇 12,158
601 切韻 16,917
997 龍龕手鑑 26,430
1011 広韻 26,194
1039 集韻 53,525
1208 五音篇海 54,595
1615 字彙 33,179
1675 正字通 33,440
1716 康熙字典 47,035
1916 中華大字典(英語版) 48,000
1989 漢語大字典(英語版) 54,678
1994 中華字海 85,568
2004 異体字辞典(英語版) 106,230


2013年6月には新たな通用規範漢字表
http://ja.wikipedia.org/wiki/通用規範漢字表

『通用規範漢字表』(つうようきはんかんじひょう、簡体字 《通用规范汉字表》、拼音: Tōngyòng Guīfàn Hànzì Biǎo)は中国の教育部と国家語言文字工作委員会が共同で作成した正書法の規範とする漢字表。一般教育に必要な一級字3500字、出版等のためにさらに必要な二級字3000字、人名、地名、科学技術、文語文などに必要な三級字1605字の合計8105の簡体字を基準にした漢字を収録し、2013年から使用されている。

漢字の応用に必要となる重要漢字規範として国務院より2013年6月5日に通達され[1]、それまで規範とされてきた『現代漢語通用字表』(1988年)、『現代漢語常用字表』(1988年)、『印刷通用漢字字形表』(1965年)、『簡化字総表』(1986年)、『第一批異体字整理表』(1955年)に代えて即日使用開始された。従来の規範表5つをひとつにまとめた
>範とされていた1988年の『現代漢語通用字表』に収められた7000字と比べると、1143字が追加され、38字が削除された結果、総数が1105字増え、特に地名、人名、科学技術、文語文などの表記に必要な漢字が多く収録された。

従来の『現代漢語通用字表』、『簡化字総表』などの規範表と比べて以下の変更が提案された。
『簡化字総表』の原則にのっとり、新たに265字を類推簡化する。
『簡化字総表』で繁体字と扱われ、淘汰させるとした漢字6字[16]の復活[17]、及び異体字であると考えられていた51字[18]を収録。主に科学領域と姓名に用いる。繁体字の全面復活は行わず、類推簡化の原則を明確にし、本表以外の漢字を使用する際は類推して簡化することはしないと明記された。
『簡化字総表』に示されていた簡体字の内、49字[19]は収録されなかった。また、注釈の部分にのみ現れていた「馀(餘)」と「㝉(宀の下に一)」も未収録。
1965年発表の『印刷通用漢字字形表』に準拠していた『現代漢語常用字表』及び『現代漢語通用字表』で規則が統一されていない44字の字形調整[20]。


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