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日本語の発音 その1

2013-04-03 | 現代日本語百科
日本語の発音について

日本語発音について、わたしたちが音声と思っているのは、音声を音節にしたもの、その音韻をさしている。

50音図というのは発音が50あるよと説明できる呼び方だが、行と段をそろえて音図を書くと5つ少ないので、45になる。
45音図ではないか、というと、日本語発音をそろえて書き始めると、が きゃ ぱ などの音声を書き足すことになる。

50音図を45文字に書いて、ん っ 、この2つ書き添えれば、47文字になるが、これで日本語の音声を示したものだと言われると、誰しもそうとは思っていない。書き足す発音があって、さらには、ヴ などもあって、増えていく。

むかし、平安時代に見えるイロハ歌という手習い歌があってこれも発音を1つずつ組み合わせて同じものを使わないところから日本語発音が47あるように見えるが、イロハ47文字というように発音をカナ文字で示したものであった。

日本語発音はこれだけではないが、カナ文字にとらえた発音は、濁音符号をつける、あるいは拗音として小文字にする、そういう発音のいくつかを加えて音韻を示すととらえる。

現代仮名遣いを示すものについて、それは日本語の音韻を表すという但し書きがつけられている。

それでは、音声と音韻は違うのか、これは文字通り、音について声と韻をとらえるので、違うことである。
ことばであるから、発音が違えば、意味内容も違うことはふつうだが、この声と韻とは言葉として中国から伝わったので、その違いをまず確かめることが大事である。

もちろん、わたしたちの耳に聞こえる音声は日本語の発音として聞こえているものであるから、この音声と音韻の違いを知るためには、何がポイントになるかといえば、いまふうの言語をとらえる考え方だと、言葉の意味というものを考え合わせることになる。

日本語発音をきいているわたしたちには、日本語の発音とは、まず音声を組み合わせた音韻で、カナ文字は音節をあらわすものなのである、と考えることになる。


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