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どうして誤っていると言えるか、日本語新百科100を越えて

2013-04-19 | 日記
現代日本語新百科が100回を越えました。
金曜日は掲載がないので例題は、680番になります。
新聞のコラム連載は787回です。

新聞は週7日のうち金、土、日を休んで4日連載ですから、それに合わせて少しさかのぼって、切り抜きを取り出しては15週ぐらいを続けて書いてきました。例題が100、それについてあれこれと、タイトルにあるように、きっかけをもらっています。

中日新聞にコラムを見て、第1回目からずっと読んでいます。最初はそれこそ「誤」であるということで、これは大切な説明だと思っていくつかをためて、何かに役立つかなというので、日本語学習に使ってみました。
留学生の日本語教育で切り抜きを張り付けてプリントして投げ込み教材にしました。
それは、やはり学習者には難しかったようですが、日本語をとらえるとらえ方が全く違うのだから、それはそうだろうと思いました。
日本語の使用を規則から覚えようとすると、このコラムの説明はわからないのです。

それでも中国南京に出かけて日本語学習の3年生、中国の日本語学科です、そこでもやはり難しかったようです。何が正しく、何が間違っているか、それをとらえる材料が学習者の内には日本語としての蓄積がないわけです。早く言えば、短いコラムが簡潔であったとして情報が絶対的に不足するのです。

しばらくたって次は日本の大学生に表現練習で使ってみましたが、やっぱり難しいと言います。
それでも、この記事は面白いのだからと学生に使う工夫をして、といってもそれは、変わらず切り抜きを貼って並べて説明をするだけです。

しかし、受講の学生の学習目的が違ってきたところで効果がありました。どのような目的かといううと、日本語学習者にこの誤りとする例題を説明してみようというとらえ方です。
自分でこの例文がおかしいかどうかを判断して間違っているなら正しく言う、その説明をするというものです。日本語を学習する人に日本語の使い手であるわたしたちが説明のために考えるわけです。

はじめからこの日本語の使い方が間違っているというのではないので、何が問題かを考えるようにしたわけです。

そのうえで、コラムの記事を示し、日本「誤」百科であることを知らせます。
結局例題を与えると間違い探しになっていくわけですが、すこし、考えるための日本語の例題にはなったようです。
それでも難しいという反応に変わりはなかったので、これにも、もはや使えないかとおもっていたところ、このブログに書いてみようということになったわけです。

書くようになったきっかけは何であったか・・・

現代日本語百科のネーミイングに偶然が働きましたので、それはまた、続きに。

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