現代日本語百科   けふも  お元気ですか

gooブログはじめました!日本語百科です。
現代日本語百科 ⓒ2013gooksky

資格の点数主義

2017-03-10 | 日記
助手の職務であった、と、思い出すのは、37年前のことである。何でもさせられたというか、命が下ったのは、大学院の研究科のプランを作るということであった。専攻がふたつなければ申請は通らない。しかし他専攻では、いわゆるマル合がない、足りないので、文学研究科を国文学で、国文学、国語学のふたつで分けて作ろうとした。結果は、通らなかった。当然であったが、それだけ社会的貢献に必要としたか、あるいは、将来計画の進捗のためであったか。そこで学び得たことは業績の点数主義であった。助手から、講師になって10年を勤務していたが、離れてのち、地域文化の研究科ができたと聞いた。それからは、博士生産だった。博士号授与が日本一、多いという大学院大学に奉職をして、毎年にも博士号の授与審査の決定に参加して、目の当たりにしていた。またたくまに、10年が経過した。いまの16年がある。

会で挨拶をした。
> 
いろいろと、ありがとうございました。

一言を考えて、禅の言葉を引用した。

院生指導をすることは、わたしにとって、博士学位の授与にいたるまでは、大学院の教育と研究とは、
つねに、看脚下、の日々であったことである。

2000年から16年間、院生を指導してきたので、感慨もひとしおである。

  異文化コミュニケーション
  言語コミュニケーション
  グローバルカルチャ―・コミュニケーション

研究科でのコースは、いずれも日本語教育コースである。

担当した院生は修士、博士を合わせて、延べ30人を超える。

留学生は、うち、7名を数える。

博士後期課程だけに限って言うと、博士号は次のようである。

コミュニケーション研究科では5名、ついで
グローバルカルチャー・コミュニケーション研究科で3名
あわせて8名中、博士学位取得者は3名で、うちに留学生1名。

学部修士と教えて、外で博士を取得したもの2名、他研究科1名、
さらに研究科で博士に進んでいたもの、総勢でゆかりがある12名
そううち、さきにあわせて、博士学位取得者は6名になる、半数、
満期退学という博士後期課程3年修了6名においても4名が大学教員になった。

12名の卒業生は研究に勤しんでいる。

いずれも大学教員として、研究者として活躍中である。

修士、博士を修めて、活躍中の皆さんに、感謝をささげる次第である。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。