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白露そして重陽

2014-09-09 | 日本語百科
暦便覧は、陰気やうやく重りて、露にごりて白色となれば也、と、
その白露に入り、重陽を過ごす。

秋の気配が深まる二十四節気の一つ、白露。
陰陽五行で、白は、秋の色である。

草露白 そうろ しろし 、草に降りた露が白く光る、日本。
鴻雁来 こうがん きたる、雁が飛来し始める、中国。

処暑 から白露、そして 秋分である。
秋霖、秋雨前線は寒気をともなって来る。

天の川が美しく見えるころ、仲秋の名月が澄み渡る。
この月は、十三夜、十五夜、十六夜、明月三度を楽しむ。 

 何事も過ぎてゆくもの白露の日 稲畑汀子 ホトトギス  

重陽の節句、菊が咲く季節、菊の節句とも呼ばれる。
陰陽思想で奇数は陽の数であり、陽数の極である九が重なる日であることから、重陽と言う。

陽の重なりを吉祥とする考えに転じたのは、奇数の重なる月日は陽の気が強すぎるため不吉とされたからである。
月々につき見る月は、おおけれど。 

長月、菊咲月、玄月、寝覚月、立待月、居待月、寝待月、更待月、月のある季節だ。


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