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中央構造線断層帯

2016-04-16 | 日記
なんとも10分をおかず地震速報である。
地震といえば天災である。

天がなにかするわけがない。
天がいないにかかわらず、それで地震が起こるたびになにをどう思うか。


http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/4380.html
>日本は世界第4~7位の地震大国である。


それで地震活動を知ることになる。
活断層の地震で、地中10キロで層がずれる。

そこに断層があるからである。
その動きをとらえてそのずれる確率を知ることになるがこれまた途方もない。

1995年 阪神淡路大震災の場合 発生地震は 1995年兵庫県南部地震、M7.3  六甲・淡路島地震断層帯の場合であったが、発生直前の30年確率 0.02%~8% 断層の平均活動間隔 約1.7~3.5千年と見える。

それで説明によれば淡路島南部、紀淡海峡-鳴門海峡による地震発生確率は大きい数値で、30年以内 0.005%~1%、50年以内 0.009%~2%、100年以内 0.02%~4%、300年以内 0.1%~10% と説明されている。
100分の一の確率で30年、それを向こう50年とみて100分の二であるから、同じ地域では、人生に2度はないということになる。

天災と言うゆえんは、同じところに起こる確率が、自分の人生では活断層のずれではあり得ない、ということからである。
気づいていることは、こっちで起こり、あっちで起こりして、地域のいずれかは、予測できないことである。

人災にすることなく考えるなら、断層がある限り、忘れたころにやってくる地震というのは、自分のところであれば、それは天災だし、その被害をとどめるためには、地盤をしっかりとらえて、建築構造物を建てることかな・・・と、やりきれない思いになる。

中央構造線に誘発するかどうか。それは学者によってわかれる。ほとんどの場合、否定されている。それが、今回は、これまで経験値がない震源地のずれによるということであるから、それが起こったことがないという、この確率もまた、途轍もないことなのである。


http://sk01.ed.shizuoka.ac.jp/koyama/izu/yamazaki.html
活断層って何だろう
>断層の真上では、ずれによってすべての施設が破壊され、とても危険だと思っている人がたくさんいます。ずれによって、建物がこわれるのは事実ですが、これまでの震災の例では、人の生命にかかわる大きな被害が生じたのは断層のずれではなくて、軟弱地盤(なんじゃくじばん)など地盤条件の悪いところなのです。このことを無視して、断層の上は危ないというだけでは地震災害を減らすことにはつながりません。


http://j-jis.com/danso/d083.shtml
中央構造線断層帯 淡路島南部 紀淡海峡-鳴門海峡
2003年2月12日 地震調査委員会より


http://j-jis.com/danso/
活断層地図 主要活断層 98断層帯のリスト
活断層の調査結果 地震調査研究推進本部より

北海道
1. 標津断層帯
2. 十勝平野断層帯
3. 富良野断層帯
4. 増毛山地東縁断層帯
5. 当別断層
6. 石狩低地東縁断層帯
7. 黒松内低地断層帯
8. 函館平野西縁断層帯
東北地方
9. 青森湾西岸断層帯
10. 津軽山地西縁断層帯
11. 折爪断層
12. 能代断層
13. 北上低地西縁断層帯
14. 雫石盆地西縁-真昼山地東縁断層帯
15. 横手盆地東縁断層帯
16. 北由利断層
17. 新庄盆地断層帯
18. 山形盆地断層帯
19. 庄内平野東縁断層帯
20. 長町-利府線断層帯
21. 福島盆地西縁断層帯
22. 長井盆地西縁断層帯
23. 双葉断層
24. 会津盆地西縁断層帯
関東地方
28. 東京湾北縁断層
29. 鴨川低地断層帯
30. 関谷断層
31. 関東平野北西縁断層帯
32. 元荒川断層帯
33. 荒川断層
34. 立川断層帯
35. 伊勢原断層
36. 神縄・国府津-松田断層帯
37. 三浦半島断層群
38. 北伊豆断層帯
中部地方
25. 櫛形山脈断層帯
26. 月岡断層帯
27. 長岡平野西縁断層帯
39. 十日町断層帯
40. 信濃川断層帯
41. 糸魚川-静岡構造線断層帯(中部:牛伏寺断層、岡谷断層群、諏訪断層群、釜無山断層群)
42. 糸魚川-静岡構造線断層帯(南部:白州断層、下円井断層、市之瀬断層群)
44. 糸魚川-静岡構造線断層帯(北部:神城断層、松本盆地東縁断層)
43. 富士川河口断層帯
45. 木曽山脈西縁断層帯
46. 境峠・神谷断層帯
47. 跡津川断層
48. 高山・大原断層帯
49. 牛首断層
50. 庄川断層帯
51. 伊那谷断層帯
52. 阿寺断層帯
53. 屏風山・恵那山断層帯
54. 猿投山断層帯
55. 邑知潟断層帯
56. 礪波平野断層帯
57. 森本・富樫断層帯
58. 福井平野東縁断唐帯
59. 長良川上流断層帯
60. 濃尾断層帯
61. 関ケ原断層帯
62. 柳ケ瀬断層帯
63. 野坂・集福寺断層帯
64. 湖北山地断層帯
65. 琵琶湖西岸断層帯
66. 岐阜-一宮断層帯
67. 養老-桑名-四日市断層帯
68. 鈴鹿東縁断層帯
69. 鈴鹿西縁断層帯
近畿地方
70. 頓宮断層
71. 布引山地東縁断層帯
72. 木津川断層帯
73. 三方・花折断層帯
74. 山田断層
75. 京都盆地-奈良盆地断層帯
76. 有馬-高槻断層帯
77. 生駒断層帯
78. 三峠・京都西山断層帯
79. 六甲・淡路島断層帯
80. 上町断層帯
81. 中央構造線断層帯
(和泉山脈南縁- 金剛山地東縁)
82. 山崎断層帯
83. 中央構造線断層帯(淡路島南部)
97. 伊勢湾断層帯
98. 大阪湾断層帯
中国・四国地方
84. 長尾断層帯
85. 中央構造線断層帯(讃岐山脈南縁)
86. 中央構造線断層帯(石鎚山脈北縁)
87. 五日市断層
九州地方
91. 西山断層帯
92. 別府-万年山断層帯
93. 布田川・日奈久断層帯
94. 水縄断層帯
95. 雲仙断層群
96. 出水断層帯



http://www.kahoku.co.jp/naigainews/201604/2016041601001502.html
国重文の阿蘇神社「楼門」倒壊

>重要文化財の楼門(手前)などが倒壊した阿蘇神社=16日午前、熊本県阿蘇市(共同通信社機から)

 熊本県で続く地震は文化財にも大きな被害をもたらした。熊本県阿蘇市の「阿蘇神社」では16日未明の地震で、国の重要文化財に指定されている「楼門」が倒壊した。
 阿蘇神社は観光名所の一つで、住民らが五穀豊穣を祈って縄の先に付いたたいまつを振り回し、炎の輪をつくる「火振り神事」で知られる。神社によると、国の重要文化財の「一の神殿」などは倒壊を免れたが、傷んだ箇所があるという。
 県によると、最大で震度7を観測した14日の地震では、熊本城(熊本市)で石垣が崩れるなどしたほか、日本最大級の石造りアーチ水路橋として知られる通潤橋(同県山都町)も被害を受けた。
 日本赤十字社発祥の地とされる洋館「熊本洋学校教師ジェーンズ邸」(熊本市中央区)も、16日未明の地震で全壊した。市によると修復は困難で、担当者は「貴重な遺産がなくなり残念」と肩を落とした。


日経春秋
>震度7という激烈な揺れをもたらした熊本地震は、そんな日奈久断層帯と北側にある布田川(ふたがわ)断層帯が交わるあたりで起きた。惨状に息をのみ、大急ぎで活断層について調べてみれば「日奈久」はかねて高い危険度を指摘されていたことを知る。そうか、そうだったのか――。無念は被災地であれば、なおのこと深いはずだ。
 活断層は日本列島のいたるところに、びっしりと刻まれている。だからいちいち気にしていられないという声も聞くが、まずは国や自治体が正確な情報をきちんと伝えなければ何も始まらない。それができていたか、情報を出しっぱなしではなかったか、高をくくっていなかったか、この災禍は疑問を投げかけて余りある。

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