衆の字義は、字通によれば、
>目+三人。目は古くは囗(い)の形に作り、邑の外郭を示す。その下に人の跪居する形は邑。三人を列する形は衆であるから、衆とは邑人をいう語である。
と見える。
またさらに、
>金文に目に従う字が多くなるのは、神の徒隷とされた臣や民が、目の形に従い、あるいは目を傷なう形にしるされていることと関係があろう。金文には衆僕の語があり、戦争に従い、農耕に従う例がある。衆は集合名詞的な語であるから、特定の氏人としての身分を失ったものの称と考えられる。
と見える。3
人以上の、しゅう、しゅ、である。
みん‐しゅう 【民衆】
解説・用例
〔名〕
国家や社会を構成している多くの人々。多く、被支配階級としての一般大衆をさしていう。衆民。
字通
>訓義
[1] おおい、多くの人、不特定の多くの人。
[2] たみ、けらい、庶民。
[3] 多くのもの、多くのこと。
古辞書の訓
〔名義抄〕衆 モロモロ・オホシ・イクサ・アマタ・ムラガル
>目+三人。目は古くは囗(い)の形に作り、邑の外郭を示す。その下に人の跪居する形は邑。三人を列する形は衆であるから、衆とは邑人をいう語である。
と見える。
またさらに、
>金文に目に従う字が多くなるのは、神の徒隷とされた臣や民が、目の形に従い、あるいは目を傷なう形にしるされていることと関係があろう。金文には衆僕の語があり、戦争に従い、農耕に従う例がある。衆は集合名詞的な語であるから、特定の氏人としての身分を失ったものの称と考えられる。
と見える。3
人以上の、しゅう、しゅ、である。
みん‐しゅう 【民衆】
解説・用例
〔名〕
国家や社会を構成している多くの人々。多く、被支配階級としての一般大衆をさしていう。衆民。
字通
>訓義
[1] おおい、多くの人、不特定の多くの人。
[2] たみ、けらい、庶民。
[3] 多くのもの、多くのこと。
古辞書の訓
〔名義抄〕衆 モロモロ・オホシ・イクサ・アマタ・ムラガル