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大学設置基準によると

2014-07-28 | 日本語百科
講座制と学科目制として規則としてとらえられていたようである。
講座制には教員組織があった。

学科目制には講座にあったヒエラルヒーがあたものを、緩やかな教員の集合体としての学科科目制が行われて、さらに2000年代初頭に組織に幅ができたようである。

そして、2007年に大学設置基準から講座制、学科目制の制度がなくなった。ここに、様々な組織が生まれてきた。
教室や研究室といわれるような呼称による組織もなくなったようなことである。

いま、課程制となった組織が大学で行われている。
それを説明する大学名は多くない。教育学部などにまま、見られた。

現在広島大学はその特色を出している。課程制教育であったものが、2006年度以降の学部入学生に、Hiroshima-university PROgram of SPecified EduCaTion and Study(通称HiPROSPECTS)という教育プログラムが導入された。


>講座制は、旧制大学の、特に帝国大学(国立総合大学)でとられた制度であり、学部の下位に学問の専攻分野毎に設けられた。講座内は、原則として教授が指導し、教授 > 助教授 > 講師 > 助手の階層関係があった。戦後、このような階層制の弊害や教育を研究の分野に無理に一致させることの弊害がささやかれ、教員のゆるやかな連合的つながりである学科目制が新設された。
長らく教員組織の制度は、この2つのみしか認められていなかったが、2000年代初頭にそれ以外の大学の定める組織も認められることになった。さらに、2007年4月1日から「講座制」「学科目制」の双方の制度は、ともに大学設置基準から削除された。また、大学院設置基準の第7条第2項において、「大学は、教育研究の実施に当たり、教員の適切な役割分担の下で、組織的な連携体制を確保し、教育研究に係る責任の所在が明確になるように教員組織を編制するものとする。」と規定された

>課程制とは、大学の学部に、学科に代えて課程を置く制度のことである。学科制と対比される。
課程は、学生の履修区分に応じた組織であり、学科と違って一定の学問分野をカバーしているとは限らない。課程に教員が所属しない例も認められている。課程制は学科制に比べて、柔軟な教育が行える利点がある一方、場合によっては教員と学生との間に距離感を生じさせやすいという欠点もある。


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