ツーリズム tourism を、どうとらえるかという話になって、観光事業、旅行業などのビジネスと、また、観光旅行の意味合いがあるのかということになった。広くとらえれば、観光事業であることに対する、非営利目的の観光が含まれるようだ。ウイキペディアは、その違いを解説する。>使い分け
特に近年、「観光」という用語に物見遊山的な、あるいはビジネス的・事業的なニュアンスを感じる場合、あえて「観光」を用いず「ツーリズム」という用語を充てることも増えてきた。原義であるtourは、ろくろで回すという意味があるとされ、そういう意味では「周遊」に近い概念と言える。ただ、今日では「ツーリズム」は、「観光」とイコール、さらに広義では業務も含む「旅行」そのものと解釈されている。 . . . 本文を読む
ぼかしコトバを取り上げた国語に関する世論調査は、使用頻度が15年前より増えているという。9月17日、文化庁による。ぼかし言葉は、だれがそう呼ぶのか。みたいな、の言いかたを指し、若い世代に増えているというのだ。その場の雰囲気を壊さないように断定することを避ける風潮から生まれたと、新聞記事。ぼかしは、暈しとかく。動詞、ぼかす にすると、その意味内容は >ぼか・す[動サ五(四)]
1 輪郭や色の濃淡の境目をきわだたせないで、ぼんやりさせる。「―・して描く」
2 意味や内容をはっきり言わずぼんやりさせる。表現をあいまいにする。「肝心な点を―・して話す」
[可能]ぼかせる となる。日本画で、色を濃い部分からしだいに薄くしていく技法、色を次第に濃くしたり薄くしたりして陰影をつけるもの、とある。暈し言葉は、あいまいにする、はっきり言わない、ということではない。染物にある、ぼかし染めは、伝統にある、日本独特のものとなるから、その暈し方は絶妙である。 . . . 本文を読む