古典文章は古典文学として、古文に現れる。その古文は国語科目での名称で定着してしまっている。古文は文学史の分類になると、古文は明治以前の文学とすることが行われる。その古文に対して近文があるかとなると、その用語もない。日本語としても辞書項目にはない。近代文学にあたるだろう。古典文学はその近代文学を含むか含まないか、時代の移り行きで、近現代文学とされた明治以降が、近代と現代に分かれて、古典文学に対して現代文学となる日も来ようか。というのは、すると、古文に対する現代文は、その区分に相当することになり、現代文による文学として古文に対比するあつかいが国語科目で行われてきているからである。 . . . 本文を読む