漢字文化、コトバと称して文字を詞とする、その一文字が意味のある単位であることを日本語は学び取り入れた。言葉は口から洩れ出る音である、それを音声として扱うと、音と声と二つを組み合わせた語になる。その文字の学習は日本語訳されてことばを確かにした。文字を学ぶことはことばを知ることであるから、1千字の言葉の広がりは2千字、3千字となり、JISU基準をとるコンピュタ―の規格では6000字を超える。第1水準漢字は、第2水準漢字は、2,965字、3,390字を合わせて、6,879字である。文字として非漢字をも数えるから、1978年に制定されたときは、非漢字コードは453であったが、2000年までに、総数6879字のうち、524字となった。いまは、水準漢字に第3、1,259字、第4、2,436字を加え、さらに非漢字1,183、総計11,233字である。ちなみに第2水準漢字までをながく、2000年まで水準として、JIS漢字コード、日本産業規格(JIS)に収録されたものを知ることであったから、おおよその文字はその範囲にある。漢字の複雑な、総画数が多いものは、馬字を3つ重ねて30画とする、ヒョウとよみ、多くの馬が走っているさま、とどろきとも読むらしく、驫木 となって、青森県西津軽郡深浦町の地名にある。漢字辞典から地名辞典にリンクする。32画は龍が並び、33画は鹿、魚が積み重なる、画数の多い字には、歯が欠ける、とか、はなみずとか、読みに見える。漢字辞典オンライン より。 . . . 本文を読む
手習い歌は仮名文字発音で47文字、かな発音をすべて1度ずつ用いてつくられた七五調の歌、日本語の、いろは歌 である。いろはにほへとちりぬるをわかよたれそつねならむうゐのおくやまけふこえてあさきゆめみしゑひもせす 手は筆跡で、これは習字であったから、同じ発音は用いないというので工夫された、いわば意味がない。いろは歌の最古の文献は、金光明最勝王経音義 こんこうみょうさいしょうおうきょうおんぎ 1079年。そこで、これだけでなく、あめつち とよばれる、48字の手習い詞があり、そしてまた、50音として音をそろえての図表ができた。もう一つ、できた時期で、早かった48字がある。>「あめつち」に続いて用いられたかなの網羅表。現存唯一の資料は『口遊 (くちずさみ) 』 (天禄1〈970〉,弘長2〈1262〉写本) に万葉がなで「大為尓伊天奈徒武和礼遠曾支美女須土安佐利□比由久也末之呂乃宇知恵倍留古良毛波保世与衣不祢加計奴」とある。 . . . 本文を読む
千字文の原文、日本語訳をウイキソースから。およそ1000字の半ばを超えて、難しい字が多いものと知る。引用にはふりがなが行に組まれて横並びで見える。漢字語句に音読みなどがでているかたちとなって、これはコンピュータによる読み添えになるから、現代ルビ読みともいうべきである。教育漢字が12歳までの読み書き学習で約1000文字、その数を思えば千字文は初学に適する。しかし、これを応用しての文章作りには漢語では資するものであったか。日本語は常用漢字を定めて約2000文字となって、18歳までの読みかたが目標とされている。およそ4000通りのことであるから、これは成人学習のステップアップのことになっている。 . . . 本文を読む
>拼音(ピンイン)は、中国語で音節を音素文字に分け、ラテン文字化して表記する発音表記体系を指す。一般的な場合この語は、漢語拼音(かんごピンイン、Hànyǔ Pīnyīn, ハンユィピンイン)と呼ばれる1958年に中華人民共和国が制定した漢語拼音方案という表記法、またはそれに基づく漢語拼音字母という文字を指す。 ウイキペディアより . . . 本文を読む
千字文と17条憲法を対照して、条文の読みときをしているブログがある。非常に興味深い。議論である。すでに、教育漢字と千字文を、その文字の異同を整理しているのは、ウイキペディアのページに同様のことをしていて、すでに引用したが、それをさらにをもって、わたしがかつて抱く疑問が説明されているのである。すなわち、十七条の憲法を読んだ時に、忤字を読むことができるかどうか、この文字が持つ意味はなにであるか。千字文を対照しての気づきは、果たして実証はいかがか。 . . . 本文を読む
http://ocra.sakura.ne.jp/049.html
日本語千夜一夜 小林昭美-049
>第49話 文選読みの話
朝鮮語では中国語からの借用語について、音訓併用で読むことがよく行われる。これを両点という。朝鮮語研究の第一人者である小倉進平(1882-1944)は、「國語及朝鮮語のために」のなかで、つぎのように書いている。
朝鮮語では訓と音とを必ず併唱する。例へば国語で「人 . . . 本文を読む
https://xuetui.hatenadiary.org/entry/20090118/1232265278
2009-01-18
これぞ初学のかがみ、『千字文』暗誦!
>YouTubeで見つけました!『千字文』の読み上げです。
https://www.youtube.com/watch?time_continue=5&v=1gHJ-H2zDZY
千字文2008
2009/01/0 . . . 本文を読む
https://book.douban.com/subject/25876168/
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文選音決の研究
文選音決の研究作者: 狩野充徳
出版社: 溪水社
出版年: 2000-2-25
内容简介 · · · · · ·
本書では、『音決』の音韻体系の特徴と反切構造の特徴とを明らかにした。『音決』に見られる反切・直音・声調注約5300個を『切韻』の音韻体系に依って整理し、資料「音注総表」を . . . 本文を読む
注解書が出ている。小川環樹・木田章義著『注解 千字文』(1984・岩波書店)』、その文庫版が1997年に出版されている。2007年第2版をいま、手元に置いている。文庫版によせて、とする、木田章義さんの一文は国文科出資の故を以てこの原稿作成の思いを語っている。原文に文選読みが付されていて、あらためて読み直すという、音決のことを知る。 . . . 本文を読む
とても読み切れない、というか、理解と記憶とは、難しい大著である。日本語語源研究会主宰、語源研究で語源探求を発刊、活躍をした著者である。古辞書と国語 吉田金彦著 臨川書店2013年5月刊 後記によると30歳代の論考という。卒業論文のテーマにあった古辞書の出典研究は、出典攷としてその業績である。この著作が刊行される契機には、序文に木田章義氏の記すところがあって、それも刺激となる。2012年90歳で亡くなられたという。
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