昨日、ブックオフでDVD「エラブの海」を見つけて購入した。これは1960年制作のドキュメンタリーふうの1時間程度の映画であるが、映像も美しく、とても楽しめる。
この映画、世良利和著「沖縄劇映画大全」(ボーダーインク社、2008年発行)で「奄美地方を舞台にした映画」として解説されている。
エラブは日本最南端の孤島として設定されているが、沖永良部島で撮影されている。その当時は沖縄が本土復帰していなかったので最南端としたのであろう。沖縄ではウミヘビのことをエラブウナギとかイラブーとか呼んでいるが、恐らく語源は「永良部」だろう。
始まりのシーンは少年とウミガメ。それから二人の若い海女さんの珊瑚礁の海での素潜りシーン。輪島のプロの海女さんを起用したというが、ナイスバディでほぼ全裸なので眼が釘付けになってしまった。けっこう長い時間、何度も眼を楽しませてくれる。ウミンチュのマグロの追い込み漁の珍しいシーンも見せてもらった。
砂浜でハブとマングースが決闘していたが、ありえないシーンだろう。ハブが砂浜でウミガメの卵を口にくわえているのも同様。それから少年が紐でシャコガイを釣るのは見事だった。
墓は、石垣に囲まれて墓石は本土と同様の四角柱である。沖縄の亀甲墓は17世紀末から造られ始めたので奄美には亀甲墓は普及しなかったのであろうか。墓地での踊りはまさに琉球舞踊。闘牛シーンもあった。高倉も見られた。
ナレーションは渋い悪役俳優の小沢栄太郎でなかなかいい。挿入歌は奄美シマ唄者の朝崎郁恵が歌っている。
半世紀前の奄美の美しい映像のDVD、当分、大事にしよう。
下記は説明書きの裏表。スキャナーがヤフーオークションから2500円で手に入れた安物なのでカラーが良くない。

この映画、世良利和著「沖縄劇映画大全」(ボーダーインク社、2008年発行)で「奄美地方を舞台にした映画」として解説されている。
エラブは日本最南端の孤島として設定されているが、沖永良部島で撮影されている。その当時は沖縄が本土復帰していなかったので最南端としたのであろう。沖縄ではウミヘビのことをエラブウナギとかイラブーとか呼んでいるが、恐らく語源は「永良部」だろう。
始まりのシーンは少年とウミガメ。それから二人の若い海女さんの珊瑚礁の海での素潜りシーン。輪島のプロの海女さんを起用したというが、ナイスバディでほぼ全裸なので眼が釘付けになってしまった。けっこう長い時間、何度も眼を楽しませてくれる。ウミンチュのマグロの追い込み漁の珍しいシーンも見せてもらった。
砂浜でハブとマングースが決闘していたが、ありえないシーンだろう。ハブが砂浜でウミガメの卵を口にくわえているのも同様。それから少年が紐でシャコガイを釣るのは見事だった。
墓は、石垣に囲まれて墓石は本土と同様の四角柱である。沖縄の亀甲墓は17世紀末から造られ始めたので奄美には亀甲墓は普及しなかったのであろうか。墓地での踊りはまさに琉球舞踊。闘牛シーンもあった。高倉も見られた。
ナレーションは渋い悪役俳優の小沢栄太郎でなかなかいい。挿入歌は奄美シマ唄者の朝崎郁恵が歌っている。
半世紀前の奄美の美しい映像のDVD、当分、大事にしよう。
下記は説明書きの裏表。スキャナーがヤフーオークションから2500円で手に入れた安物なのでカラーが良くない。


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