ある旅人の〇〇な日々

折々関心のあることや読書備忘を記録する

貧困ビジネス

2009年11月28日 | Weblog
今日のテレビで朝生をみていたら、日本の経済は供給が需要を40兆円上回っているそうな。その内訳や算出方法は定かでないが、そういう数字が出ているならデフレ状態の根拠にもなるであろう。小生、生まれて初めてデフレを経験しているのか。

この前、路上生活者を多数、タコ部屋に集めて生活保護を申請してその受給した保護費を懐に入れていた輩が検挙されていた。このような違法行為は摘発されるのは当然である。

今日のニュース記事では、共産党の参議院議員が委員会で就職安定資金融資制度を賃貸業者が悪用し、アパートの短期契約を結んで契約終了とともに追い出している問題を取り上げたというのがあった。
同制度は、解雇・雇い止めで住まいを失った労働者に住宅入居費用などを最大6カ月貸し付けるもので、就職して雇用保険に入れば返済が一部免除されるが、就職できなければ借金になるという。
この賃貸業者というのがレオパレス21である。その議員によれば、敷金・礼金なしのアパートに6カ月契約で入居させ、就職できずに退去させられ、150万円の借金を背負った例があるそうだ。「レオパレスは国から家賃を受け取り、半年後に追い出す。生活困窮者への融資を食い物にする貧困ビジネスといっても過言ではない」と批判したという。この場合、レオパレス21には違法性はないだろう。就職安定資金融資制度を活用したに過ぎない。問題があるとすれば、その制度を運営する行政側にあるだろう。
レオパレス21は旧社名はミヤマだったと思う。地主からアパートや賃貸マンション建設の受注をしやすくするために家賃保証をするということで業績を伸ばした企業である。そういう企業だから、経営状態は苦しんだろうな。家賃保証しなければならない空室にどんどん失業者を送り込んだのだろう。


不毛地帯第七話

2009年11月27日 | Weblog
昨夜のドラマ「不毛地帯」も面白かった。時代は昭和40年代に入って資本自由化という難題が起きたころ。米国の自動車会社のフォーク2世会長が来日して近畿商事は大慌て。いかにもフォード社がモデルではないか。来日して訪問するというロータリーエンジンを開発している広島の東和自動車はマツダだろう。愛知自動車はトヨタ、日新自動車は日産だろう。近畿商事が関わっている千代田自動車はいすゞのようだ。
第三次中東戦争、資本自由化、オイルショックと経済情勢がダイナミックに変化する時代だから、日本の辿った経済の勉強にもなる良いドラマである。
このドラマ、身長の高い俳優が多く出演している。岸部一徳、遠藤憲一、松重豊、佐々木蔵之介、竹野内豊、中村敦夫、袴田吉彦、石橋蓮司、団次郎、天海祐希、小雪・・・。主演の唐沢寿明が小さく見える。
鮫島(遠藤憲一)、里井(岸部一徳)、小出(松重豊)がオーバーな演技をやっている。遠藤憲一ことエンケンはこのドラマですっかりブレイクした。
来週の第八話が待ち遠しい。

ツタヤが海外連続TVドラマシリーズをDVD@100円で貸し出しているので借りてきた。
アガサの名探偵ポワロとミス・マープルである。ポワロは「ナイルに死す」、「雲をつかむ死」、「ABC殺人事件」。マープルは「ポケットにライ麦を」。今までみていないのを探して全巻制覇しよう。

ポルノ

2009年11月23日 | Weblog
つい最近、篠山紀信が今年1月に出した写真集「20xxTOKYO」が公然ワイセツということで篠山の事務所が家宅捜索された。その後の情報は報道されないのでどうなっているのか分からない。その写真集のモデルのAV女優の原紗央莉嬢の事務所も家宅捜索されたそうな。篠山紀信の連れ合いが南沙織だから、さおりが共通することに今気づいた。
この写真集は一部の写真しかしかみていないが、無機質な都会の屋外で全裸の原紗央莉嬢を撮ったことが公然ワイセツだというのだ。なかには青山墓地の墓石の上に座っているポーズのもあるらしい。原紗央莉嬢はグラマラスなのでサイボーグみたいに見える。
この原紗央莉のAVはホリエモンがブログで推薦したのでけっこうブレイクしたようだ。小生も、この前、ツタヤで2本借りてみた。「パーフェクト女優誕生」と「超高級ソープ嬢」である。彼女は父親がドイツ人と日本人とのハーフなのでけっこうきれいである。服を着ているとそれほど肉感的ではないのだが、脱ぐとすごい。最近のAVは、露出度がすごくなって、ここまでみせていいのかなと思った。
なぜ、1月に発行された写真集が今頃、問題になったのか理解に苦しむ。

元社民党代議士の保坂展人氏のブログに「解散前の国会で議論された児童ポルノ禁止法の『単純所持規制』を中心とした議員立法が、11月末日に終了する通常国会で『可決・成立』に向けて走り出しているというので驚いてしまった」と書かれている。宮沢りえの「サンタフェ」を所持していても逮捕されるようになるのか。

映画「かもめ食堂」

2009年11月22日 | Weblog
「めがね」に続いて「かもめ食堂」をみた。荻上直子監督ワールドは面白い。主な出演者は、サチエ(小林聡美)、ミドリ(片桐はいり)、マサコ(もたいまさこ)である。
サチエはフィンランドのヘルシンキで「かもめ食堂」という和食の小さなレストランを開店した。でも客はなかなか来店せず、グラスを磨いて時間をつぶしている。ヘルシンキのかもめは丸々と太っているので好きだという。それで「かもめ食堂」と名づけたようだ。なぜヘルシンキにやってきたか分からない。
ある日、町の書店でミドリに出会う。「旅をしようと世界地図の前で目をつぶり、指した所がフィンランドだった」というミドリ。サチエは、彼女を自宅に泊めて、やがて食堂を手伝ってもらうことになった。
一方、マサコは、両親の看護という務めを終え、息抜きにヘルシンキに着いたものの、荷物を紛失してしまう。荷物を探す間にかもめ食堂へたどりつき、彼女も食堂を手伝うこととなる。マサコはニュースでたまたまフィンランドで開催されたエアギターのコンテストをみて行きたくなったというから面白い。
「めがね」は南の島の宿が主要な舞台だったが、「かもめ食堂」はヘルシンキの食堂がそれである。どちらも奇妙な人々が集まってストーリーが静かに展開していくのである。
かもめ食堂のメインメニューはおにぎりである。シナモンロール、トンカツ、トリの空揚げ、鮭の塩焼き、イモ煮、肉の照り焼きなど調理している様子も撮られている。それに美味しいコーヒーもある。この映画でも「めがね」と同じフードスタイリストがスタッフになっている。
美男美女の俳優が出演しなくても、みる人を満足させる映画の典型であろう。小林聡美は、むかし大林監督の「転校生」というのに出演していた。尾美としのりと共演していたが、まだティーンエイジャーのころだろう。パンツと小さな胸をみせるお茶目な役だったが、いい女優になった。片桐はいりは演技以前に顔がすごい。もたいまさこもユニークな女優だ。この映画、2006年に当初、東京と神奈川の2館のみで公開されたそうだが好評だったので全国の映画館で公開されることになったというからすばらしい。
そうだ。エンディング曲が井上陽水の「クレイジーラブ」だったのには驚いた。

かもめ食堂の料理


満席になったかもめ食堂


狂気の時代

2009年11月19日 | Weblog
今日がボージョレ・ヌーボの解禁日だって。今年はペットボトル入りの750円のが販売されているらしい。このワインがよく売れるのは日本だけのようだ。日本人は西洋ものに弱いからな。
小生は、最近、メルシャンのビストロ赤を飲んでいる。辛口で720cc入り348円である。これは美味い。

先月、魔都新宿で酷い事件があった。サラリーマン49歳が女子高生15歳に電車内で痴漢をはたらき、さらに降りた新宿駅ホームで腹部をなぐり、それから地下駐車場のトイレに引っ張って連れて行き、強姦をしたというもの。少女は蛇ににらまれたカエル状態で何もできなかったのだろう。この中年男にも家族があり、子どももいるであろうと想像していた。やはり家庭があり、家賃12万円のマンシションに住み、妻と女子高生の娘の三人家族で犬も飼っていて幸せそうに暮らしていたという。それにもかかわらず、万死に値するような罪を犯した。被害者はずっと心の傷は癒えないだろう。死体遺棄容疑の市橋達也でも顔を曝されたのだから、マスコミはこの中年男の顔を曝したらいい。どんな悪人面をしているか見てやりたい。
この前、強制ワイセツで懲役20年という判決があった。殺人でも15年程度なのに、どういうことだろうと思って記事を読んだ。罪人は小学校教師で被害者は生徒の女子である。その被害者の数は数十人というから驚いた。これも万死に値する。面を曝してやりたい。

松戸の女子大生殺害放火事件も島根の女子大生バラバラ事件も、その後、警察から情報が発表されない。迷宮入りということはないだろうな。前者はATMで金を降ろそうとする男の画像が公表されているが、外国人ぽいから、すでに海外に逃げているかもしれない。後者は、猟奇的で忌わしい事件であり、犯人は車を利用しているようだから近在の人物ではないかもしれない。二つの事件とも被害者のプライバシーが暴露されているが、そこまでしなければならないのか。誰でも叩けばホコリの一つや二つは出るものだ。

情報中毒か

2009年11月17日 | Weblog
元参議院議員の田英夫が亡くなった。享年86歳。特攻隊員の生き残りでニュースキャスターの草分けだった。ベトナム戦争を取材した報道で政治的圧力がかかり、キャスターを降ろされた。その後、社会党から参議院選挙全国区に出馬してトップ当選した。顔も声もよくて人気があった。今の民主党の菅副総理と社会民主連合を設立した。その後は、あまり活躍していた記憶がない。小生が学生のとき、初めての参議院選挙投票で、彼に入れた記憶がある。政治家としてよりもジャーナリストとしてのイメージが強かった。

最近、ネット情報を読みすぎている。表面的などうでもいい情報を好奇心から次から次ぎへと。ネット中毒ぽいかもしれない。けっこう時と金を失っているような気がする。少しセーブしたほうがいいだろう。仕事関係だけにしたいと思う。
テレビの情報も同様だな。昨日はNHKクローズアップ現代は纏向(まきむき)遺跡を特集していた。奈良の桜井市の東京ドーム60個分の面積があるという弥生時代の遺跡。つい最近、巨大建築物の遺構が発見されたのだ。高さ10㍍、長さ19㍍もある高床式の巨大建築。東西に軸をもち、巨大建築の西側にも建物の遺構がみつかっている。東向きだから太陽信仰があったのではないかという学者もいる。巨大建築は柱が中心を貫くようになっているので、部屋がいくつか分かれて出雲大社の建物に似ているという。卑弥呼が祈祷、託宣を行った宮殿ではないかと推測する学者もいる。周辺の更なる発掘で新たな発見があるかもしれない。こんな古代史に関心をもっても小生に何も身につかないはずなのに。
まきむき遺跡については、以前下記のブログ記事に書いたことがある。
邪馬台国

映画「めがね」

2009年11月15日 | Weblog
荻上直子監督作品の映画「めがね」(2007年9月公開)をツタヤで借りたDVDでみる。
名も分からないどこか南の珊瑚礁の島を舞台にして繰り広げられる少し非現実的な日常。
主な登場人物はタエコ(小林聡美)、サクラ(もたいまさこ)、ユージ(光石研)、ハルナ(市川実日子)、ヨモギ(加瀬亮)。
毎年、春先にサクラは島にやってきて、かき氷屋を開き、毎朝、彼女のオリジナルのメルシー体操をする。宿ハマダのユージにとっては大切な人。性を超越した仲のいい姉と弟のような関係か。
サクラに続いてタエコがひとり、島に初めてやってくる。大きなトランクを浜辺で引きずって歩いていると、「こおり、ありますよ」の声がサクラからかかった。
タエコはケータイが通じそうでない所がいいとこの島を選んだそうだが、タエコがユージに観光する場所をきくと「ここは観光する場所はありません。たそがれるだけです」という答えが返ってくる。
ハマダのキチンと食堂は広くて感じがいい。料理も何かしら洒落ている。重箱に詰めるバラ寿司やおかず。朝食も美味しそう。「梅はその日の難逃れ」の梅干。スタッフにフードスタイリストを使っているからか。大きな茹でた伊勢海老を5人で喰らうシーンは羨ましかった。
タエコは当初、食事など周りの人に合わせるのを敬遠していたが、次第にたそがれて同化していった。タエコが朝に目覚めると布団のそばにサクラが座っていて笑顔で「おはようございます。朝です」というシーンは可笑しかった。次の年の春にもタエコはやってきて、サクラを迎えた。サクラはタエコがプレゼントした赤い毛糸の長いマフラーをして砂浜を歩いてきた。
せりふの少ない静かな映画である。事件もクライマックスもない映画だから、ゆったりとこちらもたそがれてみることができる。犬のコージもたそがれた巧い演技をしていたな。
ロケ地は奄美の与論島である。けっこう緑が多くて、海がきれいなところ。静かだから小鳥や牛の鳴き声がよく聴こえていた。
次は「かもめ食堂」をみなくちゃ。新作の「プール」もよさそう。

タエコがサクラさんに自転車に乗せてもらう。


伊勢海老を喰らう5人。


カキ氷を喰らう5人。


これがサクラさんオリジナルのメルシー体操。


犬のコージ


キノコチャーハン

2009年11月14日 | Weblog
先日、テレビでキノコチャーハンをつくる料理番組があったのでメモしておいた。
まず材料は、
シメジ(予め少し茹でておく)、卵(直前に空気をよく入れて溶いておく)、ねぎ、ご飯(少し固めの炊きたて)。

1.フライパンを油でよくならす。
2.溶いた卵を入れる。
3.すぐご飯を卵にのせて、卵をひっくり返す。
4.油を少し混ぜる。
5.塩と胡椒を入れて炒める。
6.キノコとねぎを入れる。
7.醤油を入れて味付けする。
8.完了。

壹岐正vs鮫島辰三

2009年11月13日 | Weblog

ドラマ「不毛地帯」は近畿商事と東京商事の次期主力戦闘機の受注競争から7年も過ぎ去った。近畿商事の壹岐正は常務取締役業務本部長に出世した。一方、壹岐にとって宿敵である東京商事の鮫島辰三も取締役になっていた。壹岐の長女(多部未華子)と鮫島の息子が恋仲になっていた。いわばロミオとジュリエット状態である。
前回は、第三次中東戦争が勃発し、商社の競合も激しくなった。ドラマはスピーディーに展開していく。紅子(天海祐希)はインドネシア華僑の黄(石橋蓮次)の第二夫人に納まっている。まるでデビ夫人がモデルみたいだ。壹岐と陶芸家の秋津千里(小雪)の間も不倫一歩手前という感じである。鮫島辰三のモデルは日商岩井の海部八郎らしい。国会喚問で手が震えて署名できなかったシーンが記憶に残っている。鮫島の顔が爬虫類ぽくて怖い。
次回が楽しみである。

鮫島辰三(遠藤憲一)・小出宏(松重豊)・田原秀雄(阿部サダヲ)



「不毛地帯」始まるを参照。

沖縄本二点

2009年11月11日 | Weblog
○「沖縄の石造文化」(福島駿介 沖縄出版 1987年)
1 沖縄の石造文化とその周辺
2 石造建築物の調査
3 石造建築物の歴史的経緯
4 石造建築物の技術と意匠
5 石造建築物と石材
6 風俗・習慣に関わる石材
(図面と写真が多数)


○「エスクァイア日本版 1991年8月号 特集:琉球ミュージック・カントリー」
ESQUIRE SPECIAL
琉球。
Music Country
音が鳴る、国が始まる。
総監修=竹中労

琉球は日本ではない。音楽がそれを証している。竹中労さんと共に島謡の原点を探るうち、われわれは架空の国の旅行者になっていた。

・竹中労、南島日記。
・白雲飄々ー嘉手苅林昌by小浜司
・酔虎自在ー登川誠仁by小浜司
・コザ共和国大統領登場ー照屋林助by玉城満
・南風原型ー知名定男、照屋林賢
・密林ロックー喜納昌吉by青木誠
・奄美大島喝采拍手ー演歌と島謡のあいだにby小浜司
・白蟻伝説ー山里勇吉、大工哲弘、国吉源次
・チャンプル都市探検 
・島謡案内by寒川光一郎 

CMやら連ドラやら

2009年11月08日 | Weblog
なんかのCMコンテストでグランプリに選ばれたのがトミーリージョーンズの缶コーヒーBOSSのCM。ジョーンズが宇宙からのスパイという設定だが、いろんな職業に就いて能力を発揮して仕事をこなすのが面白い。特に、トンネルの発破と農家の後継ぎのものが面白い。
ジョーンズはトヨタの子ども店長には負けたくなかったそうだ。来日の度に京都や奈良に行くそうだ。

大杉漣が現場監督。「地上の星」の曲もいい。



財津一郎と少し塔の立った三原じゅん子が面白い。



NHKの朝の連ドラ「ウェルかめ」も面白い。元グラドルの倉科カナちゃんがローカルなタウン誌の編集者として成長していくんだね。さすがにバストが気になる。

秋の深まり

2009年11月07日 | Weblog
秋が深まってくるとサツマイモやココアや豚汁が恋しくなる。サツマイモは圧力鍋で蒸かして熱々のを喰らう。今年は豊作だったのだろうか、とても安い。ココアはココアパウダーが20%以上含まれるのがいい。近所のコープでコープブランドのココアミルクが400グラム入り198円で売っていたので2袋買っておいた。砂糖が多すぎるようでちと甘すぎる。豚汁は、とにかく具をいろいろ入れたほうが美味しい。昨夜はジャガイモ、玉葱、人参、ほうれん草、豆腐、もやし、なめたけ、豚肉をたっぷり使った。体が温まり、満腹感でしばし幸せな気分になる。

松戸女子大生殺人事件の犯人はあがるのだろうか。ATMで被害者の口座から金を降ろす画像は、どうも外国人ぽい。警察は不良外人の仕業とみたのだろうか、ベランダの窓ガラスが外から割られたようだという情報を漏らしている。迷宮入りということはないだろうな。

リンゼイさん殺しの容疑者市橋が名古屋のクリニックで整形手術をやったことで生きていることが明らかになった。まるで別人のようになっているが、手術後の写真が公表されたので整形が無駄になったのではないか。ドラマ「逃亡者」のリチャード・キンブルは髪の色を変えていただけだが、市橋は顔を変えてしまった。時代も変わってしまった。市橋には逃亡の協力者がいるのだろうな。彼は両刀使いのようだから、陰間で時効まで逃げ続けるつもりか。裸足で警察から逃げ、自殺したのかと思えば、堂々と整形手術を重ねていたとは生命力溢れた逞しい男である。

江戸の平成の毒婦の取調べは進んでいるのだろうね。逮捕されたときにしけ込んでいた中年男の家の火災報知器7個が天井から外されたいたそうだが、あな恐ろしや。着々と、睡眠導入剤と練炭での殺しの準備をしていたんだね。その中年男、昨夕のテレビでインタビューに応じていた。まだ肉体関係はなかったと言っていたが、それでも450万円も巻き上げられたなんてお人よしだね。しかし、この毒婦は男から金を搾り取ったら殺すという雌カマキリみたいな女なんだ。
鳥取にも平成の毒婦が現われたんだね。彼女の周りに5人の男の不審死があった。これも金目的で、睡眠導入剤を使ったのは江戸の平成の毒婦と同じだが、練炭ではなくて、共犯の男を物理的に使ったことが異なっている。

鳥取の隣の島根でも悲惨な事件が起こってしまった。先月26日に行方不明になっていた19歳の女子大生平岡都さんは県境近くの広島の山中崖下で首だけが発見された。袋にも入れないでそのまま遺棄するなんて猟奇的である。被害者は小柄だったのでロリータ趣味の男に拉致されてから殺害されてしまったのだろうか。女子大生は夜間のアルバイトはしないほうがいい。夏休みなどに昼間だけ働くというわけにはいかないのか。

平敷兼七さんの写真

2009年11月03日 | Weblog
この雑誌、「SPACE MODULATOR 76」(日本板硝子、1990年8月発行)である。10年近く前にサイトでバックナンバーが在庫しているのを知り、注文して購入した。全ページに渡って沖縄の建築を特集したものである。

昨日、ネットで検索していたら、偶然、この雑誌に先月逝去した沖縄の写真家平敷兼七氏が撮影した写真が掲載されていることが分かった。それで雑誌をダンボール箱から出してみると、沖縄の47件の建築を撮影した平敷兼七氏の作品が載っているではないか。表紙の写真(今帰仁中央公民会館)もそうである。すべてカラー写真である。写真集「山羊の肺」がモノクロだったのでモノクロ写真家だと思っていたのである。

コンクリート打ち放しの建築がメインである。設計者も有名である。黒川紀章、安藤忠雄、真喜志好一、末吉栄三、象設計集団・・・・。作品は、沖縄県庁、那覇のフェスティバル、浦添市立美術館、沖縄キリスト教短期大学、名護市庁舎・・・・。すでに撤去された沖縄海洋博アクアポリスも載っている。やはり、象設計集団の名護市庁舎がいいね。
沖縄の現代建築も捨てたもんじゃないな。


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目次
地域特集1.沖縄の建築
「地域」を認識するために 山崎泰孝
Hearts & Arts in OKINAWA
北からの文明と南からの文化 比賀政夫
基地沖縄の政治と経済 新崎盛暉
沖縄人の伝統と日本本土・米国 照家林賢
美の三様と風景 渡名喜明

Architectures in OKINAWA
沖縄建築の歴史(建築年表・写真) 又吉真三
沖縄建築地図
沖縄の建築 写真:平敷兼七
国際感覚と伝統を活かしたリゾート開発 桑原守也
リゾート立地としての沖縄の条件 宇井純

Images in OKINAWA
アンケート:沖縄と建築  Q1. 沖縄の風土のキーワード3つ Q2. 沖縄を代表する建築・プロジェクトは? Q3. 本土建築デザインの流れと沖縄の建築との関係は? Q4. 沖縄の建築で重視することは? Q5. 沖縄の建築の今後は?
赤嶺和雄、宇栄原謙、上原生男、奥原崇典、国吉宏昭、小橋川茂、作久川一、島袋直子、末吉栄三、新城和博、高嶺剛、嵩元政秀、中井間文子、真喜志好一、能勢考次郎

対談:風景をつくる
──沖縄を感じる沖縄でつくる 沖縄編 本土編 赤嶺和雄、真喜志好一 藤森照信、山崎泰孝(聞き手)
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ベッキーちゃんの来日

2009年11月02日 | Weblog
この前、英国はマン島からyoutubeやニコニコ動画で知られたベッキー14歳が来日していたんだね。日本でDVDを出すに当たってのPRのパフォーマンスが目的だった。やはり日本の芸能界は彼女にアプローチしたんだ。彼女は、カジュアルをコーディネートして着こなすセンスもいいようだ。マン島の彼女の通う学校では、「日本で有名な女の子」として知られている程度らしい。この人気も一過性だろうが、海外の少女に日本を好きになってもらうことはいいことだ。

○普天間移設受け入れ、名護市が撤回を検討
昨日のマスコミ記事に「鳩山政権が辺野古への移設案を進展させない場合には、政府に対し、同飛行場の代替基地の受け入れ表明を撤回したいと申し出る」というのがあった。これは名護市の「早よ、辺野古で工事を始めよ」という意思表示とみていいだろう。地元もいろいろ葛藤があるんだ。

○続「平成の毒婦か
連続結婚詐欺・殺人事件の容疑者の取調べは進展しているんだろうね。毒婦は9月25日に逮捕されていたのか。それも40歳代の男の家で同居していたようだ。その男によると一週間で450万円も女に与えたという。凄腕だね。たしか、女は9月になって睡眠導入剤を処方してもらっているし、ネット通販を利用して練炭も購入していたはずだ。この中年男性、命拾いしたとみていいだろう。
この毒婦、北海道にいた中学時代に援助交際をやっていたらしい。いつも財布に万札が入っており、学校でも問題になったという。ネット社会前から援交をやっていたなんてヤリ手だったんだ。男をたらし込むテクニックは磨かれていたわけだ。

○続「ミステリー
松戸市の美人女子大生殺人事件の捜査は、少し進展しているようだ。被害者の足取りは10月20日午後11時から分からなくなっていたが、21日の朝に親元にお金の無心のメールをしていることが分かった。その日の昼、30歳代か40歳代の男がATMから被害者のカードを使って2万円引き出している。警察は、「女性同士が言い争いをしている大きな声をきかなかったか」と聞き込みを行っていたことも分かった。さらに被害者は複数の人に合鍵を渡していたことも。噂として、売春や韓国カジノでの借金というのもあるが、根拠は確かなのか分からない。
ATMのカメラに映った男の映像が公表されれば、犯人は早く捕まりそうだが不可解さは増してきた。被害者の財布の現金はそのままになっていたのに、なぜリスキーなATMから金を引き出すことをしたのか。被害者の死亡時刻は21日の朝か昼だろうが、犯人は22日の午後8時ごろの火付けまで何をしていたのだろうか。複数犯か。真相を知りたいものだ。