ある旅人の〇〇な日々

折々関心のあることや読書備忘を記録する

映画メモ

2007年12月29日 | Weblog
月曜日にTSUTAYAの会員になり、DVDを5本借りる。邦画2本、洋画3本である。「天河伝説殺人事件」「どろろ」「8人の女たち」「ダ・ヴィンチ・コード」「ホリデイ」。
「天河伝説殺人事件」は内田康夫の浅見光彦シリーズのひとつが原作であり、それを読んだばかりであった。細かい部分のストーリーに違いが随分あった。市川昆監督作品なので期待してみたがあまりできはよくなかった。内容は大したことないのに陰影やカットなど技巧に走りすぎている。同監督の横溝正史の金田一シリーズ作品と似ている。愚作である。シリーズものにしたかったようだが失敗したようだ。やはり浅見光彦シリーズは映画ではなくテレビドラマに適している。明るい画面でみたいミステリーなのである。
「どろろ」はアニメの実写化だが、あやかしものの娯楽映画である。宣伝広告は随分されたが営業成績はどうだったのだろうか。百鬼丸を演じる主演の妻夫木が冴えなかった。どろろ役の柴咲コウが頑張っているなという印象が残ったが二度とみたくない。
「8人の女たち」はフランスのオゾン監督作品で往年のスター女優カトリーヌ・ドヌーヴが出演しているので是非みたかった。6年前に撮影され、演劇かミュージカルみたいな作品である。一応ミステリーであるが、同監督の「スイミング・プール」と同様、最後にどんでん返しがある。50歳代後半のドヌーヴがまだ魅力的で、フランスの吉永小百合だなと思えた。映画本編よりも特典の解説やインタビューのほうが面白かった。
「ダ・ヴィンチ・コード」は去年随分話題になり、原作の小説もベストセラーになり解説書も複数出ていた。キリスト教を対象にした映画で内容も暗かった。米国人が好きな謎解きの財宝探しの映画のジャンルだ。ナショナル・トレジャーやインディ・ジョーンズみたいな映画。ダ・ヴィンチの作品に謎を仕込ませたことで成功した映画であろう。
「ホリデイ」はよい作品だときいていた。キャメロン・ディアス主演のラブストーリーである。ロスアンゼルスと英国の片田舎のキャリアウ-マン同士で2週間だけ家を交換するということでおきるラブロマンス。とにかくみていて楽しい作品である。キャメロン・ディアスは「マスク」に出演したときはセクシーできれいだったが、かなり熟した感じである。
オレ的には5本のうち一番良かったのは「8人の女たち」で、最低なのは「天河伝説殺人事件」である。

来年のプロ野球予想

2007年12月19日 | Weblog
ドラゴンズの福留とカープの黒田のメジャーリーグ移籍が決まったようだ。福留はカブスへ4年契約53億円、黒田はドジャースへ3年契約40億円という好条件である。桁がひとつ増えた。松坂やイチローなどの選手がメジャーリーグで実績をつくったからその恩恵で高評価されたのだろう。福留はイチローと松井秀喜を併せたような選手として紹介されているし、黒田は150キロの速球と完投できるスタミナに惚れこまれたようだ。日ハムのダルビッシュや巨人の上原も狙われるだろう。阪神の藤川もメジャーへの挑戦を公言している。
さて、日本のプロ野球、来年はどうなるか。北京オリンピック出場を決めたので盛り上がりそうだ。機動力野球が主流になった。そういうチームが優勝できている。
ヤクルトはエースのグライシンガーと4番打者のラミレスを放出、広島も黒田と4番打者新井の放出で2チームはBクラス決まりのようだ。巨人はグライシンガーとクルーンを獲得、阪神は新井を獲って、さらに先発投手を日ハムから金村を獲った。阪神はグライシンガーを欲しかったのだが、グライシンガーが在京の巨人を望んだので駄目だった。いくらJFKが完璧であっても先発のいい投手がいなければ優勝できないことが分かったはずなのだが余り補強できなかった。中日は西武からの和田が福留の穴を埋めてくれるだろう。横浜はクルーンが抜けて補強ができていないのでAクラスは難しい。来年も今年と同じように中日、巨人、阪神の優勝争いになりそうだ。
パリーグは新人の活躍が楽しみだ。日ハムの中田、ソフトバンクの大場、楽天の長谷部。
セリーグは中日、パリーグはソフトバンクのレギュラーシーズン優勝となろう。