22日のNHKスペシャルは「大災害・情報をどう伝えるか」というテーマであった。主に、インド洋大津波の事例が放映されていた。
まず、インドネシアでは、気象庁がM6.76の地震として測定し、津波は発生しないとみなした。タイでは、南部で強い揺れがあり、気象局はM8.0の地震と測定し、津波がタイへ来ると予測しなかった。観測を始めて以来100年を経過したが、津波被害を経験していなかったのだ。プーケットでの津波被害が生じても、津波知識がないので原因が分からず、20分後のカオラックでの被害を防げなかった。
インド洋大津波は常識を超えていたという。日本の学者は、津波の高さよりも津波の陸上での流れの怖さを知ったという。
津波警報が発令されれば、人が助かるかというと、そうでもないようだ。昨年の和歌山県沖の地震で津波警報が発令されたが、対象地域の人の85%は避難しなかった統計がでているのだ。なかには、海岸に見に行って自己判断していた人も多いという。今回のインド洋大津波の教訓で避難率は少しは高まるであろうか。
まず、インドネシアでは、気象庁がM6.76の地震として測定し、津波は発生しないとみなした。タイでは、南部で強い揺れがあり、気象局はM8.0の地震と測定し、津波がタイへ来ると予測しなかった。観測を始めて以来100年を経過したが、津波被害を経験していなかったのだ。プーケットでの津波被害が生じても、津波知識がないので原因が分からず、20分後のカオラックでの被害を防げなかった。
インド洋大津波は常識を超えていたという。日本の学者は、津波の高さよりも津波の陸上での流れの怖さを知ったという。
津波警報が発令されれば、人が助かるかというと、そうでもないようだ。昨年の和歌山県沖の地震で津波警報が発令されたが、対象地域の人の85%は避難しなかった統計がでているのだ。なかには、海岸に見に行って自己判断していた人も多いという。今回のインド洋大津波の教訓で避難率は少しは高まるであろうか。