ある旅人の〇〇な日々

折々関心のあることや読書備忘を記録する

チリ地震

2010年02月28日 | Weblog
日本時間の27日午後3時半頃、南米チリの首都サンティアゴの南西およそ320キロの沿岸部(海底か)を震源とするマグニチュード8.8の大きな地震が起こった。これまでに死亡が確認された人の数が147人に上っている。
南太平洋のポリネシアにあるマルケサス諸島のヒーバ・オア島で1メートル79センチの津波が観測。ハワイ島の東部では2メートル50センチの津波が到達する恐れがあるとして一部地域に避難勧告が出た。
日本に津波が到達するとすれば、28日午後1時すぎ以降との見通し。地震の規模から大津波は考えられず、大きい場合でも、津波警報の発表基準である高さ1メートル程度と予想されている。1960年(昭和35年)のチリ地震(M9.5)の際には、最大で6メートルの津波が三陸海岸沿岸を中心に襲来し、142名が亡くなった。今日は警戒が必要だろう。
この前のハイチ地震は、20万人以上の犠牲者になったんだな。

テレビドラマ

2010年02月26日 | Weblog
朝の連ドラ「ウェルかめ」は、ゾメキ出版が解散してからただダラダラとストーリーが流れて面白くなくなった。視聴率も落ちているのではないか。もう余りみたくなくなったよ。

「相棒season8」もそろそろ最終回が近づいたようだ。2時間スペシャルはお金も相当使って大物ゲストが出演するからとても楽しませてくれる。だが、通常のときはショボイ事件でゲストも小物なので印象に残らない。右京役の水谷豊の演技力で高視聴率を保っているのではないか。この前は、9年前の現金輸送車からの現金強奪事件、その前は大学の准教授の出世争いをめぐる爆殺事件を解決するもので、ともに事件が込み入っていた。

「不毛地帯」もいよいよ終盤だな。イランのサルベスタン鉱区落札に成功した壹岐正(唐沢寿明)。だが、ドクター・フォルジの「サルベスタン鉱区は壹岐正にとって第二のシベリア抑留になる」という発言は聞き捨てならなかった。次回は、落札から4年近くたって壹岐正は副社長になって経営の実権を握ったようだ。だが石油の掘削にはまだ成功していない。周りは撤退の意向だが壹岐正は頑なに五号井目を掘削するようだ。そして大門社長の綿花相場の失敗で大損。いよいよ面白くなるぞ。それにしてもエンケンこと鮫島辰三はえげつないことをやるね。この前は息子の嫁を騙したり、兵頭の部屋に違法侵入したりして情報を得ていた。

参院選はどうなるか

2010年02月25日 | Weblog
この三日ほどとても暖かい。自転車で少し走ると汗ばんで顔がほてる。もう四日で3月だもんな。今日はスーパーの農家直コーナーに里芋があってとても安かったので買ってきた。600gぐらい入っていて120円。今夜は芋の煮っ転がしだ。

この前の日曜日の長崎県知事選と町田市長選で民主党は惨敗した。政権交代から5ヶ月経って、鳩山政権は期待はずれといってもいいだろう。それに首相と幹事長のカネの問題で嫌気が差しただろう。でも、この政権にしばらく頑張ってもらうしかない。

この夏の参院選までに一波乱あるかもしれないから今のところ参院選の予想はできないが、このままだと民主党は支持率を少しずつ減らしていくのかな。
民主党と自民党からの著名人の立候補予定が決まってきている。
民主党からは、前田日明(元格闘家)、岡崎友紀(女優)、清水信次(スーパー経営者)、有田芳生(ジャーナリスト)が決まっている。それから相本芳彦(富山選挙区元北日本放送アナウンサー)、岩田浩岳(島根選挙区元民放テレビのアナウンサー)も。噂に上がっているのが滝川クリステル(45度のアナウンサー)である。有田芳生は新党日本から2度出馬したが落選した。弱小の新党日本からではだめだと悟ったのであろう。
自民党からは、麻生真宮子(元タレントで食品会社の経営者)、石井浩郎(秋田選挙区元プロ野球選手)が立候補予定。候補者公募に応募しているのが源純夏(徳島選挙区シドニー五輪競泳銅メダリスト)。噂に上がっているのが三原じゅん子(女優)、藤川優里(美人すぎる市議)、岡崎朋美(五輪メダリスト)、王理恵(王貞治・ソフトバンク会長の次女で野菜ソムリエ)、池谷幸雄(元体操選手)、つるの剛士(タレント)など。麻生真宮子はヘアヌード写真集を若いときに出しているので話題になっている。でも今は成功した企業経営者である。

カーリングが面白い

2010年02月22日 | Weblog
バンクーバー五輪で日本代表の5人のカーリング娘が頑張っている。ルールはあまり分からないが、見ていて面白い。相手のストーンをサークルから弾き出して、自分のストーンをサークル内に多く残せばいいみたいだ。ラスト・ストーンで大逆転が起こることがあるから最後まで気が抜けない。
今日は日本がロシアとドイツと戦い、1勝1敗。これで3勝3敗になった。あと3戦あるが、ひとつでも落とせば予選突破は難しい。
カーリングは五輪には10カ国しか出場できないので出るだけでも大変である。カーリングは体力はそれほど重視されないようだ。経験、勘、観察力、運動神経などが勝つために必要な要素だろう。だから日本人に適したスポーツかもしれない。今後、日本でもっと競技人口が増えそうな気がする。
キャプテンの目黒萌絵選手がいちばんショットが上手いようだ。今日はサブの山浦麻葉選手が初登場したがけっこう美人である。なんといっても本橋麻里選手が目立つ。彼女はイメージ映像のDVDまで出していて、けっこう売れているという。中国のメディアも注目しており、「日本で初めてのカーリング美女、しかも巨乳」という見出しで記事を書いている。

左から目黒萌絵、近江谷杏菜、本橋麻里、石崎琴美、山浦麻葉

シュワブ陸上案への流れ

2010年02月21日 | Weblog
斟酌しないの平野官房長官が沖縄訪問している。今度は沖縄県知事に会って、移設先についてベストだのベターだのと言っている。また、下地空港のようにキャンプ・シュワブを上空から俯瞰視察するようである。
キャンプ・シュワブ陸上案は、民主党が国民新党の下地議員に要請して提案してもらったという情報もあるようだ。民主党はマニフェストで普天間基地移設先は、県外か国外と言った手前、自らはシュワブ陸上案を提案できないのである。参議院の勢力図も自民党議員が離党したため、変わってきている。県内移設拒否の社民党との連立を切っても大丈夫なのである。だから、県外・国外に適した候補地が見つからない場合の落としどころとしてシュワブ陸上案を急遽浮上させたのだろう。国民新党の下地議員のファミリー企業に土建屋があり、彼も利権に与れるので喜んで提案したことであろう。
しかも、シュワブ陸上案は沖縄・名護市辺野古の海を埋め立てずに済むし、米軍の施設内であることから沖縄県知事や名護市長の承認もいらないのである。例え、反対運動があっても、基地内にある基地建設現場に市民は押掛けることもできない。今後、シュワブ陸上案に向って流れていくことが予想される。国民新党にはもうひとつの案として嘉手納基地統合案もあったが、海兵隊と空軍は仲が悪いので一緒にできないという人もいるようだ。
民主党はずるいね。自ら県外・国外の移設先を必死に検討している様子がみえない。北澤防衛相がグアムを訪問したが、現地ですぐグアムは駄目だと発言した。これはアリバイづくりだったんだろうね。もうひとつ、民主党議員が個人的に徳之島の首長と交渉したというのもあった。結局、端から県外・国外の移設先を探す意思はないのではないか。

てなもんや三度笠

2010年02月18日 | Weblog
昨日、俳優の藤田まことさんが亡くなった。76歳。死因は大動脈瘤破裂、つい先日亡くなった立松和平さんと同じ。
子どものころ、日曜日の早朝、テレビ番組「てなもんや三度笠」をよくみた。舞台劇の生番組みたいだったような記憶。共演は白木みのる、財津一郎など。ゲストも歌手が多く、よく劇中で歌も歌っていた。番組のスポンサーは、クラッカーの前田であり、藤田まことがクラッカーの袋を持って「当たり前だのクラッカー」と言って宣伝していた。この番組で藤田まことはイメージが固定して、それから抜け出すのに苦労したようだ。馬面の喜劇俳優というイメージだった。
40代になってからの番組「必殺シリーズ」で中村主水役を長く好演したが、すっかり主水のイメージが強くなった。連れ合いの借金の返済で大変苦労したようでもある。これからも再放送で彼に何度も会えるであろう。

国会では相変わらず、政治とカネの問題に時間が浪費されている。瑣末なスノーボードの国母の服装について文科大臣が批判したりもしている。今、優先すべきは、だれがみても経済・景気関連だと思うのだが、ほとんど関心ないようだ。景気がよくなれば国の財源も増えて、予算も思い通りにつくれるだろうに。
カジノ事業法案でもつくって、東京、大阪、沖縄あたりでカジノ施設をつくろうなんていう話も出ない。今や中国の富裕層が日本に観光にやって来て大人買いをしているではないか。電気製品やブランドもの。秋葉原で電気製品を100万円以上も買う中国人もザラである。彼らもカジノが好きであろう。シンガポールのセントーサ島でもつい先日、カジノがオープンした。日本の政治家には経済に関して危機感が薄いと言わざるを得ない。カジノをやれと言っているのではなく、例としてあげているのである。他にもいろいろ方向性を示せばいいだろう。

五輪日本選手アイドル

2010年02月17日 | Weblog
バンクーバー五輪日本代表の女子アイドル6人を勝手に選んでみた。画像はノーメイクみたいでそんなにきれいに見えないがご覧下され。他の選手の中にも美人がいるみたいだが、とりあえずよく知っている選手だけ。

上段左から、フィギュアの浅田真央・安藤美姫、スプリントの吉井小百合

下段左から、カーリングの本橋麻里・近江谷杏菜、モーグルの上村愛子

「沖縄市場<マチグヮー>文化誌」読書録

2010年02月15日 | Weblog
「沖縄市場<マチグヮー>文化誌」(小松かおり、ボーダーインク、2007年)を読了した。副題が「シシマチの技法と新商品から見る沖縄の現在」である。
第一牧志公設市場の成り立ちから始まり、大学院学生であった著者が店員助手までやったシシマチ(精肉市場)の仕入れから販売までの詳細は専門的である。売り場の商品の経年的変貌。商品が変われば沖縄の生産現場も変わったのではないかと市場の向こう側まで調査考察されている。その情熱には感心する。現在、著者は、理学博士で、静岡大学人文学部の准教授である。

市場の向こう側の生産現場ということで島豚アグー、モズクと海ぶどう、島バナナに焦点が当てられる。
島豚アグーの復活:
1982年ごろ、名護博物館の島袋正敏氏(著書に「沖縄の豚と山羊」[ひるぎ社おきなわ文庫、1989年]がある)が島豚の全島調査を行い、島豚の血が濃いと思われる18頭の豚を集めた。この島豚、産子数の低さ、肥育の遅さ、産肉性の低さなどから経済性の観点から畜産の対象として保護することが難しかった。そこで名護の農林高校の教諭が沖縄ブランド豚創出の教材につかうため、6頭を引き取った。戦前の在来品種を復活すべく、近親交配を続け、黒色を選別基準として戻し交配を始めた。困難を乗り越え、10年かけて戦前の形質と資質に近いアグーがつくられた。このアグーが元になり、現在のアグー系のブランド豚が生産されているのである。
アグーの特徴で長所というと、「体質強健で病気に強く、粗食に耐え、保育能力が優れていること」と「肉質は良好であること」である。この肉質のよさというのは脂のおいしさのことらしい。生産効率は悪いが美味しいので値段は普通の豚の2.5倍程度という。

モズクと海ぶどう:
小生がモズクを知ったのは、30年以上前の西表島であった。遠浅になった珊瑚礁の浅い砂地を歩いていたときに島の人が海藻のようなものをとっていたので、何かと聞いたら「モズク」だと言われた。まだ、養殖もされていないころで自生のモズクだった。食べたのは、ずっと後のことで養殖モズクだったと思う。今ではスーパーの定番商品になって年中売られている。
海ぶどうは15年以上前に宮古島に行ったとき、居酒屋で食べたのが初めてだった。あのコリコリした食感が気に入った。宮古島だけの特産かと思っていた。当時、沖縄では八重山から本島まで少しずつ分布していたが、宮古島の与那覇湾周辺だけは大量に自生していたという。潮流の速さ、塩分濃度、栄養分の濃度がちょうど海ぶどうの生育に適していたようだ。
その後、モズクも海ぶどうも本島の恩納村で本格的に養殖が始まり、各地に広がり、流通量が飛躍的に増加した。特に海ぶどうは陸上の水槽で養殖されるので那覇市内でも生産されている。著書では、養殖の試行から成功までのエピソードが書かれており、とても興味深い。

島バナナもいろいろ工夫されて栽培されたが、沖縄が台風の通り道になることが多いので安定供給は困難ということだ。

実に面白かった。手元に一冊置いておきたいほどだ。

バンクーバー五輪始まる

2010年02月14日 | Weblog
スノーボード日本代表の国母和宏選手問題は、エスカレートしていた。注意だけで済むかと思っていたが、全日本スキー連盟会長が国母選手の出場資格停止をJOCに申し入れていたというから驚いた。加えて、あの札幌五輪の金メダリスト笠谷幸生副団長も副団長辞任を申し入れていたようだ。それはいくらなんぼでも行過ぎだろう。橋本聖子団長のとりなしでなんとか免れたようだ。たしかにあのだらしない服装と態度は悪かったが、そこまで反応したとはね。この件で国母という変わった名前と顔は有名になってしまった。小生もこの選手を初めて知った。これでメダルでも取ればもっと有名になりそうだ。
モーグルの上村愛子選手は惜しいことに4位に終わった。メダルをとる予想をしていただけに残念。でも4年後、もう一度トライして欲しい。
ノーマルヒル・ジャンプでは日本勢は駄目だった。優勝候補のスイスのアマンはやはりスゴイ。数日前にテレビで特集していたが、ジャンプの終盤にスピードが増すというのだ。トレーニングで玉乗りしてバランス感覚を磨いていたのにも驚いた。もうひとりの優勝候補であるオーストリアのシュリーレンツァウアーは3位だった。日本勢は団体戦でなんとか銅メダルでもいいから取って欲しい。

ついでだが、今夜、サッカーの東アジア選手権の日本・韓国戦やっていたが、日本が3対1で負けた。このままでは、ワールドカップは予選で敗退しそうだ。岡田監督の解任問題が議論されるだろうな。

ヤフーオークション

2010年02月14日 | Weblog
先日、ヤフーオークションで入札して外付けHDDとビデオ「老人と海」を落札した。ともに中古だが、外付けHDDはバッファロー250GBで3700円、ビデオはジャン・ユンカーマン監督作品であり、与那国島で撮影したドキュメンタリー映画で1780円であった。今週、届くであろう。

外付けHDDは前から欲しいと思っていた。システムのバックアップにも必要だが、パソコン買い換えのときになくては不便であるから。それにあまり使っていないアプリケーションソフトを外付けのほうに移して、空き容量に余裕を持たせたい。

ビデオ「老人と海」は1991年の作品で懐かしい。15年以上前の夏に沖縄の与那国島に行ったとき、ちょうど久部良港で祭りが行われていて、屋台が出て、歌や踊りがあり、屋外のスクリーンにこの作品が映し出されたのだ。現役の82歳のウミンチュが主人公で、島の人も大勢出演するドキュメンタリー映画。もう一度、みたいと思っていたが、まだDVDになっていない。仕方なく、中古のビデオを買うことになった。レンタルアップ品でないようなので恐らく楽しめるだろう。
下記画像がビデオのジャケットである。先日亡くなった立松和平さんが推薦文を書いておられる。本当に楽しみだ。


バンクーバー五輪は二日後

2010年02月11日 | Weblog
バンクーバー冬季オリンピックは、いよいよ土曜日が開幕だ。日本のメダル獲得目標は10個らしい。その数はかなり難しいと思う。小生の予想だと、スケートのフィギュアが2個、スピードが1個、そしてスキーではモーグルが1個、計4個である。
早速、服装のことでイチャモンがついた。スノーボード日本代表の国母和宏が成田空港からバンクーバーに移動した際、服装に乱れがあったとし、橋本聖子団長を通じ萩原文和監督に口頭で注意したというのだ。左記画像のように選手団の正装である日の丸付きのジャケットを着ていたが、サングラスをかけ、ワイシャツのすそをベルトの外に出し、ネクタイを緩め、スラックスは腰骨の下まで下げてはくなどしていた。髪もジャマイカあたりのレゲエ風だし、鼻にピアスをしていた。スポーツマンらしからぬ身だしなみだな。オリンピック村の入村式は遠慮したらしい。謹慎なのか抗議なのか分からないが。国母というと柑橘系の名前だな。

シナでは共産党一党独裁を批判した民主活動家の劉暁波氏に対する懲役11年の判決が確定したという。罪状は国家転覆罪みたいなものだった。政府を批判しただけで懲役11年とはまだ時代錯誤の遅れた国家だな。北の金王朝と似たようなものだ。アメリカとヨーロッパ連合(EU)は中国政府を非難する声明を発表したが、鳩山政権は何もしないのかな。できないか。

昨日から天気が悪い。今日はかなりの雨量だった。明日は晴れるようだ。明日は遠出しよう。
今夜は、玉葱を材料にした。豚肉・シメジ・玉葱を炒めて卵でとじた。これは子どものころから好きな料理だ。それから味噌汁の具に玉葱とカットわかめを使った。国産の玉葱だと思って買ったのだが、タイ産であった。だから安かったのだ。あのスーパーには中国産も韓国産もあるのだが外国産は避けていた。夕食の締めは、中国産のジャスミン茶であるが。

焼き鳥か空揚げか

2010年02月10日 | Weblog
「奥様は海外添乗員」というブログがあり、いつもランキング上位にある。朝食や夕食の料理の画像を載せているのだが、お金も手間もかけた料理とも思えない。でも、なんとなく美味しそうなのだ。
この前、そのブログに串無しの焼き鳥というのがあった。レシピはフライパンで焼くのだが「鶏肉に塩、胡椒、酒、醤油で下味をつけて片栗粉を少しまぶすのがポイント」程度。それで昨夜、それをつくってみた。酒のかわりに味醂を使った。鶏の空揚げができた。鶏肉は、煮るよりも揚げたほうが好きであるので、もちろん美味しかった。この焼き鳥、あまり油を使わないので空揚げよりもヘルシーかもしれない。

唐沢寿明と山口智子

2010年02月10日 | Weblog
古いニット専門雑誌に唐沢寿明と山口智子をニットのモデルにしたものがあったのでスキャンしてみた。
「唐沢寿明 メンズニット ベストコレクション」(主婦と生活社、1990年9月10日)と「山口智子が着る私のニット」(ブティック社、1991年10月5日)である。ともに20代後半の年齢になっているがさすがに若々しい。。
唐沢寿明は、最近、ドラマ「不毛地帯」で壹岐正役を力演している。山口智子はあまりテレビに出演しないが、「崖の上のポニョ」でソウスケの母親役の声優をしていた。


立松和平さん

2010年02月09日 | Weblog
作家の立松和平さんが亡くなった。体調が悪くて入院していたそうだが死因は脳内出血。62歳。
かなり前、久米宏のニュースステーションに出て、各地の自然をライブで紹介していたのが印象に残る。前もって用意していた言葉ではなくて、優しい朴訥な語り口だった。
このブログを立松和平で検索したらいくつかヒットする。与那国のキビ刈り援農、映画「遠雷」、映画「光の雨」、小説「うんたまぎるー」のことなど。
盗作で、2回ほど問題になったこともあったな。

以前、読書録として立松和平与那国三部作というのをまとめたのが下記である。
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■2003/08/31 (日) 立松和平与那国三部作
「砂糖キビ畑のまれびと」:ちくま文庫、1988年発行
「太陽の王」:新潮社、1982年発行
「海のかなたの永遠」:福武書店、1989年発行

「砂糖キビ畑のまれびと」はエッセイ集だが、あとの二つは小説である。どれも沖縄の与那国島を舞台にした作品である。
どの作品にも「おじさんを助けてくれよ」というフレーズが出てくる。これは、彼が、与那国にサトウキビ刈りの季節労働者として行ったときに、実際に雇い主から発せられた言葉のようだ。
彼は、当時、小説家だったが、なぜ与那国へ援農に行ったのか明らかに書いていない。学生時代からアジアを放浪し、沖縄へも船で数回行っており、那覇の波之上のAサインバーでボーイとして働いた経験もある。
放浪によって体験したことが、彼の文学に大きな影響を与えたものと思う。
キビ刈りは過酷な労働だが、泡盛を水のように飲みながら行っているようで、それがオキナワ的なのか面白い。キビ刈りだけではなく、田植えや十六日祭りという行事も体験している。

「太陽の王」は小説の最後のほうで意味がわかる。「おじさんは王様みたいだな。太陽の王だ。天からだか、地からだか、あんなにたくさんの人が湧いてくるんだからなあ。おじさんのためにさ」という文章で。キビ刈りを終えてしまわねばならぬ期限の日に、シマの人々が働きに来てくれるのだ。ユイマール精神というべきものだろう。この小説は彼のキビ刈り季節労働の体験がすっかり小説になったもの。文学的表現が多彩で、さすが純文学作家の作品だなと納得できる。

「海のかなたの永遠」は、かなり幻想的なストーリーである。若い母とその幼児が南の島にやってくる。この島の原野百坪の土地を購入したので見に来たという。登記もしてあるのだが、場所がはっきりしない。
来島した日に、一人暮らしのアマガク婆さんに出会い、その家に泊まり、三人の人間関係が深まっていく。アマガク婆さんは語り部でもあるが、だれも聞いてくれないのだ。島には自分だけしか暮らしていないという幻想をもつこともある。
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追記:
立松和平さんの死因は、テレビニュースによると「大動脈瘤破裂による多臓器不全」だという。

ココアとマーボー豆腐

2010年02月07日 | Weblog
今日は、ミルクココアが安かったので久しぶりに買った。ブルボンのミルクココア310グラム入り238円。コーヒーばかりだと飽きるから。カカオに含まれるポリフェノールは体にいいらしい。
今夜は、マーボー豆腐を食べる。これまたレトルトのマーボー豆腐の素が@100円と安かった。これに絹豆腐とブナシメジとレタスを入れて、少し煮込んでできあがり。マーボー豆腐は甘口が口に合うし、とても美味い。小生は、けっして普通に美味いという表現はしない。この前、テレビ番組でお馬鹿なタレントが何かを食って「リアルに美味い。普通に」なんて言っていたが。もっと情緒ある表現ができないのだろうか。

最近、「沖縄市場<マチグヮー>文化誌」(小松かおり、ボーダーインク、2007年)を読んでいるのだが、実に面白く奥深い。読む前は雑学書かと思っていたのだが、フィールド調査と体験をもとにして分析・考察を行っており、学究的なのだ。特に、「シマ豚アグー」、「モズクと海ぶどう」、「島バナナ」の三種類の商品に焦点をあて、その生産と流通について取り上げている。島バナナは沖縄は台風の通り道だから安定供給が困難なようだ。

先日のドラマ「不毛地帯」は視聴率が10.2%しかなかった。女性はあまりみてないかもしれないな。いよいよドラマも終盤に入った。石油開発プロジェクトに壹岐正(唐沢寿明)は苦しんでいる。でも米国のオイル会社と組んで落札に成功するようだ。大門一三(原田芳雄)は綿花相場に失敗して失脚するというが。紅子(天海祐希)がずいぶん色っぽくなった。今夜の「龍馬伝」も面白いぞ。

この前からツイッターでささやきを始めたのだがあまり面白さが分からない。