ある旅人の〇〇な日々

折々関心のあることや読書備忘を記録する

トヨタの危機

2010年01月31日 | Weblog
トヨタ自動車のリコール台数がなんと700万台だという。最初は、踏み込んだアクセルペダルがフロアマットに引っ掛かって戻らないという不具合だった。それとは別にペダルの部品自体にも欠陥があったという。2007年から指摘されていたというが、3年前にトヨタが世界の自動車業界のトップに躍り出たおごりがあったのだろうか。そのとき、クレームをなおざりにせず、適切に対応できておれば、今回のような大きな危機を避けられたであろうに。なぜ日本で販売されたトヨタ車にリコールがないかといえば、その欠陥ペダルの部品が外国製のみだからのようだ。「エコバッグをもってエコ車に乗って買い物に」とか「子ども店長」みたいなCMを垂れ流さずに、もっと安全性に注力すべきだったろう。
このままトヨタは転落して行くのか、はたまた留まることができるのだろうか。トヨタが更なる不振になれば、日本経済への影響は多大である。しかし、まだあまり政府やマスメディアは騒いでいない。小沢問題よりも重要だろう。

つい先日、アップル社が電子ブックのタブレット型端末「iPad」という新製品を発表した。この端末だと寝転がっても読めそうである。紙の新聞が減っている現状もあるが、これで紙の書籍も少なからず影響を受けると思う。紙の書籍よりもコストが安いし、資源の節約にもなる。地球エコにいいのである。出版社も変わっていくだろうな。

かめこと勝乃新の結婚

2010年01月30日 | Weblog
朝の連ドラ「ウェルかめ」は視聴率が14%台で可もなく不可もなくというところだが、毎日みている。来週の2月6日(土曜日)には、いよいよ波美と勝乃新の結婚式が放映されることになった。面白いカップルになりそうだ。
「相棒」は17%台で相変わらず人気番組である。事件が複雑だからいいのかもしれない。それに杉下右京役の水谷豊が巧いからな。「不毛地帯」は今週12%台になったようだ。出演者の演技がオーバー過ぎてくさい面もあるが面白いと思う。来週は、いよいよ石油事業がクローズアップされ、兵頭信一良(竹野内豊)の出番が増え、紅子(天海祐希)が色っぽい姿をみせてくれそうだ。壹岐正(唐沢寿明)は秋津千里(小雪)との関係を隠そうとするのは関心できない。
NHK土曜ドラマ「君たちに明日はない」とテレビ朝日木曜ドラマ「エンゼルバンク~転職代理人」は、いかにも今の世相を反映したドラマ。前者はリストラ請負企業で活躍する坂口憲二が頑張っているが視聴率が6%弱だそうだ。後者は久しぶりにテレビ出演した長谷川京子が転職代理人を演じるが、視聴率は7%程度と低いが、次回もみたいと思っている。

崖っぷちの横綱

2010年01月30日 | Weblog
ほぼ、朝青龍は引退になるだろう。度重なる注意、二場所の休場処分と減給もあった。今回は場所中の未明に泥酔して一般男性に暴力を振るい、鼻骨骨折させていた。協会には自分のマネージャーに暴力を振るったと嘘の報告を行い、被害者と示談を進めていたというから驚きである。自発的に引退届けを出さなければ、引退勧告か解雇処分になるのが常識であろう。

ブックオフの105円棚で池上永一の長編小説「シャングリ・ラ」の単行本をみつけたので購入した。池上作品のなかでは唯一読んでいない作品であるので、いずれは読んでおかねばと思っていたのだ。地球温暖化への警鐘になっている作品のようだ。
内容紹介では「21世紀半ば。熱帯化した東京には巨大積層都市・アトラスがそびえていた。さまざまなものを犠牲に進められるアトラスの建築に秘められた驚愕の謎とは--? まったく新しい東京の未来像を描き出した傑作長編!!」となっている。

与那原恵のノンフィクション「美麗島まで」(文藝春秋、2002年発行)がちくま文庫から文庫化され、来月発行される。いい作品なので、なかなか文庫にならないのが不思議だった。
読書録は下記に。
http://blog.goo.ne.jp/gooeichan/e/fc3633af6ceeb0632e2980ef0f21dfb4

空き店舗と勧誘電話

2010年01月29日 | Weblog
街を自転車で走っていて、また空き店舗が増えたことに気づく。喫茶店、ガソリンスタンド、中小スーパー、書店、雑貨店、レンタルビデオ店、花屋、弁当屋、外車販売代理店・・・など。新しい業態の競合店に負けたり、不景気の影響によるのだが。西武有楽町のデパートも撤退するご時世だからね。増えているのは歯科クリニックと新古書店だけか。コンビニ出店は飽和状態みたいだ。いつも景気がいい店はユニクロだ。近所の店は土日になると駐車場待ちの車が列をなしている。また、ユニクロに安いズボンでも買いに行こう。

最近、証券やら先物取引やらの詐欺ぽい電話が再びかかってくるようになった。利回り30%とか大嘘こいている。何かの名簿を手に入れたんだろうな。昔の卒業名簿か会員名簿かな。もう引っ掛かる輩はいないと思うのだが。彼らにとっては万が一の確率でもいいのかもしれない。電話は、留守電でおやすみモードにしている。それでいい。

泡盛と黒糖酒

2010年01月29日 | Weblog
ずっと前に、黒糖焼酎がなぜ奄美でつくられるようになったんだろうかと思ったことがあった。「ふるさとの名酒と焼酎」(稲垣真美、新潮選書、昭和59年発行)を読んでその理由がわかった。下記がその読書録である。でも、沖縄に黒糖焼酎が普及しなかったことは小生にとってまだ謎である。

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■2004/06/24 (木) 泡盛と黒糖酒
「ふるさとの名酒と焼酎」:稲垣真美、新潮選書、昭和59年発行

日本全国の旨酒のなかから選りぬいた名酒を紹介した著書であるが、「泡盛と『辻』の姐と」と「奄美だけの黒糖酒」の章を読んで、面白くてなるほどと思った内容を書いておく。

最近、琉球新報で泡盛の記事があり、沖縄の泡盛酒造所売上高のベスト10が載っていたのであるがそれをまずまとめて書いておく。
1位がなんと、久米島の久米仙で35億円で2位のヘリオス酒造(くら)の24億円にかなりの差をつけている。旨いとよく言われる宮古の菊之露が4位で20億円。首里の瑞泉が6位で14億円。7位に久米仙酒造、8位に今帰仁酒造と続く。

「泡盛と『辻』の姐と」には、冒頭に与那国の「どなん」のことがエピソードとして書かれている。週刊誌で紹介したら、それを読んでメーカーが一箱送ってくれたというもの。
久米島の久米仙はタイ米を乳酸発酵させたシー汁を仕込んだもろみを使うので他の泡盛にない快い風味を持つそうだ。それで売り上げナンバーワンなのだろうか。
那覇の久米仙酒造とは従妹同士の蔵元なので紛らわしい社名がついていることが分かった。
首里の咲元は、瑞泉とは親戚関係にある。咲元によると、原料にタイの砕米を使うのは、粘着性がなくて容器にくっつかないので使いやすいからだそうだ。
ある蔵元では泡盛の臭みがぬけない原因として、麹室のニクブクの下にゴキブリが巣をつくって棲んでいたこともあったという。昔は、衛生上の問題もあったのであろう。

「奄美だけの黒糖酒」では、黒糖焼酎が登場した経緯が書かれている。戦前は泡盛をつくっていたのだが、戦後、原料の米がなくて黒糖を酒造りに使ったのである。
戦前の日本では酒税法により黒糖を酒造りの原料にすることは許されなかった。戦後、琉球政府の管轄下に入ったため、黒糖焼酎が実現したのだ。日本に復帰して特例として奄美に限って認められている。黒糖焼酎にも米麹を一部使っているようだ。最初は黒麹を使っていたが、現在は、品のいい味や香りを実現するため白麹を使っている。

沖縄にも原料の黒糖は豊富だったのに、なぜ黒糖焼酎がつくられなかったのだろうか。やはり、泡盛へのこだわりがあったのだろうか。
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無料配布雑誌から

2010年01月28日 | Weblog
「月刊プラザ岡山」という無料配布雑誌がある。ほとんど広告のページであるが、2月号に興味深い記事が二件あった。ひとつは「いろは丸事件」、もうひとつは「この人に聞く」の民俗学者神崎宣武についての記事。

いろは丸事件というのは、明治維新の1年前に鞆の浦で起こった事件である。龍馬が設立した海援隊の傭船「いろは丸」が紀州藩の船と衝突し、沈没した事件であった。この事件は、坂本龍馬という人物の人間像と政治的手腕を知るうえで格好な素材になっている。この海難事故が契機になって国際的視野に立った海上衝突予防法が制定されることになった。この事件については「坂本龍馬いろは丸事件の謎を解く」(森本繁、新人物往来社)に詳しく書かれている。
大河ドラマ「龍馬伝」は、鞆の浦でこの事件のロケが行われたようだ。楽しみである。



神崎宣武は岡山県出身の民俗学者であり、著作も数多いのであるが、まだ一冊も読んでない。この記事を読んでいて、彼があの伝説の民俗学者の宮本常一の弟子だと知って驚いた。神崎が武蔵野美術大学に在学中に宮本の研究室に遊びに行ったのが宮本との出会いであるという。フィールドワークを叩き込まれ、調査は俯瞰することから始めよと教えられた。
それから宮本と司馬遼太郎との対談にただ一人観客になったことで司馬遼太郎に可愛がられることになった。司馬に本の執筆を薦められ、書き上げたのが「吉備高原の神と人」(中公新書)であるという。その後、神崎は江戸時代の庶民や旅についての著作を書いている。「江戸の旅文化」(岩波新書)でも読んでみようか。




日本沈没

2010年01月27日 | Weblog
財務省が発表した2009年の貿易統計では、輸出は前年比33・1%減の54兆1827億円、輸入は34・9%減の51兆3749億円となり、過去最大の減少幅だったということだ。これほどまでに日本経済が悪化していたとは驚いた。1年間で経済力が3割以上も落ちたというのは素人がみても緊急事態だと思う。デフレ不景気になるのは「むべなるかな」というところだ。無能な政府のつけが回ってきたのだろう。中国みたいになりふりかまわずアタックするバイタリティは日本にはなくなったわな。新政権にも危機感もって動いている姿もみえない。「政治とカネ」や「普天間基地移設先」の問題よりも優先しなくちゃ。

ところで、普天間基地移設問題だが、急に奄美諸島の徳之島案が浮上してきた。どういう経緯か定かでないが、徳之島の人にとっては青天の霹靂みたいなもんだろうな。今まで、長崎空港、下地島、伊江島、関空、怪しげな馬毛島も噂になってきたが。馬毛島は種子島の隣にある小さな島で、一企業が島全体の8割を所有しているという。現在、重機で島を平坦にする工事が進行中。貨物のハブ空港にするという構想があるそうだが、実現は難しそう。今は島が荒地になり、海が汚染され、種子島の漁師たちが怒っているようだ。もちろん種子島の人たちは基地建設には反対している。

官房長官の発言とハラスメント

2010年01月26日 | Weblog
平野官房長官が昨日、名護市長選の結果を「斟酌しなければならない理由はない」と言及した。そして、今日の午後は、普天間基地移設問題について「(地元が)合意しなかったら物事が進まないということか。そこは十分検証したい。法律的にやれる場合もあるだろう」と述べたという。
これらは、政府としての公式見解の発表である。辺野古への基地建設の可能性も残しておき、新たな移設先の自治体が受け入れに応じない場合でも、法的に決着させることも可能との見解を明らかにしたようだ。
こうなると従来の計画通りになる恐れもある。だから、名護市長選の稲嶺進氏の当選を喜こび浮かれてはおれないだろう。
官房長官としての資質が不足しているように思うんだが。大丈夫かな。

フジテレビ系の連続ドラマ「泣かないと決めた日」が今夜から始まった。新人OL役の榮倉奈々が周りの社員からハラスメントをされるストーリーである。同僚のミスを被らされたり、書類を入れ替えられたり、文書を捨てられたり、渡辺謙の長女である杏(榮倉奈々の恋敵役)にまで冷凍庫に閉じ込められてしまった。かわいそうに。 

大河ドラマ「龍馬伝」

2010年01月25日 | Weblog


「龍馬伝」が第4回まで進み、舞台は江戸に移った。俳優も里見浩太郎、渡辺いっけい、貫地谷しほり、谷原章介が加わった。昨夜の視聴率が23.4%だというからすごい。
福山雅治の龍馬は、なかなか適役だと思う。ただ、龍馬は1836年生まれだから、江戸に行ったのは17歳のとき。それを40歳の福山が演じるのは少し苦しいものがあるが、それは許容範囲としておこう。

今回の「龍馬伝」、今までの大河ドラマと比べて映像の質感がまったく異なっている。「プログレッシブカメラ(通称30Pカメラ)」という機材を使っているので深みのある映像になっているようだ。確かに、登場人物や風景、小道具の質感をリアルに再現できていると思う。特に、岩崎弥太郎役の香川照之の汚れ具合がすごい。制作にけっこう拘りがあるから金もかかっているだろう。

龍馬は女子にもてたそうだが、すでに登場した加尾(広末涼子)も佐那(貫地谷しほり)もいい。龍馬は薩摩藩と長州藩のパシリに過ぎなかったと過小評価する人もいるが、フィクションの世界で楽しんでもいい。日曜日の夜が楽しみになった。

元の木阿弥か

2010年01月24日 | Weblog
今日の名護市長選は投票締切直後に基地建設反対派の稲嶺氏に当確がでた。結果は大差になるのかと思えば、開票率55%では同じ票数になっている。
最終結果は
稲嶺 進:17950票
島袋吉和:16362票であった。
やはり僅差だったか。

新市長のもとで辺野古建設が白紙になって、他の移設先も決まらなければ、普天間基地に海兵隊は居座ることになるのだろうか。元の木阿弥になってしまう。今後の鳩山内閣と米国政府の協議は果たしてどうなっていくか、関心をもちたい。


尾篭な話だが、最近、便通がよくない。冬は、たいてい硬めになって便秘気味になるのであるが、この冬は少しひどい。水分は充分摂っているのだが。数日前、下剤を使って無理やり出した。毎日、出すようにすれば解決するだろうが。

焼きそば用のそばでラーメンを初めてつくってみた。やはり美味しくなかった。麺が太すぎて駄目なのか。

「写真集基地沖縄」をながめて

2010年01月23日 | Weblog
昨日、岡山の古本まつりで100円で拾った写真集である。「写真集 基地沖縄」(国吉和夫、ニライ社、1987年初版)。
140ページあまりの写真集で米軍の訓練を撮ったものが多く、まるで米軍基地の島という感じである。
思いやり予算とやらで傭兵みたいに米軍を雇うようなズルイことはしないで自前の軍隊を配備するのが真っ当な方向だと思う。

左のカバー写真は、トリイステーションで行われたグリーンベレーのラベリング訓練。

いよいよ明日が名護市長選の投票日。基地反対派の稲嶺氏が選ばれるなら、辺野古基地建設は難しくなるだろう。情勢をみれば稲嶺氏有利と見る。

映画「感染列島」は期待外れ。テーマとしてはタイムリーだがストーリーもつくりも稚拙だ。新型インフルではなく、フィリピンの離島のコウモリを媒介にした新型感染症の流行で日本で1000万人以上が死亡するというもの。妻扶木と壇れいが出てなかったら途中でみるのをやめていただろう。

「ウェルかめ」は面白い

2010年01月22日 | Weblog
最近は朝ドラ「ウェルかめ」を毎回みている。波美が勝乃新の実家に手伝いに行っており、まるで嫁入りでもするかのようだ。勝乃新の両親は、かつてのアイドルスターの国広富之と石野真子である。けっこうよい味を出している。波美と勝乃新の恋路の邪魔者の従妹はもう出てこないのかな。
波美の実家が遍路宿という設定がいい。いろんな人が宿泊するから話題に事欠かない。姑と嫁とのお遍路さんの仲直りをさせたりもする。遍路さんはヨーロッパでいえばサンチャゴ・デ・コンポステラへの巡礼者みたいなものだね。波美と幼馴染のうどん屋の娘・綾との仲違いは、けっこう長くシーンをとるので鬱陶しかった。我慢してみてきたが。
波美役の倉科カナは、今後、民放のドラマ出演にいっぱいオファーがありそうだな。でも、あの波美のキャラクターイメージが付きまとうから脱却するのも大変だろう。時代劇の日本髪も似合いそうだな。

今月、ツタヤが旧作DVD@100円サービスしているので3枚借りている。
「ハッピーフライト」:
JALではなくANAを使っている。主演は綾瀬はるかではないな。なんとなくみているだけでいい。

「ベロニカは死ぬことにした」:
真木よう子が出演しているのでみたが面白くなかった。

「感染列島」:
これはじっくりみたい。

事件ですよ

2010年01月21日 | Weblog
今日は、このブログに書籍関連で検索が多いと思ったら、書籍購入強要で出版業者が検挙されたんだな。小生の3年近く前の記事にヒットしたんだ。まったく性懲りもなく、あくどい業者が同じように商売やっていたんだね。断固、拒否しなければいけないのにこんなのに応じてしまう人の心理に付け込む商売なんだ。小生も医療機関に勤めていたときに、この強要電話をとったことがあるのであの感じがわかるんだ。
http://blog.goo.ne.jp/gooeichan/e/a089f2028dd8341f02a42172fb9ae1ab

テレビニュースは小沢問題やJAL問題で騒ぎすぎだ。もっとあのハイチ大地震の被害の報道に時間をとっていいのではないかと思う。死者が10万人とか20万人とかいわれているのだから。やはり後進国の貧しい国家の災害なんて報道価値が低いのかな。
小沢問題は、土地を購入した4億円をどうやって工面したかだろう。そんなに重要なことなのか。もっと優先しなければならないことがあるだろう。マスコミは検察側のリークを垂れ流しているだけだろう。ネットのブログでは、擬装供述をリークした検察側への批判がほとんどの意見だ。検察側が正義というわけでもないから、何を信じていいのやら。
JAL再建のために国家は1兆円以上の金を注ぎ込むらしい。なんでこんなに酷くなるまでJALを放っておいたのか理解に苦しむ。責任を明らかにしてほしいよ。ホリエモンがいうようにJALが粉飾決算していたのなら逮捕者が出てもいいだろう。

ハイチ大地震:
ハイチ地震は、M7・0という規模の大きさに加え、震源の深さが約10キロと浅かったことが強い揺れにつながった。震源地が、人口約200万人が密集して住む首都ポルトープランスから15キロしか離れていなかったことも、被害拡大の原因となった。
ハイチとドミニカ共和国があるイスパニョーラ島は、北アメリカプレートとカリブプレートがぶつかり合う「沈み込み帯」のほぼ真上に位置する。
周辺にはいくつかの大きな断層が東西に走っており、今回の地震はそのうちの一つで発生したとみられる。ロイター通信が英国の地震専門家の話として伝えたところでは、この断層は過去250年間、大きな動きを見せておらず、今回の地震ではその間に蓄積された力が一気に放出されたとみられる。地震のエネルギーは、TNT火薬50万トン分に相当するという。
また米CNNテレビによると、ハイチ周辺は世界でもっとも地震活動が活発な地域の一つで、2008年には米国の科学者5人が、イスパニョーラ島南部の断層帯で大地震が発生する可能性を指摘していた。

日本の地震もヤバイよ。

大学ノートと声明

2010年01月20日 | Weblog
今日は随分暖かかった。夜から天気が崩れてきたようだ。明日は少し冷えるのかな。
ホームセンターでコクヨの大学ノート(30枚)5冊セットが198円で売られていたので購入した。今まではスーパーで1冊125円で買っていたのだが、セットで買うほうがかなりリーズナブル。

昨日の沖縄タイムスのサイト記事に次のようなものがあった。テレビのニュースでは報道されていなかったようだ。本土のマスコミがネグレクトしたのだろうか。
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米軍普天間飛行場の移設問題をめぐり、ノーベル文学賞作家の大江健三郎氏や作家の加賀乙彦氏ら計340人の有識者が18日、名護市辺野古を含む県内移設に反対し、冷戦構造を前提にした日米安全保障体制の見直しなどを求める声明を発表した。大学教授らの呼び掛け人が同日、国会内で会見した。近く日米両政府や与党3党に提出する意向だ。・・・・
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大江健三郎は、核廃絶や九条の会での声明に名を連ねてきていたのだが、今回は宮本憲一大阪市立大名誉教授、宇沢弘文東大名誉教授、遠藤誠治成蹊大教授など大学教授ら18人が呼び掛け人となっているようだ。
声明では、簡単に日米合意に妥協しなかった鳩山政権を評価しつつ「本土に住む者も黙視できない」と指摘。「自民党政権が13年動かせなかった。(在沖海兵隊の)グアム移転協定も含めて再検討すべきで、米国はその間、圧力をかけるべきではない」とした。
移設先については「本土の米軍基地への受け入れ可能性や国外移転を真剣に検討すべきだ」と要望。冷戦思考から脱却した視点に立てば「沖縄の米軍基地は不要」と位置付け、「常時駐留なき安保」の実現を求めた。
この沖縄の米軍基地は不要と位置づける声明が名護市長選に影響を与えるだろうか。冷戦が終わってもシナへの抑止に必要だと述べる人もいるようだが。

店で腹を立てること

2010年01月19日 | Weblog
昨日、新古書店で安いDVDボックスを買ったのだが、家に帰ってボックスを開いてみるとディスクが1枚足らなかった。店に電話をかけて返品する旨伝え、今日の昼下がり、店に出かけた。お金を丁重に返してくれれば、そのままスンナリ帰るつもりだった。ところがである。店員が小生のポイントカードの提出を求めた。返金額のポイントをマイナスにするというのである。冗談はやめて欲しい。かなりの距離に時間をかけて返しにきたのである。大人しく応じるつもりはなかった。だったら、交通費と電話代を払えと大声で要求してやった。そうすると責任者らしい店員が、数百ポイントを加算してくれた。主張すべきことは大声で言ったほうがいいのである。この店、検品をおざなりにしているのかな。

スーパーで特売価格品を平常の価格で買わされることが多々あった。意図的ではなくポスレジの価格の更新をし忘れたのであろうと思う。家に帰ってレシートをながめて悔しい思いをした。そこで特売品は清算時にチェックする癖がついてしまった。間違いをみつけて、つい怒鳴ってしまったことがある。怒鳴るのは血圧が上がるし、精神的によくないと思う。あとで気まずい思いをすることもある。それで、スーパーでは怒鳴るのはやめている。