娘が空也上人の像を見たいというので、
青春18きっぷを使って、数年ぶりに京都へ。
あまり京都へ行ったことのない娘だから
いろいろ連れて行ってあげようと、
まず、三十三間堂。
お堂もご本尊を入れて1001体の仏像も
国宝になったんだそう。
写真を撮れないので、外に貼ってあったポスターをパチリ。
よくもまあこんなに並んだものだと度肝を抜かす。
三十三間堂はかなり前に行ったきりで、
その時は土足で入れたような・・・・
次に、「清水道」下車して六波羅蜜寺の手前にある
冥土に通じるという井戸がある六道珍皇寺へ。
その井戸、本堂右横の格子窓から覗けるようになっている。
境内に迎え鐘と呼ばれる鐘楼があり
音が冥土まで届くといわれ、
その響きに応じて精霊が
この世に呼び寄せられるといわれているそう。
窓の下の綱の結び目を手前に引いて鐘をつくという、
変わったつき方の鐘。
行かれたら是非お試しあれ。
この鐘楼も以前っ来たときあったかなと思ったら、
2017年に建て直されたのだそう。
しかし、娘の響きが小さかったので、
私、勢いよく綱を引いて大きな響きをさせてしまった。
だれか精霊を呼び寄せたかなぁ・・・・(・_・;)
六道の迎え鐘:六道珍皇寺 | kojiroの京散歩 (ameblo.jp)
六波羅蜜寺は次の記事で。
随分前に一度紹介したかも・・・・・。
校内と言ってもいいぐらいの場所にある。
木の暮津島神社と
舞台。
昨年の11月に写真撮ったので
紅葉だけど、(・_・;)
最近やっと、
これを撮ったので、
やっと、アップ。
朝夕、この横を車で通るのだけど、
この舞台の屋根
犬山のこの旧磯部邸の
『起くり屋根(むくりやね)』に似てるなと。
知ってる人いたら是非教えて。
しかし、この舞台、今は使われていないようだけど、
勿体無いなぁ。
今週は代休消化で休みだけど、
何やかやで忙しい。
21日は日泰寺にお参り。
久し振りに市も出て賑わっていた。
昨日は、この日しかないと、
雨が降りそうで、帰路は大雨になったけど、
創建は853年。
臨済宗妙心寺派のお寺。
本尊の、今回御開帳の十一面観音菩薩像。
創建より古い601年、聖徳太子が28歳の時、
一刀三礼して彫ったと伝えられているそう。
60年に一度の大開帳と、30年に一度の中開帳のみに
拝むことができるという秘仏。
最近は平成十二年(2000年)に大開張が行われ、
本来なら2030年の中開帳だけど、
今年、聖徳太子没1400年の遠諱(50年毎に)法要が行われ、
それに伴って特別に大開帳されたようだ。
次回の大開帳は2060年だそう・・・生きてないな。
地蔵菩薩のように錫杖と宝珠を持つ
珍しい姿の聖徳太子像は
唯一ここだけだそう。
このお寺、観音霊籖(かんのんれいせん)という
みくじ占いの秘法が伝わっていて、
住職と面談して具体的に占う内容を定めた上で、
住職が読経しておみくじを引き、
住職がその結果を説明するという
古式に基づく伝統的方法で行われるのだそう。
興味ある方はいかがですか。
西尾市の浄名寺に円空仏を見に行った。
この小さなお堂に祀られていて、
自由に開けてお参りすることができる。
像高270㎝で国内最大級だそうで、
生えている木に直接彫られた立木仏。
阿弥陀如来の化仏を配した宝冠を被り、
胸に装身具(瓔珞ようらく)があることから観音像。
もともとは伊勢に祀られていたのが、
明治時代に廃仏毀釈で
数多くの仏像が難を逃れるために
船で対岸の三河などへ移され
この円空仏もその一つではないかと。
円空は、延宝2年(1674)夏に
伊勢志摩地方を訪れて多くの造像を行なっていて、
この頃の作ではないかと。
とても癒されるほっこりした仏像でした。
境内には
こんなアフロヘアの阿弥陀仏も。
駐車場には
近くには、
常福寺の刈宿の大仏(おおぼとけ)や
常楽院閻魔堂の閻魔さんも。
閻魔堂は見落としそうですが、
刈宿の交差点を右折すると直ぐに
反対車線の道路沿いにあります。
左折すると大仏のある常福寺へ。
浄名寺に行かれたら、
是非お寄りになるといいですよ。