GOODLUCK'S WORLD

<共感>を大切に、一人の男のスタンスをニュース・映画・本・音楽を通して綴っていきたい

「死闘!ジョコビッチ対ワウリンカ戦」

2013年01月21日 | Weblog

 3連覇を狙う第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)は第15シードのスタニスラス・ワウリンカ(スイス)に1-6(25分)、7-5(60分)、6-4(45分)、6-7(68分)、12-10(102分)でなんとか競り勝った。

    

 ファイナルセットはまさにスーパープレイの連続だった。勝負はどちらに転んでもおかしくない展開、死力を尽くしての戦いになった。
 勝利した瞬間、5時間の今期最長試合を制したジョコビッチはユニクロのポロシャツを破り捨て(こんなシーンは見たことがない)、大きな雄叫びを上げた。

      

負けたワウリンスカのフェデラーを彷彿させる見事なシングルのバックハンド、そして軽快に動き回る粘り強いレシーブ力には驚愕した。フェレールの脅威の動きを見ていただけに、ジョコビッチの強打をものともしないこんなに強い選手がスイスにいたのか、錦織圭の前途はまだまだ多難が待ち受けていると思わずにはいられなかった。

 第1セットは、まずワウリンカが1-6で勝ち、第2セットも2-5でワウリンカがリードしていたが、ここからジョコビッチが脅威の反撃を始め7-5で勝利。第3セットもジョコビッチがようやく1ブレイクして6-4で勝利、第4セットで勝負が決まると思われたが、なんとタイブレイクにもつれ込みワウリンカが6-7で勝利した。この時点で勝負の行方はまったくわからなかった。ファイナルセットも勝利の女神はどちらも降臨せず、一進一退を続け、なんと6-6から12-10まで、死闘が続いた。(ファイナルセットはタイブレイクがない)このセットだけで102分も要したのだからその激しさは想像できよう。最後は精神力と体力が、ほんのわずか上回ったジョコビッチが勝利をもぎ取った。

       



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。