らいふ

日々の想いと暮らしの足跡。

義母の老い

2022-07-25 19:12:24 | 家族
89歳になる義母が毎日のように「今日病院だから送ってほしい」と手提げをもって私たちを呼びます。
病院の予約日が今日だと思うようです。
そのたびに今日じゃなくて〇日と言っても、また次の日にすっかり準備をして私や夫を呼ぶ繰り返し。
電気の消し忘れ、蛇口の閉め忘れ、携帯の電源を落としたりも頻繁にあります。
認知症の検査をしてもほぼ正解する義母ですが、そんな「あらら」が多くなってきました。

厳しい義母で、嫁としては語りつくせないほど辛い数十年でしたが、もうキツイことを言う勢いもなくなってきました。
人は誰でも老いるし弱くなるのですね。
私はむしろ年齢相応になってきてくれたことにホッとしているところがあります。
しかし、息子である夫はそうはいかないようです。
母親の変化を受け止められないし、間違いにいちいち説明したり叱ったりするのです。
それはよく聞く話で、男はそういう傾向があるようですね。
困ったものです。
驚かすと筋肉がビクッと硬くなるように、怒られると体も気持ちも固くなって認知症も進みますよ。(私の説です)
義母は週に1回デイサービスに行くことになりました。
夕方まで居られるのか少々不安です。

それはそうと
義母は要支援なので今回は保健師さんがプランを立ててくれました。
若い保健師さんでしたが上手に聞きとってくれて、アセスメントとケアプランも素晴らしかったです。
義母の様子と私たちの心配と今後の期待等をとっても的確に言葉にしてくれていました。
過不足なく、「うんうんそんな感じ!」と思える表現で、私たちも現状を再確認することができました。
夫も感心しきり。
自分たちだけでは行き詰るであろう今後の介護を、助けてくれるプロがいることがほんとに心強いです。


コメント
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