理科・社会まで、普段、学習している人は稀でしょうね。
試験前の詰め込みが主体となるのでしょう。
暗記系と呼ばれるこの2科目でも、差があります。
普段の学習では、授業が理解できるか、どうかですね。
先生の説明が解からない場合、
小学校の内容に問題がないでしょうか?
小学校の国語・算数は大丈夫でしょうか。
ここに穴があると、中学校の理科・社会は厳しいです。
このエントリーを参照に。
陰山先生の徹底反復シリーズには、理科や社会もあります。
翌日、授業でやる範囲を学習するとといいでしょう。
「小学校レベル」がはっきりすると、授業の説明も聞きやすく
なると思いますよ。
さて、理科と社会の特徴ですが・・・
【理科】-図で覚える、実験過程を覚える。
中学校の理科は、「自然現象を観察する」
「実験である現象を観察する」学問です。
たとえば、「花のつくり」を覚える場合、
「花の構造の図」を覚えるわけです。
図で覚えるとなかなか忘れません。
実験もどういう実験をやっているか、手順、試薬、結果を
覚えるわけです。
難しい実験問題に見えても、教科書の基本実験を
ちょっと形を変えたり、2つ組み合わせただけ、だったりします。
この観点から書かれた参考書は
「未来を切り開く学力シリーズ 図でわかる中学理科」です。
「応用の利く基本問題」が厳選されて載っています。
結構、「考えさせられる」問題でして、
考えることで「わかったつもり」を防ぐそうです。
その上で、「図を覚える」わけです。
【社会】-用語の定義を正しく覚える。
社会には「似た言葉」がたくさんでてきます。
「遊牧と移牧」「親藩・譜代大名・外様大名」などなど。
社会は分類の学問なので、用語の正しい定義が大事です。
そして、もっとも試験前の詰め込みが効く教科ですね。
普段は、教科書に何が書いてあったか、漠然と覚えていれば
よいと思います。
試験前に、「教科書」-「問題集」-「教科書」でゴリゴリと
覚えます。
単語帳形式も有効ですよ。(暗記カード・ポケチャレなども)
『時事問題』-ニュースを聞いて、知らない用語は調べよう。
時事問題対策に新聞を読みなさい、というのは昔から
言われています。
でも、新聞は「基本用語」の解説がないのですよね。
ですから、ニュースを聞いて、知らない用語を
現代用語の基礎知識みたいなので、調べるのがいいのでは?
ニュースを「聞く」と書いたのは、NHKラジオニュースを
前提にしているからです。
最近のTVニュースは「ワイドショー化」してますから・・・
ニュース検定なんてのもありますよ。
毎日新聞が主催なのが、政治的に気になる人もいるでしょうが
委員が、養老先生、北朝鮮問題の重村教授、
NHK週間こどもニュースの池上氏ですから、まあ、大丈夫。
「月間ニュースがわかる」も魅力的ですが、
実物みていないので、コメントは差し控えます。