よねの出身高校は、札幌南。
全国的にみてもTOP公立高校のひとつです。
よねは、高1の夏休み前に学年350番(450人中)を取ります。
高校入学時に配布された進学のしおりによると、
北海道大学に合格できるのは学年120番以内。
そこで学習意欲を失いました。
さらに、よねは、自宅では勉強できない高校生でした。
受業内容が教科書をきちんと扱う日本史、化学、物理は、
落ち込むことはなく、学年の中上位でした。
酷かったのは、数学と英語の2科目です。
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【数学の授業】
教科書は一切扱わず、傍用問題集「オリジナル」を
黒板の前で生徒に解かせる形式でした。
指定されるのは、B問題の後半2/3の問題。
しかも解説がほとんどなし。
当てられても解けませんから、ビクビクものでした。
【よねの行動 現役中】
よねは授業中に寝ることができない性格でした。
「オリジナル」のA問題とB問題の前半1/3は
自力で解けますので、自力で解いていました。
高1・冬休み明からは、人に薦められた
旺文社の「基礎問題集」(絶版=基礎問題精講とは別物)
「数I」「基礎解析」「代数幾何」「微分積分」の4冊を
演習しました。1週間に1回2時間。
高3の夏休み前に終了しました。
代ゼミ出版の「基礎解析・代数幾何初級問題集」(100題)
「微分積分初級問題集」(65題)
=入試で「やや易」とされる問題を精選した問題集
この2冊を1周だけしました。
結果:センター175点
2次摸試:偏差値45(高3・12月の河合記述)
【浪人時】
前述の「基礎解析・代数幾何初級問題集」「微分積分初級問題集」
+「理系数学初級問題集」の3冊を夏休み終了まで
5周しました。
1題15分が標準ですが、最後は1題5分で解けました。
結果:
2次摸試:偏差値69.5(9月河合記述)
偏差値76 (8月代ゼミ)
これは東大理IIIレベルです。
以後、数学はペースを落とし、最終的に
河合記述の偏差値は60を少し切ります。
(旭川医大のボーダーが偏差値60)
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【英語の授業】
教科書を、生徒に当て、訳させる授業。
教科書の半分しか終わりませんでした。
副教材として
「英語構文160」(桐原書店=絶版)
現代でいうと「基礎英文問題精講」が近い感じ
「英熟語ターゲット1000」(旺文社)
この2冊は、定期試験や校内実力テストにも
出題内容でした。
結果:
センター:123点
2次摸試:偏差値42.5(高3・1月河合記述)
【浪人時】
「英語長文」の授業は、予習で全訳を行い、
講義内容を一言一句まで全部書き取っていました。
復習は、朝15分に今まで受けた講義ノートを。
1つの長文を最低20回は見直しています。
結果:
2次摸試:偏差値69.5(9月河合記述)
偏差値59.5(12月河合記述)
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考察はその2で。