ウクライナ戦争
電力など生活インフラにたいする攻撃は、
ロシア側は、2022年から続けてきました。
対して、ウクライナ側のロシア領内、
ことに生活インフラにたいする攻撃は、
西側が戦争の拡大を招くとして否定的でした。
2024年8月のウクライナのクルスク侵攻を機に、
ロシア側の生活インフラへの攻撃にたいする
報復として、ドローンによるロシアインフラへの
反撃が黙認されるようになった気がします。
(西側兵器の使用は認められていないようですが)
1週間ほど前にモスクワ周辺を含む、
複数の目標に大量のドローン攻撃があったようです。
もしかすると、このような攻撃に対する
回復能力に、ロシアとウクライナに差があることが
効いてくるかもしれません。
ウクライナは、西側の部品や技術を使用できますが、
ロシアにはそれがない。
電気機関車や製油施設、送油施設のメンテナンスにも、
西側の部品がないことで、支障をきたしていると思われ、
それを匂わす情報が漏れ出てきています。
ロシアは、ウクライナ東部4州に、遠征軍を送る立場で、
遠征を支える物資を運ぶ必要があります。
さらに、最近でも、1月あたり3万もの死傷者が
でているとの推測もあります。
このような現場での負担、損害があるうえに、
国内の輸送インフラ(鉄道や石油)に
不安があるとなると、
今年の冬には、ロシアは戦争どころではなくなる
気がするのですが・・