よねの備忘録

お勉強問題が中心。
政治を語るときは、ネトウヨです。

普段の学習。国語・英語・数学

2007-11-19 14:45:04 | その他

「基礎知識の蓄積」段階なのか
すじみちをたてて考える=「論理」段階なのか

それを意識して考えてみました。

【国語】
中学の国語は「論理」の段階です。
目標レベルは「大人の読んでいる本」が読めること。
新書・文庫は読めるようにしたいですね。

要求レベルから考え、親が教えるのは無理でしょう。
進研ゼミか、くもん塾か、専門家にまかせましょう。

ただし、漢字を覚えたり、見慣れない語句を辞書で調べる、
(例えば「ひっきりなしに」とか「ことごとく」とか)
「基礎知識の蓄積」も必要ですよ。

『Aコース』

中1、中2 「進研ゼミの添削」
中3頭   「出口の国語レベル別問題集 0理論編」
       (東進ブックス)

アドバイス 「勘で解いてはいけない。なぜその答えに
        なるのかを考える」
        「作者の考えを聞かれているわけで、
         自分の判断を入れない。」

『Bコース 苦手な生徒むけ』
  「論理エンジン 読解作文トレーニング」(出口汪 水王舎)
   小学4年、5年、6年の3冊

【英語】
本来は中学英語は、基礎知識の蓄積段階です。

中学では基本単語を覚える。基本的文法を覚える。
「論理」は高1か高2の段階です。
文法を完成させ、文法をどう読解に結びつけるか=「論理」

ところが、近年、「会話ができる」ことが求められてきました。
そこで、教科書が変化したのです。
一言で言うと、「教科書がラジオ英語化した。」

普段の学習ですが、
NHKラジオ英語ができたら、ベストです。

授業は文法事項の予習もできたらいいのですが、
最低限、単語を辞書で調べる予習はするべきですね。
授業では、文法事項が説明されるのですが、
単語が解からないばかりに、先生の話に集中できない場合が
あるようです。

単語は、綴り、意味、アクセントなどが、「何となく」ではなく
反射的にできなくてはダメです。

中学校の学習は「細かい知識を正確に覚える」ことが
求められるのですが、その意識がもっとも身につきやすいのが
英単語の学習であるそうです。
英単語がきちんと覚えられるようになると、
社会の用語を「細かい知識を正確に覚える」意識がでてきて、
さらに数学の解法や計算も「正確にやる」意識がつくそうです。

古典的ですが、「単語帳」がいいでしょう。
できあいのものでなく、自作しましょう。
「作る」ということは「自習」しているということなんですね。

復習ですが、最低限、翌日と週末には、
教科書を3回音読して、その後、授業ノートをみましょう。
音読は有効な方法です。
さらに英語本文が丸暗記ができればいいですね。
古典的ですが、有効な方法といわれています。

中学英語で、一番危険なのは文法の抜けです。
週末でも、長期休みでもいいので、
「100%基礎固め くもんの英文法 中学○年生」はやりましょう

『最低限』
・単語の予習
・翌日と週末の復習(本文音読と、ノートを読む)
・単語帳を作って単語を反射的にできるように。
・「100%基礎固め」で文法に穴を作らない。

『可能なら』
・NHKラジオ英語
・教科書本文の丸暗記

【数学】
英語・数学は積み重ねの教科です。前に学習した事を
前提に、新たな事項がでてきます。

英語は中学から始まる強化ですが、数学は小学校の分も
ふりかかってきますから大変です。
さらに、方程式、関数など「抽象的概念」が次々でてくるので、
急に難しくなったように感じるでしょうね。

『基礎知識』
・2次式、因数分解、2次方程式など【関数一般】
 これは、高校1年生で「論理」になります。
・統計、場合の数

『論理』
・方程式-文章に書かれた条件を式に表す。
・一次関数のグラフ-「速さ、時間、距離」の問題は
             グラフ化できるのですね。
・図形-平行四辺形など図形の性質、相似、合同など。
     
『予習が必要な科目』
受験直前にあっという間に、難度が増します。

例えば、放物線を習うと、その放物線上に平行四辺形を
乗せた問題(関数-図形融合問題)が出現します。

また、三平方の定理をやると、円の直径の円周角が直角で
あることを利用した問題や、長方形を折り返した図形など
図形の応用問題が出現します。

つまり1年から3年までのいくつかの章にまたがった知識を
融合させて出題してきます。

そのため、1章ごとにしっかり身につける必要があります。
数学の教科書は、かなり「いじわる」に書いてあるので、
授業で先生の説明をきちんと聞くのが大事です。
そのため、予習をして、何が解からなかったのか、
はっきりさせてから授業に臨んだほうがいいです。

『予習・および追いつくための参考書』

「これでわかる数学 中学○年生」(文英堂)がいいでしょう。
教科書よりははるかに親切に説明してあります。
予習は、説明を聞いて、「基本問題」を解いて、
もう一度「説明」を解く。これで解からないことをはっきりさせて
授業に臨むわけです。
チャート式、ニューコースも素晴らしい参考書ですが、
「これでわかる」は基本のみ扱った「薄い参考書」である事、
「くわしい数学 ステップアップ問題集」と同じ文英堂なので
問題レベルが統一されていること、2点で有利です。

いったん授業から遅れても、「これでわかる」の「薄さ」が
追いつきやすい要素になっています。
追いかける場合に「受験レベル」まで扱った「分厚い」本は
やる気を削ぎますよね。
予習と同様に、説明を聞いて、「基本問題」を解いて、
もう一度「説明」を解く。これで解からないことをはっきりさせて
先生に解からないことを聞くんです。

大切なのは、問題集は計算をノートにきちんと書くこと
しばしば、説明だけで、解けちゃった気分になる人がいます。
紙にかかないと、本当に解かっているのかが測れません。
そしてなにより「計算力」がつきません。

『テスト前後』
「これでわかる」の復習をするのは当然ですが、
「くわしい数学ステップアップ問題集」で
同レベルの類題がスラスラ解けるかを測定しましょう。

『まとめ』
・小学校レベルの穴がないことが前提。
・「これでわかる数学」(文英堂)で、説明-問題-説明の
 サイクルを体験する。
・予習が望ましい。
・遅れをとっても追いつくのは、可能である。
 あきらめずに追いかけてほしい。
・入試には、いくつかの分野が融合した出題である。
 1章、1章をきちんと押さえ「穴」をあけない。
・計算は紙に書く
 



コメント (2)
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