中学2年生になってから数学・英語の
遅れを取り戻したい場合の方法です。
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【数学】
「ひとつひとつわかりやすく」(学研)
You tubeで講義動画を閲覧できる点がGood
(講義動画はスタディサプリで代用可能)
正解した問題には、〇や✓をつけます。
2周目は間違えた問題だけやります。
すべての問題に3つ印がつくまで繰り返します。
6周や7周になるかもしれませんが、
そのくらいしつこくやることが大事な姿勢です。
どうせ、やり直しをするなら、
そのまま中3の範囲までおこなってしまうのも
ひとつの手です。
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【英語】
「ひとつひとつわかりやすく」(学研)
英語は中学から、文法がはじまるので、
中学3年までおこなってしまいましょう。
その後、
「本多式短文英単語」(文芸春秋社)を
行えば、ベターです。
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リカバリーをしなくてはいけない、
ということは、「学習の基礎体力」にも
問題があるはずです。
小学校段階の国語・算数の強化もお忘れなく。
まず、予習をしましょう。
①スタディサプリの講義動画
②「まんが攻略BON」(学研)
5分でも10分でもよいので、
翌日の授業で、先生が何を話すのか、を
つかんでおきます。
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授業中のノートは、
板書を写すだけではいけません。
後でノートを見ても授業が再現できませんから。
先生が話したことを書き取るようにしましょう。
板書+先生の話したこと、を両方写すのは
大変かもしれません。
そこで、先生の話したことだけを書き取って
あとで、友達や同級生とノートのコピーを
交換します。
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学校指定の「ワーク」はその週のうちに。
5科目全部のワークをその日のうちにできれば
良いのですが、そうもいかないかもしれません。
翌週以降に持ち越すことはやめましょう。
学校指定のワークがない場合は
「基礎固め100%シリーズ」(くもん)を。
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講義型の教材に取り組むには、
国語の基礎体力が必要です。
・社会 「面白ほどわかる」(KADOKAWA)
・理科 「図で覚える中学理科」(文芸春秋社)
中学1年の数学は、
「正負の数」「数と式」「1次方程式」と並びますが、
授業のペースがゆっくりすぎて、
「落ちこぼれ」ならぬ「吹きこぼれ」になる生徒がいます。
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中学校1年の場合は、
①中学校2年の「連立方程式」に取り組みます。
この単元は、中学校2年の「数と式」を
習ってなくても学習可能です。
さらに「1次方程式」「連立方程式」の
文章題に取り組みましょう。
「自由自在・問題集」(受験研究社)や
「塾技100」(文英堂)
高校入試レベルの文章題に取り組みましょう。
②それでも余裕のある人は
中学2年の「一次関数」「場合の数・確率」など
中学2年の場合は、
①「合同」を習った段階で、
中学3年の「相似」「円周角」などを扱った単元に
取り組みます。
②余力のある人は
上記の「文章題」「一次関数」「場合の数と確率」の
高校受験レベルの問題に取り組みます。
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基礎的な問題は、日頃から解いておかないと
計算力が落ちます。
・「百マス計算」を1日1枚
・「くもん基礎固め100%」や
各社の一日5分ドリルや10分ドリル
1日 5分~10分
上記を日課にしてください。
中学1年の最初の定期テスト(1学期/前期の中間)は
易しいので、ここで70点以下の生徒は
「できない人」に定義されます。
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中学校の数学は、小学校の算数の知識・計算のうえに
積み重ねる科目ですから、小学校段階の穴を埋める必要が
あります。「学習の基礎体力」としてエントリーしました。
算数・数学にアレルギーがあるでしょうから、
1日にたくさんの分量をやらせようとしても
ますます嫌いになってしまいます。
最初は、1日15分からでも仕方がないと思います。
少しづつでも「毎日、算数・数学の学習をする」こと。
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公立高校入試の数学は、
「落とせない6割」と「差がつく4割」
この2つで構成されています。
この「落とせない6割」の部分を
マスターしておけば、高校数学の教科書にも
ついていくことができ、大学受験につながります。
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具体的な教材ですが、
①スタディサプリの授業動画
②「ひとつひとつわかりやすく」(学研)
You tubeで講義動画を閲覧できます。
③「語りかける中学数学」(ベレ)
④「くわしい中学数学」(学研)
①~④のいずれかで「理解」をします。
授業前の予習に使ったほうが効果的です。
数学のできない人は、共通して「文章題」が苦手です。
中学の数学・方程式が超わかる本(草志社)
・なぜ(-)x(-)がプラスになるのか、など
・文章問題の、問題文の読み方、発想法、式の立て方
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「理解」だけでは知識は定着しません。
その日のうちか、遅くともその週のうちに
学校指定の「ワーク」を行ってください。
(あとから何回もできるようコピーをとっておくこと
=定期試験対策になります。)
小学校レベルの四則演算も大事な基礎体力です。
1日1個の「百マス計算」を行いましょう。
学校指定のワークがない場合は
市販の「教科書ワーク」「教科書トレーニング」で代用します。
長期休みには、
「100%基礎固め」(くもん)シリーズを行いましょう。