・「理解」も大事だが、「定着」を重視
・「手」が覚える
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「和田式・中高一貫カリキュラム」より
(引用開始)
使用する教材は、高校範囲では「4ステップ」や
「スタンダート」のような基礎的な傍用問題集から
入っていく。夏休みなどの長期休暇には、
課題として「青チャート」が与えられる。
(中略)
学校の定期テストは、これらの問題集の中から
範囲を指定され、ほぼ同じような問題が出される。
50分の制限時間で7題から8題ほどでるので、
1題当たり5~6分のペースで解かなければ、
時間内に終わらない。
「その場で考えて解く」などと悠長なことは
やっていられず、問題をパッと見た瞬間に
鉛筆がカリカリと動きはじめるようでなければいけない。
そこまでの域に達するには、ひたすら解き、
完全に定着するまで、言い換えれば解き方の手順
(解法パターン)を覚えてしまうくらい徹底的に
反復しなければならない。
(引用終了)
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予備校や塾などで、良い講義を受けて、
「解ったつもり」になっても、
いざ、実際の摸試や、入試本番の問題が解けない。
それは、「理解」したことが、
「定着」していないからです。
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よねの場合
1.小・中学レベル
公立入試の数学は、全部解答したあとに、
さらに計算部分を全部計算しなおすだけの
時間的余裕がありました。
それは、難問を解いていたわけではなく、
基礎問題の演習量が多かったためです。
2.高校教科書レベル
授業についていけなかった、よねは、
授業時間中に、傍用問題集「オリジナル」のうち
授業では扱わない、A問題とB問題の前半1/3を
解いていました。
また、週2時間だけ、一番基礎的な問題集で
基礎問題を解いていました。
3.入試初級レベル
浪人時代の4月から、入試初級問題だけを
扱った問題集を、反復して解いていました。
1問15分ペースだったのが、7月になると
1問5分ペースにまでupしました。
まさに「手が覚えた」状態です。
4.入試標準レベル
浪人時代の8月=代ゼミ、9月=河合塾の摸試で、
偏差値だけなら、東大・理IIIレベルになっていました。
これ以上の数学の強化はしていません。
もし、「青チャート」を「手が覚える」まで
やりこんでいたら、東大レベルでも解けていたかも。