よねの備忘録

お勉強問題が中心。
政治を語るときは、ネトウヨです。

大学受験への法則 その2

2017-11-24 17:41:11 | 公立校の学習法(アラカルト)

・「理解」も大事だが、「定着」を重視
・「手」が覚える
__________________________

「和田式・中高一貫カリキュラム」より

(引用開始)

使用する教材は、高校範囲では「4ステップ」や
「スタンダート」のような基礎的な傍用問題集から
入っていく。夏休みなどの長期休暇には、
課題として「青チャート」が与えられる。

 (中略)

学校の定期テストは、これらの問題集の中から
範囲を指定され、ほぼ同じような問題が出される。
50分の制限時間で7題から8題ほどでるので、
1題当たり5~6分のペースで解かなければ、
時間内に終わらない。
「その場で考えて解く」などと悠長なことは
やっていられず、問題をパッと見た瞬間に
鉛筆がカリカリと動きはじめるようでなければいけない。

そこまでの域に達するには、ひたすら解き、
完全に定着するまで、言い換えれば解き方の手順
(解法パターン)を覚えてしまうくらい徹底的に
反復しなければならない。

(引用終了)
______________________________________

予備校や塾などで、良い講義を受けて、
「解ったつもり」になっても、
いざ、実際の摸試や、入試本番の問題が解けない。

それは、「理解」したことが、
「定着」していないからです。
_________________________

よねの場合

1.小・中学レベル

公立入試の数学は、全部解答したあとに、
さらに計算部分を全部計算しなおすだけの
時間的余裕がありました。

それは、難問を解いていたわけではなく、
基礎問題の演習量が多かったためです。

2.高校教科書レベル

授業についていけなかった、よねは、
授業時間中に、傍用問題集「オリジナル」のうち
授業では扱わない、A問題とB問題の前半1/3を
解いていました。
また、週2時間だけ、一番基礎的な問題集で
基礎問題を解いていました。

3.入試初級レベル

浪人時代の4月から、入試初級問題だけを
扱った問題集を、反復して解いていました。
1問15分ペースだったのが、7月になると
1問5分ペースにまでupしました。

まさに「手が覚えた」状態です。

4.入試標準レベル

浪人時代の8月=代ゼミ、9月=河合塾の摸試で、
偏差値だけなら、東大・理IIIレベルになっていました。

これ以上の数学の強化はしていません。

もし、「青チャート」を「手が覚える」まで
やりこんでいたら、東大レベルでも解けていたかも。
 

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大学受験への法則 その1

2017-11-23 11:53:52 | 公立校の学習法(アラカルト)

高校レベルで講義が必要なのは教科書レベル
それ以降のレベルは自学自習で行ける
_____________________________

1.灘高のケース

「和田式・中高一貫カリキュラム」より引用

(前略 引用開始)

受験数学の基礎を徹底的に刷り込む

灘の数学の授業では、基本的に普通の検定教科書と
市販の傍用問題集が併用される。
教科書で定理や公式をざっと教えたあとは、
ひたすら問題を解かせて解説する演習中心のか
授業スタイルで、これは昔も今も変わっていない。

使用する演習教材は、高校範囲では、
「4ステップ」や「スタンダート」のような
基礎的な傍用問題集から入っていく。
夏休みなどの長期休暇には、課題として
「青チャート」が与えられる。

 (中略)

難問対策や「本質的理解」に踏み込まない

灘の数学のもうひとつの特徴は、
いたずらに難問対策に踏み込まない点にもある。
使っている教材を見てもらえばわかるが、
入試の基本から標準レベルの範囲を手厚くフォローし、
難問対策は基本的には行わない。
それで物足りない生徒は、自分で勝手に
上のレベルの演習をしている。
____________________________

2.傍公立高校のケース

(引用開始)

数学のフローチャートにもかかせていただきましたが、
私の高校では青チャートは習い始めの生徒は難しいとし
2年生の途中に配っていました。
しかし私の学年から1年生の最初から青チャートを
使って勉強させられました。
具体的に言うと、授業は教科書を用いて先生が授業し解説し、
青チャートで問題演習という形で行われていました。
もちろん定期考査も青チャートで範囲を指定され、
青チャートから数問、類題を数問、発展問題を数問という形で
行われていました。

(引用終了)

この方式にしてから、進学成績が上昇したそうです。
______________________________

3.よねのケース

授業では講義は行われない。
傍用教材「オリジナル」のB問題の後半
(難しいほう)を黒板で解かせて、添削をするだけ。

最悪のように見えますが、そうではありません。

大量の宿題を出して、それをこなすのに精いっぱいになり、
理解不全、定着不全になる。
これが、中高一貫校の生徒が失敗するパターンです。
_______________________________

数学だけを例に出しましたが、
英語、理科など他の科目にもあてはまる法則です。



コメント (2)
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徒然なるままに。 平成29年11月3日

2017-11-03 20:43:30 | その他

「よねの備忘録」の説明文には、
「あるブログへのコメント欄のつもり。
 お勉強問題中心。」と書いてあります。

2007年1月13日
はじめに浮かんだ疑問」というエントリーを書きました。


(引用開始)

自分が「国立大学医学部」になぜ合格できたか理解できないでいた。

小学、中学、高校と公立校に通っていた。
中学までは優等生としてよい。高校では「やる気でない」ので
学校以外の自宅の勉強時間は、高校3年間の間、なんと一日平均30分。
もちろん浪人しましたとも。
予備校に通ったのですが、一日1時間の授業と7時間の自習。
夕方には帰宅すると、夜は親と一緒にナイターをみていた。
そして土日はなんと「お休み」。
 高校、浪人の勉強時間を、高校3年でおこなったとすると、
現役時30分+浪人時平日8時間 X5日を7日で割って3年で割ると、
一日平均2時間半!!

自分がなぜ合格できたのか??誰だって疑問に思いませんか?
そして「自分探しの旅」がはじまった。

 (後略 引用終了)

2017年11月現在の「よねの答え」はあります。

現在、「中学受験」ブログは、たくさん存在しますが、
入学入学後の方針について、書いてあるブログは
皆無に等しいと言っていいほどありません。

そこに、当ブログの存在価値があるのですが、
中高一貫校の内情を知らないといけません。

「和田式・中高一貫カリキュラム」(新評論)を
読み進めていき、彼らの内情がわかりました。

かつて、大手ブログの管理人nimsel氏が、
自分のブログや著作では書けず、
別HNで当ブログに投稿した
「入門の講義を3回させてもらえれるなら、
 どんな学校でも進学校にして見せる」
その真の意味を書いていこうと思います。

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国語

2017-11-02 14:10:18 | 公立校の学習法・過去記事

国語の学習は長期休みが中心になると思います。

【小学校レベルの復習】

・「新日本語トレーニング」(小学館)
   基礎国語力編(上)(下)
   基礎読解力編(上)(下)

・啓明舎が紡ぐ「小学国語 読解の基礎」(みらい)
_____________________________

【中学レベルの漢字・国文法】

・くもん「基礎がため100%シリーズ」
   中学漢字
   中学国文法

【中学レベルの読解】

 ・「スタディサプリ」(リクルート)の講義動画
   中学国語 基礎
   中学国語 応用

 ・「中学国語の総復習」(くもん出版)
 ・「中学国語 システム読解」(水汪舎)
 ・高校受験 出口の国語レベル別問題集
  「0 理論編」(東進ブックス)

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