お知らせ 11月22~26日まで、学会につき更新を停止します。
最近の学力低下の原因は、基礎能力の低下です。
例えば、小学校でいえば「計算力」。
4月の学力テストの結果は、「基礎力は低下していない」と
されれていましたが、計算問題は簡単すぎました。
3桁X3桁の掛け算を出題するべきだったのですが・・・・・
でも、40年前よりは改善されているとは思います。
この間、学力テストが実施されなかったのが惜しまれますが、
当時の過熱・偽装ぶりは大変だったそうですので、
やむをえないでしょう。
中学校でいうと、
数学の「関数」と英語の「文法」なんですね。
数学の関数は、「不等式」と「2次方程式の解の公式」が
中学から高校に移動しました。
それで、入試では、図形問題が多くなり、関数は減りました。
その結果、数式を処理するスピードが落ちました。
英語は「聞く、話す力」に重点がおかれ、
「文法」がおろそかになっているのですね。
ゆとり教育っていうのは、「基礎を重視して、その上で
考える力をつける」という理念なのです。
しかし、肝心の基礎が弛んでいるのです。
基礎知識がないと、いくら考えようとしても無駄です。
このブログにかいてある勉強法は、平凡で退屈なものです。
でも、平凡な方法が結果的には、一番近道だと思います。
カメは遅いです。
でも、歩き続けていると、ある時、「何か」に進化します。
その「何か」のスピードは、ウサギの比ではないのです。
「ある時」というのが、実は高校2年あたりなので、
そこまで、じっと歩き続けることができるのか?
そこが勝負ですね。
実際に「何か」を目撃しましたし、
よね自身も最終的には「何か」になりました。