(引用開始)
一生懸命に努力しても成績を上げないようにする妙薬があります。
その妙薬を使えば、絶対に成績は上がらないし、
努力も頓挫することになります。
その妙薬の名前は劣等感。
どんな成績であれ、「よし!これからホンマに頑張るぞ!」と
ポジティブに考えて努力し、そのプロセスにおいて優秀な指導者
(もちろん親も含む)から自信を植え付けられた人は伸びます。
ちょっとした成功体験をさせないとダメです。大きい成功をする
前段階で、小さい成功体験を重ねることが大事です。
なぜ大事か。
自信がつくからです。劣等感を持ったままだといくら努力しても
ダメです。
成績を上げる妙薬は自信です。自信をつけるためには小さい成功を
重ねること。そしてそれを自分で実感することです。
周囲は褒めればいい。自分でも自分を褒めれれば伸びます。
小さい成功を重ねるためには難しいことに手を出してはいけません。
簡単なことからでいいのです。急ぐ必要はない。「ここまではできた!」
とか、量的に「こんなにやった!」が自信になります。
そのうえでの「勉強法」なのです。勉強法の前の段階で失敗している
人があまりにも多すぎるような気がしたので、ブログでも書いておこうと思いました。
(引用終了)
劣等感をもたないことが大事なのですね。
そして、小さな成功体験を積み重ねて自信をつける。
難しいことに手を出さないで簡単なことからやる。
小学校6年になって、分数ができない、こんな漢字も読めない、
となると親は不安に思うかもしれませんが、落ち着くべきです。
簡単なこと=小学3年~4年レベルまで、レベルを落として
教材を与えるべきなんです。
中学2年までにおいつければOKぐらいに考えましょう。
ある新聞記事より
(引用開始)
学習能力にしか想いが及ばず、なぜ(もっと)できないのか、
と言葉には出さないまでも、顔にそう書いているかのように親は
ふるまいがちなのだ。
それの何がいけないのかと言えば、子どもを受け止めているどころ
か、はっきり否定しているメッセージしか発信していないからだ。
子どもを受容することが出来ないでいると、
子どもの「やる気」はそがれ、評価が、つまり成績が上がらない。
(引用終了)
この記事では、学習能力より「やる気」の方が大事と述べています。
親は、なんでこれができないの、といらいらしたり、
頻繁に口を出すべきでなく、黙って見守ってあげて、
できたら褒める。できなかったら、親が解いてみせ、
子どもにその通りやらせるとか、学校の先生に聞かせます。
スポーツの監督みたいに考えればいいのです。
選手に何でできないのか、イライラする監督は、よくありません。
出来ない原因は何か?(どの段階で躓いたのか?)
それをつきとめて「練習メニュー」を作ってあげればいいのです。
ただし、メンドクサイという子どもの甘えはゆるしてはいけません。