よねの備忘録

お勉強問題が中心。
政治を語るときは、ネトウヨです。

大事なこと。

2007-11-01 16:10:38 | その他

当ブログでは、躾については触れないようにしていますが、
以下のことは、大事だと思います。

1.【学校】=【集団生活の場】+【知識を身につける場】
  
  現在、後者ばかりが「学力低下」のせいで強調されています。
  学校には、前者の役割もあるのです。
  
  「朝、起きて、学校に行く。」
  「イヤな同級生や先生でも、『折り合い』をつける。」

  学校を職場、同級生を同僚、先生を上司と考えます。

  理想的な職場ばかりではありません。
  『折り合い』をつけなければ、いけません。

2.ちょっとしたコミュニケーションが大事です。

  学校から帰ってきたら、「何を習ってきた。」「友達はどうだった」
  「先生は何を言っていた。」
  いろいろ聞いてみましょう。

  ただし、「話をきちんと最後まで聞く」
  「親の判断(善悪)は、なるべく言わない。」

  実は「話をする=相手に自分の考えを伝える」訓練です。
  親が「感情的」になってはいけません。
  
  また、「親が自分に関心を持ってくれている=孤独じゃない。」

  「メモ」ととらせましょう。
  たとえば、「学校からぞうきんを持ってきて、と言われた。」と
  子どもが言ってきたら、
  「お母さん、忘れっぽいからメモしてきてくれる。」
  雑巾はどんな布でもいいのか、1枚か2枚か?
  「メモをとる=相手の話の要旨をとらえる。」訓練です

3.以下の3つは「怒鳴ってでも叱る。」
 
 ・危ない事をした。
 ・人様に迷惑のかかることをした。
 ・親にウソをついた。

 コツは、「あなたは本来、こんな事をする子ではない。」
 この言葉をつけることだそうです。

 それによって、親が自分を愛し、信頼してくれていることが、
 確認できるわけです。
 叱ることは、その場の感情をぶつけることではありません。
___________________________

【2について。】

相手の考えを正しく受け取り、自分の考えを正しく伝える。
これが「論理的国語」の第一歩です。

表現力の低下が、キレル子どもを作っていると思います。
相手が自分に対して面白くないことをしたとして、
自分がどのぐらい怒っているかうまく表現できないから、
過激な感情語を使うことになります。
曰く、ムカツク、ブッコロスetc

【3について】

現在の子どもは、大人社会の鏡です。
素直そうにみえても、意外な行動をとります。
親ブログで、「○○君に傘を壊された」と言ったが、
実はチャンバラごっこで壊した、なんてのはかわいい方です。

先生が注意するつもりで、机をゲンコツでコンコンとやったら、
「先生にゲンコツで頭を殴られた」と言うこどもがいますからね。

また、面白いエピソードもあります。
中学受験のために通っていた塾に、卒業生がやってきて、
担任にたいして「叱ってください」とやってくることがあるそうです。

昔は先生にゲンコツを落とされても、
親は「うちの馬鹿息子が迷惑かけて申し訳ありません」としたもの。
なんだかねえ・・・・






コメント (4)
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