当ブログでは、躾については触れないようにしていますが、
以下のことは、大事だと思います。
1.【学校】=【集団生活の場】+【知識を身につける場】
現在、後者ばかりが「学力低下」のせいで強調されています。
学校には、前者の役割もあるのです。
「朝、起きて、学校に行く。」
「イヤな同級生や先生でも、『折り合い』をつける。」
学校を職場、同級生を同僚、先生を上司と考えます。
理想的な職場ばかりではありません。
『折り合い』をつけなければ、いけません。
2.ちょっとしたコミュニケーションが大事です。
学校から帰ってきたら、「何を習ってきた。」「友達はどうだった」
「先生は何を言っていた。」
いろいろ聞いてみましょう。
ただし、「話をきちんと最後まで聞く」
「親の判断(善悪)は、なるべく言わない。」
実は「話をする=相手に自分の考えを伝える」訓練です。
親が「感情的」になってはいけません。
また、「親が自分に関心を持ってくれている=孤独じゃない。」
「メモ」ととらせましょう。
たとえば、「学校からぞうきんを持ってきて、と言われた。」と
子どもが言ってきたら、
「お母さん、忘れっぽいからメモしてきてくれる。」
雑巾はどんな布でもいいのか、1枚か2枚か?
「メモをとる=相手の話の要旨をとらえる。」訓練です
3.以下の3つは「怒鳴ってでも叱る。」
・危ない事をした。
・人様に迷惑のかかることをした。
・親にウソをついた。
コツは、「あなたは本来、こんな事をする子ではない。」
この言葉をつけることだそうです。
それによって、親が自分を愛し、信頼してくれていることが、
確認できるわけです。
叱ることは、その場の感情をぶつけることではありません。
___________________________
【2について。】
相手の考えを正しく受け取り、自分の考えを正しく伝える。
これが「論理的国語」の第一歩です。
表現力の低下が、キレル子どもを作っていると思います。
相手が自分に対して面白くないことをしたとして、
自分がどのぐらい怒っているかうまく表現できないから、
過激な感情語を使うことになります。
曰く、ムカツク、ブッコロスetc
【3について】
現在の子どもは、大人社会の鏡です。
素直そうにみえても、意外な行動をとります。
親ブログで、「○○君に傘を壊された」と言ったが、
実はチャンバラごっこで壊した、なんてのはかわいい方です。
先生が注意するつもりで、机をゲンコツでコンコンとやったら、
「先生にゲンコツで頭を殴られた」と言うこどもがいますからね。
また、面白いエピソードもあります。
中学受験のために通っていた塾に、卒業生がやってきて、
担任にたいして「叱ってください」とやってくることがあるそうです。
昔は先生にゲンコツを落とされても、
親は「うちの馬鹿息子が迷惑かけて申し訳ありません」としたもの。
なんだかねえ・・・・
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それをしてほしさに怒られるような事もしてましたねえ。
スキンシップの一環の意味合いは確実にありました。
でも愛情がありましたよね。
あと、罰として便所(トイレなんてキレイなもんじゃないですよ!)掃除とか(爆爆)
でも、ちゃんとできたら褒めてくれてましたねぇ(^^)
でも「怒られている」というのはわかりましたけど。
私が通っていた学校は、戦前の建物でしたから、
便所がどんなところか、よーくわかっています。