牧師雑感

聖書のことばを中心に毎日の出来事を書いています。

伊勢志摩サミットが核廃絶と世界平和のスタートになるよう祈る

2016-05-23 18:26:22 | Weblog
詩篇33:12 幸いなことよ。主をおのれの神とする、その国は。神が、ご自身のものとしてお選びになった、その民は。「いかに幸いなことか/主を神とする国/主が嗣業として選ばれた民は」

主とは、天地万物の創造者。十字架上に死に、3日目の朝に復活されたイエス・キリストは主です。マタ復活のイエスは近づいて来て、彼らにこう言われた。「わたしには天においても、地においても、いっさいの権威が与えられています。それゆえ、あなたがたは行って、あらゆる国の人々を弟子としなさい。そして、父、子、聖霊の御名によってバプテスマを授け、また、わたしがあなたがたに命じておいたすべてのことを守るように、彼らを教えなさい。見よ。わたしは、世の終わりまで、いつも、あなたがたとともにいます」




日本には象徴天皇があり、帝国憲法を考えた国粋主義者たちは、西洋社会の発展の源にある唯一絶対主権のキリスト教があることを見抜き、その位置に天皇は十全、現人神に祭り上げてしまいました。

日本では、天皇だけが十全であり、神は九全なのです。天皇は男性だが、伊勢神宮=天照大御神が憑依した神であり、同時に日本の祭司長なのです。

平和憲法により、現人神ではなく象徴となりましたが、憲法改正を主張する背景には、その天皇は十全、日本は神国、八紘一宇の国粋主義思想が渦巻いているのです。天皇のために死ねば、靖国に祭るから、国のために死に急がせた戦争は、実は神の国、天皇のために死ねだったのです。お母さん!と言って死ぬよりは、天皇陛下バンザイと教え込んだのです。

完全な洗脳コントロール。きけわだつみの声にある学徒動員の若者たちには、まだその精神コントロールが出来上がらないうちに、戦場へ追い立てたのです。再び、戦後71年の平和が破られそうな雰囲気です。

指導者たちは、そのような思想でしに、自分たちの安心立命と贅沢にうつつを抜かしていたのが、日本の暗部だったのです。その最悪の思想で、平和憲法を改悪しようとし、次々と憲法を守ると言いながら、国を守るためにはと言い続けている現状です。政治家が国のためにと一生懸命言い始める時、国民のことは考えていない時です。

天地万物の創造者、人にいのちを与え、愛し守り天国へ導く、真で唯一の神を、イエス・キリストをアーメンと信じ、真実で誠実な日々を平安と幸せに過ごせるよう祈ります。もうすぐサミットです。世界の首脳が核廃絶、核兵器も原子炉の廃絶の、美しい地球環境のために、自国優先の利害を越えて、平和に向かうサミットであるよう祈ります。

ありがとうございます。今日もまた天国の一日です。感謝します。












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