秋である。その筈なのに、残暑厳しい、ともいうような陽射しである。長袖に汗が出て、半袖に着替えた。明日には寒くなると云うが、気温の変化に身体がついていかぬ。枇杷葉もまた、葉の中心が膨らまぬ。来年は裏年になるが、我が家はどうかな?
ガス焜炉が壊れたのであろう、点火しない。十年近く使っているので、買い替えの時期であったようだ。大切に使ってきたので、もうちょっとという気もするが、部品自体より、新品にするのがいいようだ。懇意にしている電気屋だと日数が掛かり過ぎる。
明日も休みでよかった。数日では、弁当の用意が出来ないので困る。連絡すると夕方には来てくれる、というので買いに出た。何にせよ、1万円以上の物は高く思うが、最低線で妥協しておく。食器乾燥機は、年末にずれ込む。何分にも思惑が外れた。
快晴に布団をいそいそと干し、洗濯機を何杯も回す。午前中の時間を使って遣る。買い物から帰っては、布団を仕舞い、洗濯物を乾いたのから片付け、掃除をして、すばるのトイレを換える。やっと一仕事終了して、珈琲を淹れる。のんびり出来ないなぁ。
夕方までには、枇杷葉の生葉も採っておこう。焼酎に漬けて置くのが要るし、電気屋さんへのお礼である。すばるのトイレに、枇杷葉の齧ったのを混ぜておくと、臭いがしない。塵では出せれなく、駐車場に置いているが、消臭効果が大きく助かっている。
電気屋さんが来てくれて、焜炉を点けていたが、一旦外に出て、器具に触っている。どうやらガスの不具合が生じていたらしく、ロック状態になっていたそうだ。然し、買って来たのでつけ買えてと言うと、壊れてでいいよと親切に。枇杷苗と生葉を土産に。
山女酒も、嗽用に付ける。風邪の予防になるので、しっかり嗽をしてください。と伝える。インフルエンザの予防接種も必要ない。日常の繰り返しと、怠らない習慣が、寄せ付けないのだ。タミフル等、効き目は愚か。手洗いと嗽も、枇杷葉茶や番茶がいいよ。
早春の陽射しに、咲き終わった枇杷葉の花芽。これをお茶に飲用する時は、一斉に綻んだ頃合いが佳い。