来月には、介護の日と言うのがある。全国的なもので、介護の実態を知ってもらい、介護職のあり方や、取り組み、日々の苦労や精進を発表する。資格の云々よりも、家族の涙と笑いには、悲喜こもごもの想いが籠もっている。看取り・送る心構え。
で。全国の取り組みを各施設で、小さいながらも遣っている。我勤務先もご他聞に漏れず、行っている。今年は、今月末の日程になっている。それに先駆けて、用意にてんやわんや。殊に掃除が行き届かないのが、悩みの種で、日々奮闘している。
横着をして、労力の無駄を省き、同じ時間を使うなら、綺麗にできる方法を伝授する。窓拭きに活用すると効果覿面。床掃除、台所のレンジ回りも、ピカピカになっていく。安上がりの液体は、ボディソープで、これを適宜薄めたり、原液を浸したりする。
化学洗剤は高い上に、気分が悪くなる。綺麗になったように見えて、拭けば噴くほどぎらつく。経費の無駄もいいところで、力を入れれば体力消耗となる。粉石けんも、水か湯で溶き、汚れに乗せて1晩置居て洗い流す。めんどくさいようで簡単便利。
施設は、浸け置きや1晩放置する方法が出来ないので、多少のコツは必要だが、そこは長年の主婦の感で遣って退ける。皆、一様に驚く。我が家の風呂場は、最初こそカビキラーを使ったが、枇杷湯で黴は出ない。その他は、枇杷葉茶で拭いて。
自然にやさしく、人間にも適用できるのが、身体のために好い。癌の発生も防げる。豊かで快適な生活には、油断する落とし穴が待ち受ける。温活の暮らしだと、不便さが生じるが、生きていく基本には困らない。無駄を省くのは、快適な暮らしに。
タイガースのCDを買えるのも、そういった倹約・節約がなければ、お金が幾らあっても足りないもの。枇杷葉生活には、そういった健康の利点と、自然への恩恵へと繋がる特権が多分にある。尤も、資金の乏しさからの、苦肉の策かも知れないが。
現代農業の(何時のか忘れた)記事で見つけて、実行したか、琵琶湖の水問題で、テレビで観てかだったと記憶する。ネット上で検索すれば更に、詳しく分るでしょう。人間は、自然からの恩恵も、警告も同時に教えてもらっているが気づかないもの。
旧暦ののんびりとした暮らしの中には、とても大切な自然が息つく。地球上には、無駄は一つも無く、どんな小さな生き物にも、命が宿る。そういった多くの命に援けてもらっての、人間の生活だということを、忘れないように心がけたい。感謝しよう。
帰路、図書館に寄って、宮城谷昌光さんの湖底の城八を借りる。図書館からの夕陽の眺めが美しい。運の付いた一日だった。体力の消耗にげっそり。安倍政権の継続に、がっかりもしているからだ。消費増税と、戦争への飛躍と、原発再稼動となる。
新暦の2月中旬。宇宙に懸かる金星にうっとり・・・。自然がもたしてくれる美しさに、感謝と祈りを・・・