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将来「恥ずかしい歴史」にならぬように…

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「米軍再編」日本政府よ、国民の声を聞け

2006年03月08日 | 基地・有事体制
■ 誠心誠意

 昨日7日の参議院予算委員会で小泉首相は、米軍再編に伴う基地移転先の反対の声を取り上げた社民党の福島瑞穂氏の質問に対し、「(住民の)理解が得られるよう、誠心誠意努力している」と答えました。
 しかし日本時間の今日、日本政府は基地移転先の自治体の了承を事前に得ないまま、日米間で「最終報告」を取りまとめる協議に入っています。
 先に、政府間で「最終報告」を上げてしまえば、関係自治体や住民は後回しです。「もう米国と合意したので、住民の皆さんは黙って従って下さい。」となってしまう訳です。
 一体、これのどこが「誠心誠意」の努力だと言うのでしょうか。

■ 一切無視

 これまでも、米軍再編・基地移転問題に関する政府の対応は、お世辞にも「誠心誠意」と呼べるようなものではありませんでした。
 例えば「振興策」と引き換え、とはすなわち「金をやるから基地を受け入れろ」と札束で頬を張るような行為ですし、普天間飛行場のキャンプシュワブ周辺への移転問題では、「修正案が提示されれば協議に応じても良い」とする名護市長に、その案すら示しませんでした。

 国民や自治体の声を一切無視し、国会で虚言を吐き、米国との協議に粛々と応じる、これが民主主義の国の姿であると言えるでしょうか。

■ 踏んだり蹴ったり

 今回の米軍再編はそもそも、基地が密集する沖縄を始めとする「地元負担」の軽減に主眼が置かれていたはずです。
 それが、在日米軍の行動範囲を、極東から世界中に拡大するという米国の世界戦略の前に、小泉内閣は、国民を無視し、当初の目的さえ忘れ、米国の言いなりで協議を進めています。
 その結果、日本国内での基地のたらい回しと、自衛隊と米軍との一体化、そしてドサクサ紛れの海外移転費用の押し付け、など国民にとって、「踏んだり蹴ったり」の大問題ばかりが残されようとしています。

■ 日本の陸海空・首都を米軍が掌握

 それだけではありません。米軍の新たな配置案を見れば、日本の領土・領海・領空を握っているのは、どこの国でしょうか。「陸」はキャンプ座間に移転されようとしている米陸軍第一司令部、「海」は横須賀に置かれようとしている原子力空母と日本海側に配されるイージス艦、「空」は横田を中心として、「演習」の範囲を日本全土に広げようとしている米軍機、あるいは空母艦載機です。
 正に日本の再占領と、日本全土の基地化と言っても過言ではないと思います。

 それだけではありません。私は、座間・横須賀・横田、3つの地名を挙げました。どこも日本の首都・東京の「喉元」とも言うべき地点です。
 自国の首都周辺に他国の軍隊が来ることに反対するなら分かりますが、わざわざ地元の反対を無視して招き寄せることに必死で汗を流す、これほど愚かな政府がどこにあるでしょうか。
 私は、小泉政権のような政権が現在の日本の政務を執っていることを、本当に情けなく思います。

■ 国民の声が聞こえるように

 米軍再編協議をこのまま進めさせてはなりません。
 山口県岩国市では、米空母艦載機受け入れの賛否を問う住民投票が、12日に行なわれます。
 この受け入れに反対する住民の方々を支援するとともに、全国の移転先周辺の皆様にも住民投票を求める声を上げて下さるようお願いしたいと思います。
 「許せないものは許さない」と、全国の人々が声を上げ、意思を突きつければ、政府も無視してばかりではいられないはずです。

 国民の声が、小泉首相や政府に聞こえないのなら、聞こえるだけの大きな声を上げる、このことこそ今、大切なことではないでしょうか。
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