恥ずかしい歴史教科書を作らせない会

改憲で「戦争する国」、教基法改定で「戦争する人」づくりが進められる今の政治が
将来「恥ずかしい歴史」にならぬように…

自民党「改憲論」の本質

2005年03月08日 | 憲法
自民党 「国を守る意思」を憲法前文に明記

「国を愛する心」「国を守る意思」を定めることは、国家が国民の「思想及び良心の自由」を、上から縛るものです。
しかもこの本質は「愛国心を持って国防のため身命を捧げよ」というものです。
そこに本当に個々人の「心」「意思」は存在するのでしょうか。

憲法前文では「国民主権」「平和主義」「基本的人権の尊重など基本原理」のほかに、重要な規定があります。
それは「全世界の国民」に対して「平和のうちに生存する権利」を確認した部分です。
これは、「日本は他国の人々に対しても危害を加えません」と誓った「国際公約」です。
その「国際公約」を破棄し、「戦争する国」「戦争する国民」を作ろうとすることこそ「改憲」の本質です。