Dead Flowers

「また逢う日まで」の世界にどっぷり浸っていたので、反動というか、カタルシス的にというか、ミック・ジャガーです。
ミックの人生にもいろいろとあって、近年に（2014年）おいては、彼女＝ローレン・スコットを失っています。
彼らは10年以上仲睦まじかったわけですし、遺言によって彼女の全財産をミックが相続している事実からして、ふたりの関係が彼女の自殺の引き金になったわけではないのでしょう。
だからこそ、当時のミックのダメージ、ショックは、とっても大きかったはずなのですが、外野から彼を見ていると、すぐに立ち直ったような印象を受けました。

何が言いたいのか、それはつまり、「また逢う日まで」は書かない（書けない）人だからこそ、「Dead Flowers」を書けるんだろうなぁ、ということ。
＜ another girl can take my pain away ＞
要は、ミックって、根が明るくてポジティブな人なんですよね。お金も名声も才能も元気（健康）もある、そんな余裕と、時には驕りを感じます。
だからこそ、暗く沈みがちな時に彼の歌声を聞くと、浄化されるのかなぁ・・・。