まぬ家ごめ助

姓はまぬけ、名はごめすけ、合わせて、「まぬ家ごめ助」と申します。どうぞお見知りおきを。

みんなライオンズを愛していた(いくぞ前進 その先へと)

2017-08-03 20:37:02 | 日記
「みんなジャイアンツを愛していた」著者=海老沢泰久

今宵は(休憩中に)何を読もうかな、と、夜勤前に本棚を眺めることが多いのです。そうして、あ、この本は捨てなかった(売らなかった)んだ、な~んて、久しぶりに読み返しました。タイトルはタイトルですが、むしろジャイアンツファンにとっては、耳(目?)が痛くなるような話が続く本なのかもしれません。そうして、広岡達朗元監督が主人公のひとりになっていることもあって、我らがライオンズについての記述も多いです。

あの時代、広岡監督の頃、僕らが育った埼玉県南部地方では、みんなライオンズを愛していたのかなぁ。むろん温度差はあったでしょうけれども、少なくとも根本監督時代の黎明期は、人気だけはあったんです。そうしてその後、獅子の時代を迎えるわけですが、常勝=人気上昇、とはならないんですな。少なくとも私は主にスワローズを応援するようになりましたし、何よりも、球場に足を運ばなくなり、テレビも観なくなりました。

17年間のサラリーマン生活に敗れ、私は何の因果か地元に戻り、そうして、しばらくして、僕ら世代の野球熱が醒めていることや、地元愛の薄さに気づくようになりました。つまり、野球(観戦)が文化として根付かなかった、ということなのでしょう。その一方で、移転した北海道、東北、千葉、福岡は盛り上がっていますし、セ・リーグでは、広島や横浜のファンがスタンドを埋め尽くしています。新興チームの経営努力、古参チームの没落・・・。まさにそんな時に、私は所沢市に再就職し、Sさんとの出会いがあり、さらに、紫苑さんとの出会いがあって、ようやく、野球観戦の魅力に気づきました。遅い!

今年のライオンズの活躍は、
①菊池投手の飛躍
②ルーキー源田選手のスタメン定着
③森コーチへの想い
この3つの要素に支えられているように思います。さらに言えば、新キャプテン浅村選手の活躍。秋山選手の安定感。そうして、辻監督の采配。岸投手が抜けたこともあって、先発投手陣の手薄さが、開幕当初からの心配点。むろん、ウルフ、野上、十亀、岡本投手たちを中心に、期待以上に、奮闘しています。しかしながら、クライマックスシリーズを見据えますと、やっぱりですね、
④多和田投手の覚醒
3本柱の一角に成長して欲しい。がんばれ多和田!
⑤髙橋朋己投手の復活
今年は無理かもしれない、そう思いつつも、彼こそが最後のピースなのではないか、そんな想いから逃れられません。

7回を終えて、西武 8 - 1 楽天。おそらく、12連勝は間違いないでしょう。けれども、例え今宵も勝ったとしても、首位はまだまだ遠くにあります。そうして、真夏の連戦がまだまだ続きます。いざ、栗山!
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