ぜんぶたべてはダメなのよ

米野菜。
昨夜の晩餐も、考えて、悩んだあげく、またしても怒られてしまいました・・・。

女心がわからない。
わからないというか、難しい・・・。

男性には、狩に出て、獲物を確保する習性・本能があり、
女性には、その食材等を、家族・子供たちに計画的に分配したい、あるいは、毒味したいという、その違いなのかなぁ・・・。

学んだことは、どんな状況であれ、シェア宣言をすれば良い、ということ。
量は関係なく、少しだけでもいいみたいだし・・・。

僕はねぇ、基本的には、常に気を使っているというか、言い訳があるというか、そもそも、ひとり占めする気はないのです。
しかし、結果的に米野菜になってしまうので、かなしみしゃぼん玉。

中米

学びました。
お客さまに教えて頂きました。

「煙草吸いません」
「米野菜」

つまり、僕的な表現ですと、「すみま千円」や、「ごめんな埼玉県」の類。
小さな声で呟くのがコツだそうです。

「（タバコ）吸いません・・・」
嘘です。吸います。反省のフリ。

「こめやさい」
ごめんなさい、に聞えるのだそうです。但し、本人としては、意識的に謝ってはいないわけで、呟いただけ、という・・・。

青い髪のジュディ

ザ・ビートルズの「ノルウェイの森」は、とても好きです。愛聴しています。
しかし、村上春樹の「ノルウェイの森」は、読んだことがありません。

昨日、西武線の電車の中で、たまたま隣に座っていらした、制服を着た女学生は、髪を青く染めていたので、僕の眼をひきました。
そうして彼女は、文庫版の「ノルウェイの森」を読みはじめたのでした。

いいぞ、若者。その調子だ。その調子で、たくさん、読み給え。
最終的には、例えば「源氏物語」や「枕草子」に至るまで、我が国の文学の深淵にたどり着き給え。

思えば、あの当時、つまり、「ノルウェイの森」が社会現象だった、あの頃ならば、こんな感想を抱くことはなかったでしょう。
けれども、車内を見回すと、周囲は、スマホ覗き野郎ばかりですし、むろん中には、Kindleで読書をしている人だっているのかもしれませんけれども、彼女の場合は、文庫版ってのが、いかにも学生さんらしくって、好ましい。

村上春樹の代表作とされている作品を読んでいるということは、他の作者の数多の作品にだって、きっと、手を出すことでしょう。
そうしてその中で、取捨選択され、自分の好みが確定し、深く深く、末永く、誰かの作品に傾倒していくのでしょう。

本読む馬鹿が、僕も好きよ！