三國連太郎さんが亡くなりました。
私にとって三國さんは、役者というより何より、親鸞者(もの)の同士、という感じがしていました。
むろん、三國さんが唯一監督をした作品、「親鸞 白い道」も観ています。
途中で寝てしまいましたが・・・
というわけで、私はむしろ、絵本版「親鸞 白い道」の方が断然好きです。
文=三國連太郎 画=西村繁男
この絵本はお勧めです。
さらに言うと、「親鸞の歩き方」もお勧めです。
私はこの本を、築地本願寺で買いました。
おそらく、今でも売っていると思います。
この本の中で、三國さんは親鸞に対する想いを熱く語っています。
<親鸞を書いてみて、彼はいま生きている人間、ぼくと同じレベルの人だという気がしたんです。ごく当たり前の人だと思うんです。ぼくもいろんな人にお会いしたけれど、偉人だといわれている人にロクな奴はいませんから(笑)。親鸞は人間の生理に従順だった。徹底して自己反省をした人というのでしょうか。そのへんの深さみたいなもの、信仰の大きさみたいなものに魅かれたんですかね。つまり、体裁を受け付けない人というのでしょうか。体裁とは、欺くことだと思うんですよ。>
願わくば、仏教や親鸞に興味のない人にこそ、読んで頂きたいな。
三國さんといえば、太地喜和子が唯一本気で愛した男なのだそうです。
三國さんもまた、太地喜和子を本気で愛し、きっと、だからこそ、別れざるを得なかったのではないでしょうか。
港のヨーコさんと、三國さんの話をしたことを思い出します。
ヨーコさんは、昔、大船の撮影所で、三國さんと会ったことがあるんですって。
三國さんって、とてもジーンズが好きだったらしく、それがとても似合っていた、とてもダンディな方だったと、教えてくれました。
ヨーコさん、寂しいね。
ヨーコさん、寂しいよ。
三國連太郎、永遠に。
合掌。
私にとって三國さんは、役者というより何より、親鸞者(もの)の同士、という感じがしていました。
むろん、三國さんが唯一監督をした作品、「親鸞 白い道」も観ています。
途中で寝てしまいましたが・・・
というわけで、私はむしろ、絵本版「親鸞 白い道」の方が断然好きです。
文=三國連太郎 画=西村繁男
この絵本はお勧めです。
さらに言うと、「親鸞の歩き方」もお勧めです。
私はこの本を、築地本願寺で買いました。
おそらく、今でも売っていると思います。
この本の中で、三國さんは親鸞に対する想いを熱く語っています。
<親鸞を書いてみて、彼はいま生きている人間、ぼくと同じレベルの人だという気がしたんです。ごく当たり前の人だと思うんです。ぼくもいろんな人にお会いしたけれど、偉人だといわれている人にロクな奴はいませんから(笑)。親鸞は人間の生理に従順だった。徹底して自己反省をした人というのでしょうか。そのへんの深さみたいなもの、信仰の大きさみたいなものに魅かれたんですかね。つまり、体裁を受け付けない人というのでしょうか。体裁とは、欺くことだと思うんですよ。>
願わくば、仏教や親鸞に興味のない人にこそ、読んで頂きたいな。
三國さんといえば、太地喜和子が唯一本気で愛した男なのだそうです。
三國さんもまた、太地喜和子を本気で愛し、きっと、だからこそ、別れざるを得なかったのではないでしょうか。
港のヨーコさんと、三國さんの話をしたことを思い出します。
ヨーコさんは、昔、大船の撮影所で、三國さんと会ったことがあるんですって。
三國さんって、とてもジーンズが好きだったらしく、それがとても似合っていた、とてもダンディな方だったと、教えてくれました。
ヨーコさん、寂しいね。
ヨーコさん、寂しいよ。
三國連太郎、永遠に。
合掌。