ゴルゴ13総合研究所『俺の背後に立つな!』

ゴルゴ13の全ストーリーを解説

ゴルゴ13第77巻-1ハリウッド・スキャンダル

2007-06-15 01:17:45 | 第076巻~第080巻

■ハリウッド・スキャンダル(第263話) 発表1987年3月

評価   ★★

依頼人  ユナイテッド・ムービー社 ロイ・カーター副社長

ターゲット ナンシー・N

報酬    $1,000,000+興行収入の3%

今回弾丸発射数      1/ 通算弾丸発射数 1,520

今回殺害人数        1/ 通算殺害人数   1,667

今回まぐわい回数    0/  通算まぐわい回数    90

<ストーリー>
ユナイティド・ムービー社が社運を賭ける次期大作映画のキャスティングを巡り、女優同士が火花を散らす。社内の権力抗争もヒートアップして・・・

<この一言>
ボブの電話番号を聞いておこう・・・

<解説>
ユナイティド・ムービー(UN)社が社運を賭ける大作映画の主演女優の座を巡り、ナンシー・Nとオリビア・ロペスがしのぎを削る。副社長のスタンバーグとロイ・カーターは、それぞれナンシーとロペスを推すが、自陣営の女優を主演させれば社内権力を手中に収めることになるため、相手陣営の女優の殺害を思いつく。

ロイ・カーターはゴルゴにナンシーの殺害を依頼、ゴルゴはナンシーを高層ビルの屋上から狙撃する。高所から垂直に撃ち下ろす狙撃は、頭頂部を狙うことになるためターゲットの確定が困難であるが、ゴルゴはテレビ映像を見ながらナンシーを狙ったのであった。

淡々と進むストーリーに起伏がなく、クライマックスのない展開。映画監督とカメラマンがゴルゴの狙撃地点を予測するシーンが見せ場で、コマ割り・セリフとも最もスリリング。本作は、ゴルゴが脇役のサイド・ストーリーものと考えていい。ゴルゴがUN社のタレント名鑑『STAR OF UN』を見ながら、UN社に問い合わせの電話を入れているのがなんとも可笑しい・・・

ズキューン

ゴルゴ13 (77) 巻掲載
ゴルゴ13 144巻(最新刊)発売
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