■ワイルドギース(第255話) 発表1986年2月
評価 ★★★★
依頼人 CIAロバーツ
ターゲット ウガンダ軍事評議会議長
報酬 不明
今回弾丸発射数 30/ 通算弾丸発射数 1,460
今回殺害人数 16/ 通算殺害人数 1,597
今回まぐわい回数 0/ 通算まぐわい回数 88
<ストーリー>
傭兵派遣業を営む「マイク・ホートン」は、「傭兵250人とゴルゴ1人、どちらが強いか」という賭けを受けてしまう。ゴルゴ抹殺を企てるホートンは・・・
<この一言>
・・・
<解説>
傭兵派遣業を営む「マイク・ホートン」は、ワールド・ポーカー・シリーズに参加するギャンブラーでもある。ポーカー・シリーズの会場で、「傭兵250人とゴルゴ1人、どちらが強いか」という賭けを受けてしまう。ゴルゴを排除すれば傭兵派遣の受注が増えると見込んだホートンは、ウガンダの軍事政権に傭兵を派遣する一方、CIA「ロバーツ」を通じてゴルゴに軍事評議会議長の殺害を依頼、傭兵部隊とゴルゴの闘いを企てる。しかし、ゴルゴは傭兵部隊を撃破しホートン側近を殺害。ホートンの狙いを察したゴルゴは、ニセの依頼を行ったロバーツとゴルゴを抹殺しようとしたホートンに、死をもって償わせる。
次々と傭兵部隊をなぎ倒し、地雷原を駆け抜けるゴルゴが強烈な印象を残す作品。本作はエンタテイメントとしても優れているが、「傭兵派遣業」を取り上げた社会性の強い作品でもある。2003年刊行P.W.シンガー著『戦争請負会社』は、国家の軍事部門を請け負う民間会社の存在を明らかにしたが、1986年発表の本作が傭兵派遣業を取り上げていることに注目したい。
ズキューン
ゴルゴ13 (74) 巻掲載
ゴルゴ13 144巻(最新刊)発売
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