極東極楽 ごくとうごくらく

豊饒なセカンドライフを求め大還暦までの旅日記

高速鉄道脱線と白斑症状の深層

2013年07月26日 | 時事書評

 



【スターウォーズ・デザイン:エピソードⅠ】

すべてはデザインで決まる。

砲座のコンセプト・デザイン(上図):一時、女王の船は武装が施され、クワイ=ゴンとオビ
=ワンは砲座に乗り込んで、スターファイター・ドロイドと戦うという設定になったことがあ
ったが、これらは、女王の船は平和の船であるとルーカスが決めた時に取り除かれた。

R2-D2のコンセプト・デザイン(下図):アームが飛び出し、頭部がせりあがってフルに全開
体勢をとるR2-D2の姿をこのように見ることができるのは、ルーカスが今回、R2-D2をもっと
活躍させようと考えたためだ。さらにR2-D2には、障害物を避けて飛べるよう、推進装置も備
えられたという。

 

 

 

【信じられないスペイン高速列車事故】

スペインの高速鉄道で起きた事故は、78人が死亡する大惨事となっている。スピードの出し
過ぎで、カーブを曲がりきれなかったとの見方が出ている。事故の瞬間の映像が、監視カメ
ラに映っていた。スペインのサンティアゴ・デ・コンポステラで、列車が脱線した瞬間の映
像を見ると、高速列車が速度を上げたまま、カーブに入ってきた。2両目が、遠心力でやや
外側に膨らんでいるのがわかる。電線のあたりから火花が散った瞬間、2両目から後ろが側
壁に衝突し、煙を上げながら大きく脱線して、先頭車両が横倒しになった。地元警察は、列
車が制限速度80kmを大幅に超えて走行し、カーブを曲がりきれなかった可能性があるとみて
いる。列車は、カーブに速い速度で進入して脱線し、次々と壁に激突した。日本時間25日午
後11時40分現在、事故車両を運び出す作業が続いている。事故現場のカーブは、制限速度は
時速80kmだったが、地元メディアによると、2人の運転士は、このカーブに時速190kmで進入
していたと話している。何らかの原因で、列車が速度オーバーのまま、カーブに進入したこ
とが原因との見方が強まっている。事故路線は、現場の直前まで直線が続いていて、時速二
百キロメートルほどで走行しているが、現場のカーブで一気に減速する必要があり、高い運
転技術が必要とされる。
このカーブを走行するにあたっては、乗客の中から「車両が不安定
になる」といった声も聞かれていた。
捜査当局は、二人の運転士から事情を聴くとともに、
運行状況を記録したブラックボックスを回収し、人為的ミスがあったのかどうか、慎重に解
析を進めている。


この事故をみていて、あのJR福知山線脱線事故の、温州市鉄道衝突脱線事故の悪夢を思い浮
かべてしまったが、ネット上では運転手が事故のあったカーブ直前の交信で事故が起きたら
自分の責任だととれる言葉を交わしていたという情報
が掲載されていたが、運転手の精神状
態の異常さをも感じさせるものだ。また脱線直前のビデオでは、第二車両目(ディーゼル機
関積載車両→電動と内燃の双方を動力とするため)の重心が浮き脱線が起きたことが記録さ
れている。また、カーブ速度をコントロールする列車自動停止システムがあるものの作動せ
ず、制限速度オーバーで通過しているかの情報を目にすると、安全設計・安全管理・安全教
育の欠陥を想像させるに難くないと思われる。
 

 

 

【女性と化粧品の切っても切れない関係】 

ロドデノールを用いた美白化粧品群が、使用者に深刻な白斑症状を引き起こすことが発覚し、
大規模自主回収という事態になったことは知っていたいが、彼女がある被害ユーザの女性が
美白効果がなかったのに6年間使い続けたのは判断が甘いというふうなこを喋るので、半分
冗談に、どうして白斑症状を引き起こすのかよく分からないが、それほど願望が強いんだか
ら仕方ないんじゃないと応えた。それじゃ、というわけで分かる範囲、出来る範囲でネット
情報を集めるてみた。



ロドデノールを使用した化粧品で、「肌がまだらに白くなった」という訴えがあったため、
7月4日 に大規模自主回収を行うと発表し、使用者に対し、手元に問題の製品がある場合、
使用を中止して送料着払いで送ることを求め、商品代金を返金する、と発表]。自主回収発
表の時点で把握していたのは症状は39例で、美白化粧品8ブランド、54製品、約103万個を自
主回収すると発表。ところが、発表の後、10万人を超える人たちから問い合わせがあり、そ
のうち6808人が肌に関する不安を訴え、また「5センチ以上」「顔に明らかな白斑」などの
重い症状を訴えた使用者が2250人にものぼった。23日には、社長の夏坂真澄が記者会見を行
い、経緯の説明とお詫びの言葉を述べた。白斑症状を訴えている使用者が2250人と大きな数
となったことについてコメントを記者から求められると、社長は「正直驚いている。(白斑
などの症状は、自社製品が原因で起きたものではなく、顧客自身の)病気であるという思い
込み、予断があった」と述べたという(出典:Wikipadia)。なお、夏坂社長は記者会見で
の原因について聞かれ、「正直なところメカニズムがわからない。日焼け止めにも使われて
おり、日光との関係性を研究テーマに考えているが、あくまで仮説。万全の基準でやってい
たと過信していた。全ての自主基準を再点検したい」と応えている(出典:SankeiBiz)。
 

07/09/21 平成19年9月21日薬事・食品衛生審議会化粧品・医薬部外品部会議事録

 

しみ、そばかすは、メラニンの生成と排泄のバランスが崩れ、表皮細胞にメラニンが過剰に
蓄積したものである。これらの
原因は、炎症、ホルモンのバランス、遺伝的要因等、様々である
が紫外線の影響により助長される。増加した色素沈着を緩和するのが美白剤である。このう
ち、皮膚の黒化やしみ、そばかすを防ぎ、本来の白い肌を保つための美白化粧料に応用され
ているものとしては、コウジ酸やアスコルビン酸誘導体等が知られている。しかしながら、
これらは美白効果の程度や製剤中での安定性の面等で問題を残しており、これまでに提案さ
れている美白剤は必ずしも満足に足りるものではなかった。一方、フェノール性水酸基を有
する化合物は、メラニン生成の律速酵素である
チロシナーゼの活性を阻害することが知られてお
り、本構造(下図)を有する数種の化合物が美白剤として提案されている。しかしながら、これらの化
合物についても、そのチロシナーゼ阻害活性は十分でなく、効果の面で課題を残している現状があ
る。

 

※ 既存の美白剤に比して優れた効果を有し安全性にも優れたメラニン生成抑制剤とされる。

関連特許とし前述資料掲載してみたが、ここでの安全性確認試験は、「皮膚刺激反応及び皮膚感作
反応を認められず」の結果の一文のみ記載されているのみで、今夜の作業ではなんとも言えないが
メラミン生成抑制剤を含む(美肌)化粧品の安全性評価試験の追加の法整備がなされるだろうと考
える。 

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« サニーサイドパンツで夢を | トップ | コーエンとペロブスカイト »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

時事書評」カテゴリの最新記事