徳丸無明のブログ

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山崎製パン コッペパン ジャム&マーガリン

2023-06-16 22:54:53 | 
今日はコッペ・イン紅白のパートナーです。




パンだ!パンを食え!
初のパン記事。パン生地じゃないですよ、記事です。
イチゴジャムとマーガリンほど相性のいい調味料はあるのか。ふわふわのコッペパン。
美容とダイエット。女性の永遠のテーマ。
これまで様々な美容法・ダイエット法が紹介され、流行り、すたれてきました。いまだに「これ」という決定的な方法が見つかっていないということは、美容もダイエットも、万人に共通して高い効果を発揮する方法など存在しないということではないでしょうか。結局は、美容とダイエットをビジネスにしている人たちに都合よく踊らされているだけというかね。
え?画期的な方法がまだ見つかっていないだけかもしれないって?
まあそうかもしれませんけどね。でもそう思い続けている限り、ラクして痩せたいなどと安直なことを願い続けている限り、美容業者・ダイエット業者に搾取され続けるのではないでしょうか。「効果があろうがなかろうが、夢見させてくれるだけありがたい」って思っているなら、何も言うことはありませんけども。
8年ほど前には、コラーゲンが流行りましたよね。これは美容とグルメが一体化した流行でした。
コラーゲンでお肌がプルプルになるっつって、若い女性がこぞってコラーゲン入りの食事を提供する飲食店に列をなしました。僕はそれらの料理、食べたことないんですけど、テレビで観る限り、そのほとんどが、ほんのわずかしかコラーゲンが入っていないものでした。コラーゲンの割合は、料理全体の3%程度しかなく、コラーゲン売りにしてるならもうちょっと入れてあげればいいじゃないかっていう気がしたんですけど、当の女性たちは、少量であるほうがむしろ高級感や希少性を感じるようで、「おいしいおいしい」って言いながら食べてました。
僕はそんな光景を見るたび、「そんなにコラーゲン摂りたいならゼリー食ってろよ」と思っていました。ゼリーの原材料のゼラチンはコラーゲンですからね。
ほんのちょぼっとコラーゲン入ってる「コラーゲンが売りの料理」より、ゼラチンのかたまりであるゼリーのほうがはるかにコラーゲンの量が多いはずですから。でも、コラーゲン料理に群がる女性たちはそう思わなかったようです。少量しか入ってないコラーゲン料理を、さもありがたげに「これでお肌プルプルになる」と食べていたのです。
なんかそういうのって、人間心理の落とし穴ですよね。大量より少量のほうが質がいい気がしてしまう。少量のほうが高級で、効果が強いような気がしてしまう。
100円程度のゼラチンたっぷりゼリーより、3000円の少量コラーゲン料理のほうが効果が高いように思えてしまうのです。
量の多い少ないと、質の高い低い・効果の強い弱いは関係ないんですけどね。「少量のコラーゲン」を提供していた飲食店は、そのへんよくわかってましたね。少量で提供したほうがより効果があると錯覚してもらえると。「思い込み」を利用したビジネス戦略だったわけですね。
美容とは関係ないんですけど、食に関する思い込みってけっこうありますよね。たとえば、肉汁たっぷりのハンバーグ。ナイフ入れたら中から肉汁が滝のようにあふれてきて「すごーい」ってなりますけど、あれ別に大したことないんですよね。
肉汁出すには、牛脂を詰めときゃいいんですから。何も難しいことはないんですよ。ひき肉の中に牛脂を入れて焼き上げる。そうすりゃ肉汁あふれるハンバーグになるんです。
肉汁があふれるかどうかは、牛脂が入れてあるかどうかの問題であって、お肉の質とは関係ないんですね。肉汁多いほど肉の旨みが引き立てられる、という効果はあるでしょうけども。
肉汁あふれるハンバーグも、ほんのちょっとのコラーゲンも、人々の思い込みを利用した食べ物なのですね。
少量のコラーゲン料理に群がった女性たちは、夢を見れただけ幸せだったのでしょうか。

さらに言うとですね、コラーゲンって、美容には直接影響ないらしいんですよ。
コラーゲンはお肌を作る。プルプルのお肌を手に入れるには、プルプルのコラーゲンを食べるのがいい。そういうふうに思われていましたが、それは間違ってるらしいんですね。
摂取されたコラーゲンは、直接お肌に行くんじゃなくて、いったん消化器官で分解されたうえで吸収されるんですね。それは肉や魚などのタンパク質を食べるのと同じことらしいのです。なんでまあ、コラーゲンを直でお肌に影響させたいなら、皮下注射するしかないんですよ。実際に皮下注射したとしても効果は一時的なもので、すぐに分解・吸収されちゃいますけども。
コラーゲン売り物にしてた人たちも、おそらくそれを知ったうえでやってたんでしょうね。
まあコラーゲンの摂取がまったくのムダというわけではないんですが、お肌っつーのは様々な栄養素の組み合わせによって作られるものですから、コラーゲンだけでいいお肌ができるというわけではないのですね。様々な栄養のバランスをトータルで考えないといけないということです。

コラーゲン・・・コラーゲンと言えば、コラアゲンはいごうまんはどうなった?