徳丸無明のブログ

雑文、マンガ、イラスト、その他

三幸製菓 ミニサラダ しお味

2021-08-20 23:07:24 | 
今日はせんべいではなくサラダです。




いくらでも食べられるあっさり塩味。でも一度にたくさん食べると舌がヒリヒリしてくるのは僕だけでしょうか。
現在の世界人口、約78億人。その増加傾向はいまだ衰え知らずで、2050年頃にはピークに達し、97億人になると見込まれています。そして、その頃には世界的な食糧不足が起きると危惧されています。
そんな危機を救うと言われているのが「昆虫食」。虫を食料にするということですね。日本では昆虫を食べなくなって久しいですが、もともとは身近な食糧だったんですよね。
食文化が豊かになったために、イナゴや蜂の子などの、ごく一部を除いて顧みられなくなっていましたが、人類の長い歴史の中では、昆虫は当たり前のように食べられてきた食材でした。たぶん見た目があんまりよろしくないから徐々に避けられるようになってたんじゃないですかね。
それが今、来るべき食糧不足に対する危機感や、SDGsのような環境意識の高まりから、昆虫食に注目が集まるようになってきたのです。最近じゃテレビで取り上げられるのも珍しくないですし、食用の昆虫あつかってるお店も増えてきましたよね。ミドリムシが加工食品の材料として重宝されるようになる、みたいなことも言われています。
今後、昆虫を食する機会は増えてくるとみて間違いないでしょう。ただ、僕は個人的に気になることがあるのです。
昆虫を食べたときに、多くの人は「海老みたい」という感想を口にしますよね。一度は聞いたことあるでしょ?
僕ね、海老が食べられないんですよ。アレルギーとかじゃないです。純粋に味がダメなんですよ。
種類にもよるでしょうけど、昆虫の多くが海老みたいな味だとすれば、僕がおいしく食べられる昆虫は限られていることになります。2050年には、僕の食生活はすごく貧しいものになってしまうかもしれないのです。それを思うと憂鬱でしてね。
ガマンして海老の味のする昆虫を食べるか。あるいは、食べられるものが昆虫だけになってしまえば、海老っぽい味をおいしいと感じるようになるのか。
ちなみに昆虫食の代表格はセミですが、セミって甲殻類の親戚みたいなものなんですってね。だから味が海老に似てるし、甲殻類アレルギーの人は食べないほうがいいらしいです。「タメになったねぇ~」(by.もう中学生)


ここで新型コロナウイルス関連身辺ニュース、および雑感。
17日、緊急事態宣言が13都府県に拡大されることが決定。福岡もその対象となり、本日20日から適用されました。期間は9月12日まで。福岡としては4度目の緊急事態宣言です。
飲食店の時短要請も図書館の臨時休館も当然延長でしょうね。うーん。

最近コロナのニュースで街頭の映像が流れるとき、ボカシがかかるようになりましたね。ゴールデンウイークに観光地の映像が流れるときもそうでしたけど、これって映像に映りこんだ人が「コロナ禍なのに何出歩いてんだ」って攻撃されないための配慮ですよね。だとすると、自粛警察みたいな人がまだいるということになります。
これはあくまで僕の肌感覚なんですけど、今の日本は、コロナに慣れきっちゃってあまり気にならなくなってる人と、長引くパンデミックによってストレスをためこんでる人とに二極分化されてて、後者が憂さ晴らしとして自粛警察的なことをやり続けてるんじゃないかと。いや、なんとなくですけどね。
今回のコロナのコーナー、だいぶ短めですね。次回にご期待ください。2回目のワクチン接種レポートをお届けできるはずです。

ギンビス アスパラガス

2021-08-13 22:25:35 | 
今日は野菜ではなくビスケットです。




世の中には「シブい食べ物」が星の数ほどありますが、お菓子の中で一番と言っていいほどのシブさを誇るのはこのアスパラガスなのではないでしょうか。けっこう固くて、塩味のきいたビスケット。ダウンタウンの浜ちゃんも好きだと言ってました。SINCE1968だそうです。
新商品が毎日星の数ほど発売される消費社会・日本。メーカーは発売に至るまでに試作と改良を繰り返しますので、どれも大体ある程度のクオリティを保っていますが、なかには「なんじゃこりゃ?」と叫びたくなるような商品もあったりします。
これはね、僕が10代の時の話でして、だから1990年代後半くらいですかね、コカコーラが「新感覚飲料」と銘打った飲み物を発売したことがあったんです。もう商品名は覚えてないんですけど、それはお茶とミネラルウォーターを5:5の割合でブレンドしたもので、反町隆史がCMやってました。
当時熊本に住んでたんですけど、熊本の下通りっていうアーケード街(熊本で一番賑やかな繁華街)で、その新感覚飲料のサンプルを配ってたんです。僕ももらって、飲んでみたんですよ。そしたらね・・・。
「何これ、ただの薄いお茶じゃねーか」
そう、お茶にミネラルウォーターを混ぜたら、ただ薄まるだけで、新しい感覚をもたらすことなどなかったのです。
コカコーラの社員も、当然味見をしたはずです。そして気づいたはずです。これは薄いお茶でしかないと。
しかし、その「新感覚飲料」は発売された。なぜでしょう。
なんか聞いた話ですけど、食品メーカーっていうのは、月にいくつとか、決まった数だけ新商品を出さなきゃいけない決まりがあるそうなんですね。んでそのノルマを達成するために、イマイチと思った商品でも販売することがあるのだそうです。
これは企業の経営努力としてやむを得ないことでもあり、日々新しいものを追い求めずにはいられない、資本主義社会に生きる我々の欲望の犠牲でもあるのでしょう。
皆さんは反町の新感覚飲料、ご存じですか。飲んだことあるって人います?商品名覚えてる方いらっしゃいましたら、教えてください。


ここで新型コロナウイルス関連身辺ニュース、および雑感。
行きつけの図書館が、福岡コロナ特別警報の発動に伴い、9日から31日まで臨時休館になりました。またですよ。これで3度目。もちろん延長の可能性もあり。また本買わないと・・・。

2日に政府が打ち出した、重症者以外は自宅療養を基本とする新たな方針。これに批判が集中し、5日には中等症も引き続き入院措置と、あっさり方針を修正しました。
この騒ぎ、一体なんだったのでしょう。
僕はこの一報を聞いたとき、医療現場が悲鳴を上げたのかと思いました。「もう病床が限界だ。これ以上コロナ患者は受け入れられない。ほかの病気の患者まで適切な医療を受けられなくなってしまう」と。実際急患のたらい回しが起きているそうですから。
だから、医師会のほうから極秘裏に要請があったんじゃないかと推測したんです。患者の受け入れ制限をしてくれと。そして、要請があったという事実をあえて伏せていたんじゃないかとも思ったのです。
それを公表すると、医師会が批判にさらされるからです。医師会が叩かれると、ただでさえ逼迫している業務が、さらに滞ってしまう。だから、医師会の要請ではなく、政府の決定ということにした。
つまり、政府が悪役を買って出た、ということです。僕はそのように推測しました。
厚労省アドバイザリーボードの脇田隆字座長も4日に、「すでに一般医療の制限が始まっているような状況」と話してましたので。3日に菅ちゃんが医師会の中川俊男会長と会談して、重症者を除いて自宅療養の方針に協力するよう要請しましたが、これは「政府主導の決定であると知らしめるための芝居」だと踏んでいたのです。
なので、「だとしたら菅ちゃんもたまにはやるじゃん」って思っていました。しかしすぐに方針を転換・・・。
ほんとになんだったんでしょうか。
ただ、実際に医療現場は逼迫してますし、遠からず限界に達するかもしれません。その時は本当に中等症も自宅療養になるでしょう。
今回のドタバタ、ひょっとしたら来るべき「その時」に備えて、ショックを少なくするための予行練習のようなものだったのかもしれません。