今回は手を汚さずに食べられるチョコレートの代表格、コアラのマーチです。
将棋の藤井聡太くん・・・、棋聖に続いて王位も獲得して今は藤井二冠&八段ですか。フィーバーっぷりがすごいですね。ファンもどんどん増えてますけど、僕の印象では藤井くんの母親世代のファンが多いように感じます。
藤井人気を眺めていて思い出すのが、プロゴルファーの石川遼くん。遼くんも、10年くらい前はすごく調子がよくて、「ハミカミ王子」なんて呼ばれて大人気でした。テレビニュースじゃ毎日のように遼くんの動向を報じてて、あまりに遼くん情報に接する機会が多かったため、僕は「もう遼くんの話題は勘弁してくれよ!」とうんざりしていたくらいです。それほど人気があったのですね。ゴルフは一年中どこかしらで試合を行っていると知ったのもこの時でした。
で、遼くんのファンも、彼の母親くらいの年齢の人が多かったんですね。いや、実際どの年代のファンが一番多かったのかはわかりませんが、目立っていたのは母親くらいの女性ファンで、遼くんを息子のように慕っていました。
遼くんの試合を観戦して回り、食べ物やら花やら、ありとあらゆるプレゼントを贈っていましてね。活躍してて賞金もたっぷり稼いでいる人に、贈り物まで集中する・・・。この、富めるものがますます裕福になっていく構図に、僕はいささか辟易していました。
いや、遼くんに対して何か思うところがあるわけじゃないですよ。別に嫌いということではないです。ただ、遼くんには贈り物はいらないんじゃないかなあとか、あまり稼いでないゴルファーにも少しは何か分けてあげたほうがいいんじゃないかなあとか、そんなことを考えてモヤモヤしていたのです。ええ、僕の偏見ですよ。
そんな当時の石川遼くんと、今の藤井聡太くんのもてはやされっぷりが、とてもよく似ている気がするんですね。彼らの母親ぐらいの年の女性ファンが目立つのも一緒。
遼くんの絶頂期にキャーキャー言ってた女性ファンは、今も彼を追いかけているのでしょうか。調子の低迷とともに離れていったのでしょうか。
藤井人気も同じようなルートをたどるのではないかという予感がします。今藤井くんに入れ込んでる女性ファンも、いつか藤井くんの勝率が落ち込んだ時に冷めるのではないか・・・。そういうファンって、結局強いのが好きなだけであって、本人のことが好きなわけではないのではないか・・・。なんてね。
にしても藤井くん、「自分のピークは25歳なんじゃないか」って公言してますけど、18歳の子がそんな予見をするって、ちょっと恐ろしさすら感じるというか、将棋の実力以上に早熟の天才っぷりを表しているエピソードだと思うんですけどね。
テレビ出演やCMの依頼が殺到しそうですけど、本人としては「25歳までは将棋一本で駆け抜ける」つもりでいるんじゃないでしょうか。「25がピーク」というのは、そういうことなんだと思います。
あと、「自分の子供が藤井聡太だったらなあ」なんてぬかしてる大人いますけど、張り倒してやりたいですね。天才じゃなかろうが社会的成功を収めていまいが、てめえの子供というだけで可愛いとは思えないのか?だいたいそれって、「藤井聡太と比べてうちの子はしょうもない」って言ってるのと同じことで、子供を傷つけてしまうかもしれないということがわからないのか?
ろくでもない大人が多いよまったく。
ここで新型コロナウイルス関連身辺ニュース、および雑感。
近所の、というほど近くではありませんが、わりと近くにあるレンタルDVD屋さんが最近閉店しました。僕が福岡に移住した2000年にはもうあったので、短くても20年は営業していたことになります。当初はまだDVDではなくビデオでした。
この店がコロナ禍のせいでつぶれたのかどうかはよくわかりません。もともとネットフリックスとかアマゾンプライムみたいな、手軽に動画観られるメディアがライバルとして台頭してましたから、そちらのほうが閉店の直接の原因とも考えられます。コロナによってそれらの動画配信サービスの需要が急増したことで、相対的にレンタル店の来客が減少した、ということなのかもしれません。レンタルDVDという業態自体がもう先細りしてて、消滅寸前の感があるので、なんとか残っててほしかったですけどね。
しかしレンタル店って会員証の期限が短いですよね。すぐに「期限切れてるから更新してくれ」って言われますもん。システム上しょうがないんでしょうけど、あれなんとかならないのかな、ってずっと思ってました。・・・ああ、結局こういう意見の人間がいるからつぶれちゃうのか・・・。