Kyoko AIHARA's Diary (Writer&Photographer) 相原恭子(作家&写真家)のブログ 

ヨーロッパ紀行、京都花街と着物、ビールとグルメなどをテーマに執筆、撮影、国内・海外での写真展や講演等。今日も良い日!

2011年6月23日(火) まだ書くことあったの?

2011-06-23 | 京都花街
新刊書を早くも見てくれた知人が、
「まだ(京都花街について)、書くことあったとは!?」
と、連絡をくれた。

彼は前から、今までの本、
特に「京都 舞妓と芸妓の奥座敷」「未知の京都」
京都花街もてなしの技術」で、私が
すべて書きつくし、これ以上書く事柄など
『ないに決まってる!』から、
『困るだろう?』と、皮肉に言っていたものだ。


書く事がなくなれば、それはそれで、仕方がないけれど、書く事は無尽蔵だ。

彼は、今までにも、
「舞妓さんのお道具帖」
「舞妓さん マナー集」
が出たら、
『何だ、まだ書くことあったのか???』と連絡をくれた。

そして今、また、
『何だ、まだ書くことあったのか???』と、同じ連絡をくれた。

たとえば、一人の人を撮影するにも、
アングルは無数にあるし、
その人の心のあり方も常に同じではないから
表情も常に異なる。
如何様にも、撮影できる。

ゆえに、
一つのことに対しても、様々な角度から、
書くことができると思う。

一つのことから人は(私は)様々なことを思いめぐらせ、考えあぐねるのだ。

色々な事が興味深い。
だから、こうして生きている事も、無尽蔵に興味深く、やっぱり、
そうしていられること自体、幸せなのではないだろうか。


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